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僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

ALL MY LOVING

2006-05-16 | Weblog
5月5日のブログに書いたんやけど、ビートルズ来日40周年のイベント出場に 応募してたのが一次予選(ビデオ審査)を通っちゃいました。
応募曲は「ALL MY LOVING」 夫婦二組で、アコギ2台と手拍子&コーラス だけでフォーク調にアレンジ。 誰もビートルズをこうは唄わんやろ、というところを狙ったのが当たったみたい。時は6月10日(土)。場所は、西武百貨店高槻の玄関前特設会場。
「変なビートルズ」を見てみたい、と思われる方がいらっしゃいましたら、是非足をお運びください。 時間等の詳細はまたこのブログでご案内します。

長野の時計

2006-05-15 | Weblog
今日は出張で長野県の佐久という所に来ています。大阪から東海道と上越新幹線を乗り継ぎ5時間あまり、りんごと桃の木がたくさんある静かな所です。そんな佐久で面白い話がふたつほどあったので今日はそれを書きたいと思います。

まず着いたホテルで。ここまでは小海線中込駅からタクシーで約5分。周りにはホント何もないところで、ちょっと見渡した感じではコンビニすらない。で、フロントの可愛いおねえさんに聞いてみた。「この近くにコンビニはありますか?」
するとその女性、とても快活なさわやかな笑顔で、「はい、歩いて20分程度の所にございます!」うーん、さすがこっちは距離感まで大阪とは違ってゆったりしてるぞと感心。その女性の話では、近くに食事する所もないということだったので、
仕方なくレンタカーを手配することに。レンタカー会社の方がホテルまで迎えに来てくれ、JR佐久平駅の近くの事務所まで連れて行ってくれる途中でその人が言ったひとことがまたいい。

「このあたりは新幹線の佐久平駅ができるまではホントに何もない所だったんですが、ほら、ご覧のように今はマンションだらけなんですよ」

俺はぐるっと周りを見渡してみた。あったあったよ、マンションがポツポツと2~3棟。
うーん、すごいぞ長野。すごいぞ佐久。パチンコ屋さんもあったけど、来ただけで儲けもんやと思えるとこはそうないで。

母の日に思う

2006-05-14 | Weblog
母の日にはカーネーション。バレンタインにはチョコレート。クリスマスには・・・ひなまつりには・・・
誰が決めたのかは知らんけど、こういう、記念日には○○を。というのは経済界からの仕掛けであることは誰もが知っていること。みすみすそのワナにかかってると知りながらも皆その○○を買う。それはやっぱり気持ちがやすらぐことやし、慶事やと考えているから。だから皆お金を惜しまへんし、最初にこういう仕掛けを考えた人はホンマに賢いなと思う。

その母の日に、次女から嫁に花束が届いた。日頃の感謝を綴った簡単なメッセージが添えてあるカーネーションの花束。この花束を贈るシステムは経済界の策略であっても、娘の気持ちは策略とは無縁。そのメッセージと花束を見てると、赤ちゃんだった頃から今までの娘の姿が急に蘇ってきて、娘の成長に目頭が熱くなった。皆、子供は小さい頃が可愛いというけれど、俺は、子供は大きくなればなるほどかわいいと思う。だって、辛いことも楽しいことも一緒に過ごしてきた時間は小さい頃にはないもん。そんな母の日を過ごしていたところに、でかけていたその娘が帰ってきた。で、自分が送った花束を見るなり一言。「これ頼んだのとちゃう」子供が母親に感謝の気持ちを込めて贈ったのに頼んでいたものと違う花束が届いている。

こういう仕掛けを考えた人は(事業家として)素晴らしいと思う。でも、毎年当たり前のように花が売れる花屋さんは、その仕掛けの力に頼っているだけで、本来、“人の気持ちを届けている”ということを全く意識してないんとちゃうやろか。経済界の仕掛けの目的は、当然金儲けで、それに携わる人は全てプロであるはず。
その間違った花屋の方よ、プロの仕事とはどういうものか、経済の母にでも教えてもらったらどうですか。

そろそろ沈むか太陽

2006-05-13 | Weblog
JALがスポンサーになっている上戸彩主演のドラマがあるねんね。
いつだったかチラっと見てんけど、このドラマ、度重なる失態からのイメージ回復が目的ですという、JALの策略がミエミエ。ものの5分ほど見てバカバカしくなって見るのをやめた。そんなくだらないドラマを作る金があるなら、社内の労働条件改善に充てればいいものを、とことん腐ってるな、JALは。なのでそんな番組はもう見ないし、JALにも乗りたくはないと思ってる。それでもJALしか飛んでいないローカルな空港に行くときには利用せざるを得ない。俺達はいくら腹を立てても、独占企業の“おごり”にさえ勝てない。それが腹立ちにまた輪をかける。

