鮎の俳句日記

その日の徒然を載せていきます

2012-07-13 13:30:36 | 和歌に親しむ







          蓮葉のにごりに染まぬ心もてなにかは露を玉とあざむく





                僧正遍照



               古今和歌集  165





蓮は泥のにごった水の田に育っているが

その花はきれいで 少しもにごってなぞいない。

にごっていない 心をもっていながら

どうして 葉に置く露を
玉とみせかけて いるのだろうか。




きれいな 蓮の花が今年も見られるように
なりました。

今年はどこも 花のかずが 少ないように感じる
のですが まだはやいのかなぁー。

夏の聖花  蓮
花の浄土の満開の池
もうすぐ 蝶蜻蛉もみられるようになるでしょう。





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2 コメント

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Unknown (ハセドン)
2012-07-14 11:00:34
鮎さん こんにちは。

遍照と蓮の短歌は何か必然性があるような
気がします。
遍照の歌風は出家前と出家後とでは、
変化していると云われますが、
この歌は、物事を知的に捉えて
客観的に描き出しているという意味で、
前のような気もしますが分りません。
高貴な生まれの方のようですね。

九州の被害がますます甚大ですが、
心配です。
返信する
Unknown (笑子)
2012-07-14 16:43:30
蓮の花の季節になって
通勤の途中に蓮池があるので
だんだん花が増えていくのが楽しみでなりません
明日は、車で1時間ほどのところの蓮池に
遊覧船があるとおうので、行ってきます

遍照の歌の解説、勉強になりました
ありがとうございます
返信する