言葉ではわかるのですが具体的にどうしたらいいのか見当がつかないので、企業でヒット商品を数々生み出している梅澤伸嘉氏の『「アイディア」を「お金」に変える思考ノート』からヒントをもらうことにしました。
梅澤氏は「サンスタートニックシャンプー」や「カビキラー」などのヒット商品を数々生み出した方です。
この中に「幸福追求の10大基本ニーズ」というものがあります。
1、「心豊かな人生」
2、「認められる人生」
3、「自分を高める人生」
4、「愛されて生きる人生」
5、「元気な人生」
6、「自分らしい人生」
7、「楽しく、楽な人生」
8、「心ときめかせる感動の人生」
9、「快適な人生」
10、「仲良く、心温まる人生」
すべての文末に「を送りたい。」という一言が添えられます。
(梅澤先生は本当にスゴイ人)
これは誰もが心の奥底に持ち、一生追い求める普遍的なニーズだといいます。幸福追求の基本ニーズを満たす技術や能力の育成。
ここに「小さな大学」が生き残れる術が隠されているのではないでしょうか。
たとえば本学は「心ときめかせる感動の人生を送れるプログラムがあります」とか、「人に愛され、楽しく、楽な人生を送れる人材育成をします」とかです。
しかし、こうなると建学の理念との整合性がどうのこうの、大学は教育研究が目的だ、とかいう話がすぐに出てくるはずです。
(この手の筋論みたいな話が好きなのが大学というところです)
まあ、端的にいわせていただくと、この議論が出来る大学さんは、ずっと話し合ってください。
(大学がなくなるまでと言っても過言ではないでしょう)
とにかく「小さな大学」は、すべてのニーズと大学が持っている資産のマッチングを考えることです。
(これがなかなかできないから、楽しいのですが・・・)
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