腹を立てているとまた他にも腹の立つことが起こるから不思議なもの。やっぱり仕事でも腹の立つことがあって、比較的気分が安定してる俺が、ひさしぶりに憤懣やる方がない感じ。こんな気分を払拭するには、自分の努力よりもなんか降って沸
いてきたようなラッキーが、一番効果がある。

そんな訳でJALさん、「上戸彩といくJAL空の旅にご招待!」なんて企画作ってもらえませんかね。迷わず応募しますんで。はい。

無心なんて認めない

2006-05-12 | Weblog
「無心の勝利」なんてのはどうなのかね。俺は「意識して狙っての勝利」にこそ価値があると思うねんけどな。
「どうやったら勝てるか」をとことん考え、作戦を立てて、絶対に勝ってやると心に誓う。でもやっぱり、期待に押しつぶされそうになる。緊張で心臓が破れそうになる。その中で勝つ。
つまり全ての不安をはっきり意識し、それに打ち勝つ方法と型を覚えること。そうすれば、もし負けても自分が勝てなかった理由がはっきりする。それでこそ、勝利が自分の敷石になるやないのかね。

無心であれ、勝利は勝利。勝利がもたらす効果は間違いなくある、という話にもうなずけるけど、それは結局“結果オーライ”で、勝ち方は覚えられへんと思うねんな。

この話、ほとんど結果オーライでやってきた俺がいうねんから間違いないぞよ。

デッドスペースの利用法

2006-05-11 | Weblog
狭い日本、家にしてもオフィスにしても乗り物にしてもデッドスペースを有効利用することは、とても大切やと思うし、うまく利用しているのを見ると感心する。
またこんなこと言うと、話作ってるんとちゃうか?と疑われるかもしれんけど、またまたいましたそのデッドスペースを有効利用するすごい人が阪急電車京都線に。
電車のデッドスペースといわれてもすぐ思い浮かばんかも分からんけど、聞くとなるほどと思うのが、網棚と座席に座った人の頭の間のスペース。
網棚の上は当然物置として利用する訳やけど、いわばこの網棚の“下”を使おうとはなかなか思わんし、使い方も分からへんし、通常は使う必要がある人もおらんやろう。
ところがやっぱり阪急京都線のユーザーの考えることは一味も二味も違うわな。
なんとこのスペースを“傘かけ”として使っている人がいたのだ!網棚の下に傘の取手を引っ掛けて、自分の頭の少し左前くらいに傘の本体部分がくるようにセット。雨水が垂れないようにスーパーなんかでよく配ってる傘に被せるビニール袋をつけて。
雨の日電車に座ると、傘の置き場所に困ることが多い。でも、これなら誰にも迷惑をかけずに、置き場所を確保し、しかも目の前にぶら下がっているので、降りるときに傘を忘れてしまうこともない。俺が自慢することやないけど、どうよ大阪人!どうよ阪急京都線!すごいでしょ?

でもこのお方に限らず、好奇の目を遮る傘をうまく使えない人が多いのもまた阪急京都線なのよね。

一流のボケ

2006-05-10 | Weblog
何度も言ってるけど、ほんとに電車の中は面白い人の宝庫。今日もなんとも面白いおばちゃんを見た。
俺は今日出張で、帰りは地下鉄堺筋線天下茶屋駅から高槻市ゆきの電車に乗車。そこにそのおばちゃんは乗ってきた。
おばちゃんは、俺の向かいの椅子に腰掛けると同時に、隣に座ってるまた別のおばちゃんに、「この電車って動物園前止まります?」と聞いた。となりのおばちゃんは親切に「はい次の駅ですよ」と答え、聞いたおばちゃんも「はいありがとう」とお礼を言っていた。発車まで時間があったので、俺はそのまま眠りに落ちてしまい、目が覚めたらそこは天六。
で、ふと向かいの席を見るといるのよ、その動物園前に止まるかを確認してたおばちゃんが。動物園前はとっくに過ぎてるのに。見間違いかと思ったけど間違いない。座ってる位置も服装もそのおばちゃん。おばちゃん、何してるん?

