ジャイロ・ツェペリ走法

ところで突然だがおまえさん

船に乗ったことはあるか？オレは乗ったことがある

知ってるか？帆船ってのは海の上で向かい風を帆に受けるほど

速くなるんだぜ

『向かい風』だぜ！

メキシコからの『向かい風』ってのは…………

愛馬が走るのを助けるためにあるんだ…………

初めっからな！



詳しくはジョジョの奇妙な冒険、第７部『スティール・ボール・ラン』の第２巻のほうを読めばわかります。鉄球を利用し、自分のマントを『帆』にして向かい風を制すわけです。これを日常に持ち込んでみましょう。

実験開始！通常無風状態で２０キロを基準とします。追い風状態になると普通に漕いで２５～３０程です。向かい風だと程度によりますが今回は頭にくるほどの向かい風を想定します。あの学校に行くときのような向かい風を…。ちなみに１０～１５キロ程度しか出ません。

今の時代マントなんてつけていれば変態あつかいなんで、シャツの上によくはおるものを利用して実験です。うん。さぁ…！向かい風バッチコイ！と気合いをいれたワケではありませんがとりあえず『帆』と同じ形状つくります。といっても服の両端をズボンの横らへんにチョイっと差し込むだけですが。

これで『帆』が完成です。前はもちろん開けます。周りからみてもこの程度なら気になりませんし気づきません。ただ学校の帰りＹシャツでやるとアホ丸出しなんで私服の場合に限りますが。

走りましょう。通常７キロほどスピードダウンする向かい風のなか１８キロもでています！加速すると２３キロまでスイスイでます。身体は向かい風を受けてるんですがありえない加速をします。自転車が進みます！

コレを利用した結果、向かい風で頭に来ながら進まない自転車を一瞬にして高速で抜き出すことが可能でした。これも『帆』のおかげです。

下手すれば無風状態より速く走ることも可能かもしれませんね、ってキツイですが。『帆』ですね、とにかく。

みなさんも気が向いたら試す価値があります、向かい風の中一気にストレスや疲労無く加速する快感はこれでないとできませんからね。ジョジョラーは義務ッ！