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救急法を学ぶ

2012-07-27 22:41:33 | 学ぶ

昨日、福祉のグループで、赤十字奉仕団の方から、救急法を学びました。

具合が悪くなって、救急車を要請しても、
救急車の到着時間は、平均7分半との事です。

1分間に10%の救命率が下がるので、救急車が来るまでの間に
私達が出来る事は何か?
心停止から2分以内にAEDを施すと、80%助かるとの事で、
AEDの使い方も教えて頂きました。


倒れている人を発見したら、大きな声で「人が倒れています。」と傷病者を指さす。
周囲を観察し、2次事故の危険がない事を確認して、傷病者に近づく。

次に、大出血などの確認をして、軽く肩を叩き、顔を見ながら
耳元に声かけを3回して、意識の確認をする。

大きな声で協力者を要請し、119番通報と、AEDを要請する。
傷病者の胸部と腹部の動きを確認し、呼吸を確認する。

1分間で10%の救命率が下がるので、心肺蘇生を開始する。
傷病者の胸の真ん中に、片手の掌基部を置き、その上に他方の手を重ねる。

傷病者の胸が、5cm位沈み込む程度の圧迫を30回繰り返す。
マウスピースを持っている場合は、傷病者にマウスピースをつけて、
傷病者の頭を後方にそらして、あご先を引き上げ、
鼻をつまむように押さえて、約1秒かけて、大きく息を吹き込む。
これを2回連続して行う。

この胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を1サイクルとして、
AEDが到着するまで継続する。



AEDが到着したら、心肺蘇生の交代を依頼して、AEDの電源を入れる。
AEDの音声指示を聞いてから、心肺蘇生を中断することなく、
傷病者の前胸部の衣服を取り除く。

電極パッドを袋から取り出し、パッドの図を確認し、
電極パッドに示された図の位置に貼り付ける。
コネクターをAED本体に差し込む。

心電図解析の音声が流れ、心肺蘇生を中止し、傷病者から離れる。
誰も傷病者に触れていない事を確認しながら、ショックボタンを押す。

救急隊が到着するまで、この作業を続ける。
AEDには、心電図の解析他、人の声も入っているので、
治療に使う大事な情報源にもなるので、
救急隊が、傷病者と共に、AEDを持っていく事も多いとの事でした。

胸骨圧迫を続けていれば、脳の欠損を防ぐ事ができるとの事で、
救急車が来るまでの間の心肺蘇生の重要さを痛感しました。
また、声かけや勇気づけも、傷病者を助ける上で大事な事だそうです。

この講座の後、一緒に講習を受けた仲間が、
AEDの設置場所が掲載されているサイトを教えてくれました。
http://aedm.jp/

我が家から、3分以内の所に2ヶ所あり、
24時間常駐の場所(老人ホームとガソリンスタンド)なので、
ご近所さんと、ワンコ仲間に伝えました。

この企画をして下さったCさん、Mさん、
有休を取って駆けつけて下さった赤十字奉仕団の方々、
貴重な体験をさせて頂き、有難うございました。

カメラを忘れたので、写真はYさんからお借りしました。

皆様、有難うございました。



コメント (2)
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