最終的にそのおばちゃんは淡路で降りた。乗り過ごしてしまった、という焦りの色は全くなく、目的地に着いたので降りる、といった落ち着いた感じ。そやし、“動物園前”は、俺の聞き間違いかと思ったりもしたけど、さすがに勘違いの多い俺でも淡路と動物園前は聞き間違えへん。だって尋ねられたおばちゃんも次の駅ですよ、と答えてた訳やし。そうすると、そのおばちゃんは何のために動物園前に止まりますか?と聞いたんやろ?

天下茶屋駅は始発駅であり、終着駅でもあるので、ここから発車する電車は天六方面への一方方向にしか走らない。また、その天六までは各駅停車しかない。ということで、この電車に乗れば、次駅の動物園前駅には必ず止まるわけ。毎日、もしくはそれに近い頻度でこの路線を利用してる人であれば、動物園前に止まることは絶対に分かっているはずやから、そんなことを聞くはずがない。そうすると、このおばちゃんはこの路線を利用するのは初めてに近いはず。

じゃあ、最終的に淡路で降りた訳やから「淡路に止まりますか?」と聞きたかったけど、それを動物園前と言い間違えたのか?いやいやそれもありえへんやろ。語呂も全然ちゃうし。“総持寺”くらいなら分からんでもないけど。となると、おばちゃんは“降りるため”以外の目的で、動物園前に止まるかどうかを確認したとしか考えられない。だとすると、どんな目的で?

おばちゃんを使った新手のテロ計画?近々おばちゃんによる動物園ジャックが?確かにライオンも大阪のおばちゃんにはかなわんし。
それとも何かの呪文か?この言葉を聞いた人は動物園前で降りなければ不幸になるのか?聞いてしまった俺はどうなるのよ。一夫多妻が可能になる呪文の方を聞くならまだしも。
いや待て、政治的策略かも。動物園前辺りの開発計画が水面下で進んでて、それに絡む業者が地価を引き上げるためにおばちゃんを使って“動物園前”を刷り込む作戦。そうやとするとこれはすごい作戦やで。安上がりやし、確かに俺は、今日を境に動物園前という地名を必要以上に意識するようになったもん。

まぁ、真実は闇の中やけど、“止まるかと確認した駅で降りなかったという一流のボケ”というのが、大阪のおばちゃんには一番有力な説やろね。

真贋

2006-05-09 | Weblog
駅前に新しいラーメン屋さんがオープンしてそろそろ半年以上過ぎた。
俺は、ラーメンに目がなくて、新しい店ができたら、必ずというほど行ってみるのよね。この店も例にもれず行ってみたんやけど、感想は“半年もたずに潰れる”やってんな。それが未だに潰れずにあるなんて、俺のラーメン眼?も曇ってきたのかなぁ、と悩んでいる今日この頃。
何で潰れると思ったかというと、その店の“目玉”であるらしいラーメンにくっついてくるノベルティーのくだらなさ。まぁ、味も大したことないんやけどね。
どんなんかというと、そこの名物であるいわゆる激辛ラーメンを15分以内に完食(当然スープも)すると、記念写真を撮って店内に飾ってくれる、というもの。
え?記念写真だけ?店内に飾る?タダになるとか、記念品くれるとか、そんなんやなくて記念写真だけなん?大体が辛口ラーメン食べたくらいで、タダになったところで、そないに嬉しくもないのに、記念写真だけて、アンタ。第一そんなもん店に飾られたら思い切り 恥ずかしいやんか。 小学生でも喜ばんようなあまりのバカバカしさに店員さんにもう一度聞いてみた。
「本当に写真を撮るだけなの?」すると店員さん、「そうです!是非挑戦なさってください!」と、そりゃあこんないいことがあるのに挑戦せんテはないでしょ?みたいな言い方。その日はヨメさんと一緒やったんやけど、二人で顔を見合わせ
て呆れてしもた。でもまぁとにかく店に入った訳やし、俺は自称日本で5本の指に入る辛いもの好きなので、とりあえず、その激辛ラーメンを食べてみることに。
まぁ、この先は当たり前の話やねんけど、俺はそのラーメンをものの5分もかけずに平らげた。たいして辛くもなかったし。言い忘れてたけど、俺は早食いでも、関西学生チャンピォンを破ったことのある実力者なのよねん。するとさっきの店員さんが目を丸くして、えー!?ホントに?すごい!おめでとうございますー!と、寄ってきて、では記念写真をお撮りしまーす!ときた。
あのね、だからそんなものいらないし、嫁さんはまだ食べてるんやから静かにしてくれへんかなーなんてことを言いながら、もううんざりしてた。で、嫁さんが食べ終わった時に店員さんの最後のひと押しが。せっかくですからお写真を。店のあそこに飾らせていただきますから・・・もうどうにもあきれ果てて、とにかく勘定をして店を出た。というのがこのラーメン店での出来事。

