鮎の俳句日記

その日の徒然を載せていきます

卯波

2012-06-23 20:23:20 | 句鑑賞 Ⅱ





         あるときは船より高き卯波かな




         鈴木真砂女





卯月にたつ波を卯波といいます、 ときには 大きな波になることもあります。



彼女は この波を人生にたとえて いるのでしょう。

人生においては 時には 自分には思いもよらない大きな波がきます。

それでも 私たちは 乗り越えて 人生を全うしていかねばなりません。


いつかは 穏やかな 波になることを祈って。










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2 コメント

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Unknown (to_shi_bo)
2012-06-23 21:08:27
こんばんは!

鈴木真砂女のこの句は好きな句なんです。
マネをしようと思っても出来ない毅然たる句ですね。
真砂女が開いていた小料理屋の「卯波」は立ち退きで
なくなって今は近くのビルの地下で確かお孫さんが引
き継いでおられるはず。その店の「卯波」という名前
はきっとこの句から付けられたんでしょうね。
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Unknown ()
2012-06-24 20:07:10
to_chi_boさん こんばんは

今日はこちらも夏らしく蒸し暑くなりました。真砂女さんは私もすきです。
「今上の今が幸せきぬかつぎ」

波乱の人生を歩いてきた人にしか言えない句かもとおもってます。

自分を詠えるように なりたいです。
難しく 照れてしまって なかなか 詠えません、努力はするつもりですが。
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