一歩前へ

秋草誠のブログ
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年下の師匠のススメ

2018-12-04 12:00:40 | 学校

今月のFMICSの原稿に赤で加筆しました。

 勉強会や研修会などで多くの職員の方々と話をすると、「うちのトップは内部のことを知らない」とか「学生のことを考えていない」という話をよく耳にします。話をよく聞いてみると2代目、3代目の方々がトップに立つとそう言われているように感じます。そのトップの方が悪いわけでないのはよく知っていますが、教職員や学生に対する自分の思いを上手く教職員に伝えられていないのが一つの原因ではないかと感じます。そういったトップの方々に限って、定員が未達なのに外の仕事を多く抱えてしまう傾向にあると言えます。例えば、文部科学省、所属協会、地域の教育にかかわる仕事などの役員になってしまっている方が多いのです。
 

 その仕事が悪いわけではありませんが、教職員から見ると学校の仕事ではなく、外の仕事ばかりして、いい顔しているという不満が聞こえてくるのです。「定員割れを起こしているのに何を考えているのか」とか「学生たちの居場所作りを考えたいのに何もしてくれない」というような、不満がたまっているのです。この話に該当するトップの方を見て、その方々の心境を私なりに考えてみました。「自分はそんなに実力もないのにどうしよう」「こんなに大きな組織に立ってどのように運営すればいいのだろう」というのが、本音ではないかと思います。あくまでも私見なので、そうではないかもしれませんが、それはこの FMICS ということで、お許しください。
 
今回は当該する方からお叱りを受けそうなので、最初に書いておきました。
きっと言えるわけないと思いますが
小心な方が多いのも事実です。
その方々は、かなりの我儘もゴリ押しです。


 そういう方が、自分の中でバランスを保つためにする行動は、自らの言動で示すのではなくある権威を担いだほうが、組織のみんなが認めてくれるはずだという錯覚に陥っているように見えます。文部科学省の委員だとか、協会の役員だとかが自分のバランスを保つための唯一のカタチだと思っているように感じます。当然、その学校の教職員たちは、表では凄いですね~とゴマをすり、これが重なってくると本音で話してくれる辛口の人たちが疎ましくなってきます。ここまでくると、「裸の王様」の出来上がりです。その組織では、誰もが怖くて何も言えなくなります。挙句には学生のニーズも確かめずに、方向違いの学校運営が始まります。こうなるともうボロボロですね。学生募集がなぜ上手くいかないのかを内部のせいにして、何も提案しないまま民間の広報マンを採用したり担当者を変えたりという組織に変わっていきます。すでにここまでくると学校に対する愛着など薄れてきますので、自分の身の振り方だけを考えるようになります。イエスマンばかりを揃えて、外部の方に頼ってしまうという始末です。まあ、こうならないためにも他大学の教職員とネットワークを拡げて、年下の師匠を持つことをお勧めします。
 
多くの教職員は辟易していますがぁ

既に給与を貰える場所だと諦めている方も多いです。

仕事は楽だし

給与もいいし

こりゃ

黙っていた方がいいや!

学生のことなど

どうでもいいや!

という輩も多いですね。