ね?もう二十歳を過ぎた店員さんがそんなことを言うてるような店、どう考えても流行る訳がないでしょ?なのに潰れないのよ。なんでか気になるねんなぁ。当然その店にはそれ以来一度も入ってないんやけどひょっとしたら店の中は激辛を15分で食べた人の写真だらけなんちゃうやろか?誰か見てきてくれへんかなぁ。

おやじよ

2006-05-08 | Weblog
命の恩人やからといって愛せる訳やないし、殺人鬼さえ愛してしまう人もいる。
理屈で片付けられへん問題は数あれど、やっぱり男女の関係はその横綱。
ちゅーことはやね、俺とエビちゃんが○○関係になるってなこともありえんねんで!
もう亡くなったおやじもよくこう言うてたわ。「世の中に“絶対不可能”ということはない」って。
でもおやじよ、いまさらやけど、それ嘘やと思うで。

エネルギー危機

2006-05-07 | Weblog
原油が値上がりしてガソリン代がまた上がるらしいね。ウチは燃費が5km/L、しかもハイオクという車に乗っているのでこれはなんとも強烈なパンチ。幸い土日以外はほとんど乗ることがないのでこれがせめてもの救いなんやけど。
しかし、これだけ科学技術が発達しても石油に代わる代替エネルギーってなかなかないもんやねんね。原子力は危険が大きいし、太陽やガスを使ったエネルギーってのは未だに人類の需要を満たすほどは生み出せない。
でも、なかなか生み出せないからこそ、それを研究しようという人のエネルギーは途絶えることなく生み出されてる訳で。
そう考えると当たり前の話やけど、俺達は絶対に満足なんかすることはないはずやし、もし満足したらそこで終わり。
うーん、そう言われても満足したいぞ。人に代替エネルギーはないものかね。

愛国心

2006-05-06 | Weblog
あのエジプトのスフィンクスやピラミッドの風化が進んでいる。なんでもその原因は観光を重視した街づくりにあったらしい。
ピラミッドやスフィンクスに出来る限り近い所にホテル等を建て続けたため、地下水の流れや風の流れ、その他さまざまな自然環境が変わり、塩分を含んだ風や水が増えて、ピラミッドやスフィンクスを侵食していたのだ。

世界遺産のピラミッドでさえこのザマ。なんでも金儲けが最優先。でもエジプトが偉いのは、徐々にこの街を後退させて、侵食の原因を取り除く方向で計画を進めてるらしいこと。金より文化を守ることの大切さに気が付いて、それを実行に移す健全さはさすが世界の宝を守ってきただけのことはある。

かたや日本。
金儲けの絡まない社会活動なんて100%皆無。まさに地獄の沙汰もなんとやら。そんな社会やから金目的に親まで殺める子供がでてくる。
そんな国で今問題になっているのが「愛国心」を教科書に載せるか否かやて。「金が全てです」と教えといて、アホも休み休み言えっちゅねん。「愛金心」の問題を片付けるのが先やろに。

ビートルズ来日40周年

2006-05-05 | Weblog
スーパー親父バンドフェスティバルなるものがあって、ちょいと応募してみようかなと思い、応募内容を見たらビートルズ来日40周年にちなんで応募曲はビートルズの曲に限ると書いてあった。
そこで思った。すごいよなぁ、ビートルズ。40年以上たっても古びるどころかいまだに新しいサウンド。コピーバンドは後を絶たず、ビートルズ専門のライブハウスも数多い。おそらくこの先100年、200年経ってもずっと語り継がれ唄い継がれることやろう。
時代を動かし、歴史に名を残す人に共通しているのは、「他の誰もしていなかったことをした」ということ。ノーベル賞の受賞者にユダヤ人が多いのは子供の頃から「人と異なれ」と教えられているからだとも言われている。
でも、異なりすぎていると理解不能だし、日常に近すぎると面白くないから、そのあたりのバランス感覚が「才能」と呼ばれる部分なんやろね。
ということで、夫婦2組アコギ2台で、フォーク調ビートルズってので応募しようと思ってるんやけど、どないやろか・・・

大好きな言葉

2006-05-04 | Weblog
「楽観は意思、悲観は情緒」

誰の言葉かは知らんけど、ホンマに共感するなぁ。

楽観的な人というのは苦労もせずのんびりしてて、なんか鈍い人みたいに捉えてる人が多いけど、実は楽観はものすごく積極的な行為なのよ。
そやから、楽観的な人は、本当にのんびりできるようになるまで、のんびりする間もなく頑張ってきてる訳やね。

