いつかどこかで♪

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新構造東京展

2018-03-03 23:08:58 | 展覧会
新国立美術館で開催されている「新構造東京展」に
尊敬するK氏の写真が展示されていると伺い、出かけて来ました。

新構造社は、固まった作風にとらわれない
自由な制作発表の場として
従来からの新構造の精神を継承し、

絵画、版画、彫刻、工芸、写真と5部門揃えた
総合展を開催されておられるそうです。

今回は、90回記念第6回新構造東京展という事で
各部門から200余点の作品が展示されていました。

どの作品も素晴らしく、見ごたえのある作品ばかりでした。

K氏の写真は絵画のようで、
どのようにしたら、あのような写真が撮れるのか。。。

鮮やかな夕日が、池に映り込み、
幻想的で、別世界に佇んでいるような
温かく、幸せな気持ちに 暫し包まれていました。

と、私は勝手に夕日と思いこみましたが、
「溶け出した池の氷に朝日が映えた朝焼け」だそうです。

そう言われてみれば、朝日に当たっている氷は赤く温かく溶け出し、
当たっていない部分は青白いままで、コントラストが素晴らしいです。

自然って、何て美しいのでしょうか?
この感動をカメラで切り取って、見せて下さり、有難うございました。


当日、K氏にはお会い出来ませんでしたが、
素敵な展覧会にお誘い頂き、有難うございました。



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金子みすゞ展

2011-02-07 18:32:45 | 展覧会

金子みすゞは、大正末期から昭和初期にかけて
すぐれた作品を残したまま、26歳でこの世を去った詩人です。
私は、20年前位にその存在を知り、すっかり虜になりました。

”みんなちがって、みんないい。”

今回のみすゞ展では、没後80年という事で、
新たに発見されたみすゞの少女時代の写真や、

遺稿が記されている手帳、みすゞが育った山口県長門市仙崎や、
暮した下関の様子が詳しく紹介されていました。

劇団若草の創始者である実弟であり
義理の弟でもある上山雅輔との書簡や、多くの詩を通して、
今までより深く、みすゞの詩を理解し、改めて感銘を受けました。


目の前の当たり前の風景を
こんなに深く愛おしく感じ取れるなんて!

この共感が多くの著名人が曲をつけたり、
詩を朗読したり、舞台化されたりするのだと思います。

共感した著名人が寄せた自筆のメッセージも、
心がこもっていて、それぞれ素晴らしく一見の価値ありです。

会場を回っていると、海の香りがして、
みすゞさんの暮した仙崎の海が、浮かんできました。

コメント (4)
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