舞踊家 木室陽一 きむろよういち おどるおどる

木室陽一の舞踊活動が、次第に明らかに。創作・舞台・即興。彼は何処に居て何処に向かうのか。現在、愛媛・中島にて島暮らし中!

春の夜のワーク

2010-04-16 18:13:30 | ワークショップ


4月も半ばというのに、冬着の寒さ。

お昼過ぎまでは冷たい雨。

ゆえに、傘を手に。



導かれる感覚をもとめて。

傘の重み、揺れ、振り回しても許される空気・広さ・狭さ。


寒くない場所で。



導かれるならば、
目にするものも手元の傘が決める。
時には、その傘が見ている。

惑う、その傘を受け止める私が、動きを生む。
持ち替える
滑らす
乗せる
置く
投げる
掴む

シンプルに、無駄なく、受けるように。



立てかけた傘が、ふ、と止まっている。そのシンプルさ。




そんな同士が向かい合い。
互いに渡しあう。
とある星の、夢の中のたたかいのようで、
寒さを忘れる。
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