と、いうことは、ゴールデンウィークはとにかくのんびり、と考えている俺にのんびりしてる間はないということか。

それぞれの宝物

2006-05-03 | Weblog
例年、ゴールデンウィークは友達家族とバーベキューをする。今年は本日5月3日。
朝は少し肌寒く、昼間はちょうどいいくらいの気温で快晴。絶好のバーベキュー日和になった。数えてみたら、メンバーの増減はあるものの今年でもう18年目。参加家族は多いときで10家族近く、子供を入れると総勢30~40名にもなり、今年は予定が合う家族が少なかったにも拘わらずそれでも4家族16名の参加になった。
お馴染みの顔ぶれやけど、一年に一度、この日しか会えない友達もいる。そんな久しぶりの友達も、ちょこちょこと顔を合わす友達も、ここに集まると毎年それぞれになにかその家族にしかない宝物を持ってきてくれる。

まずはK家。上は大学生から下は4歳の5人の子供がいる7人家族。そのうち参加してくれたのは下から3人の子供と夫婦の5人。彼らは、日本の少子化問題を橋元弁護士一家と共に解決しようとしている見上げた家族でその子供の数だけでも表彰モノ。そんな彼らの持ってきてくれた宝物は、「計算上達法」。なんといっても7人いる訳やから、ケーキを分けるにしても、買い物をするにしても、頭数で割るということが必要になってくる。その必要から、彼らの家族は6と7の段の割り算が得意になったらしいのよ!これこそ大家族ならではの宝物やわなぁ。

次にY家。ここは上は中2から下は小2までの3人の子供がいる5人家族。彼らの宝物は、その中2になった女の子の「笑顔」。単に笑うと可愛いとかそういうことではなく、グレープフルーツを食べるときの笑顔。最近その年頃の女の子の笑いは、地べたに座り込んでるところか、ゲームセンター付近での近くでしか見たことがなかっただけに、フルーツのそばのものすごく健全な笑いというのは心にしみた。人は食べないと生きていけない。食べることの幸せをちゃんと感じているだけで宝物やと思う。

次はO家。ここは、上は大学生下は高校2年の男の子二人がいるが、今年夫婦二人だけの参加。子供達が成長すれば、親と一緒に行動することが減ってくるのは当たり前やから、その成長だけでも宝物やけど、それよりも夫婦二人だけで参加できる夫婦仲を保っているということが素晴らしい宝物。それにO家はウチと共に初回のバーベキューから18年間一度も欠かすことなく参加してくれている。これは幹事家族であるウチにとっては、ホントにありがたいことやなと思う。

最後にウチ。今年のウチは次女とその友達がきて、4人での参加。自分が誰にどんな宝物を見せられたのかは分からんけど、もし、他の家族がみんなこの行事を心待ちにしてくれているのなら、それがウチの持っていけた宝物になるのかな。

とにかく、この先も体力が続くかぎりこの行事は続けていきたいと思う。孫を連れてのバーベキュー大会なんてのが現実になったら、みんなが持ってくる宝物は「骨董品」になるのかね。

欲望の力

2006-05-02 | Weblog
ブッシュ大統領が拉致問題で動き始めた。
何十年間も頑張ってこられた拉致家族の方には待ち望んだ瞬間やったことやろう。
ブッシュさんには支持率低下という背景があり、拉致問題が人気回復の格好のネタやったことはみえみえやけど、こういう時には動機なんてどうでもよくて、事態が解決に向かえばそれでいい。というか、こういう時でなくても、目的を達成さえすれば、動機なんてどうでもええんとちゃうかな。
たとえば、医者になりたいと思ってる人の、「大切な人の命を助けたいから」という純粋な動機は、まず金の問題に直面する。その後も、ハードな小児科や産婦人科は嫌だの、なるなら、ミスしても患者が死亡することのない歯医者がいいだの、と様々な現実の“純粋な”問題に洗われて、動機は皮が剥がれ、どんどん不純と呼ばれるようになる。
結局、純だろうが不純だろうが、刹那的な動機は、継続的な「欲望」のスタート用ロケットにすぎん。欲望がスタートしてしまえば動機というロケットは切り離す訳やから用はない。目的地に着くまで、あとは欲望を飛ばし続ける燃料さえあればええ訳や。
ということでブッシュさんには是非拉致問題という燃料で目的地まで行ってほしいもんやね。
そう考えると、ブッシュさんの、あのそっくりさんとの寸劇、評判が気になるな。もし、人気が回復でもして、燃料いらんようになったら困るやんか。