始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

WBS 6月24日放送のメモ (トレたま「詰め替え用をそのまま使えます」)

2008-06-25 20:29:09 | WBS

     詰め替え用を活用する便利グッズ

詰め替え用シャンプーなどは、パウチ状のパッケージから専用のボトルに詰め替えて使うが、入れ替えに時間や手間が結構かかるもの。

では、詰め替え用のパッケージのまま使えないか、そんな発想を実現した便利グッズが開発された。
切り口の反対側の角にフックを取り付け、切り口には注ぎ口パーツを取り付ける。この注ぎ口にあるポンプ状の部分をつまむことによって中身が出てくる。

パウチホルダー“詰め替えパックそのまま”という商品名で、シャワーフックに取り付ける専用のラックも同時に9月に発売される予定。

この商品、ポンプ状の部分に発売する会社の独自ノウハウが応用されている。

実は、商品を開発した東京、大田区の「(株)三輝」は、ガス爆発防止用の「安全器具」メーカーで、応用されたのは工場で使われるガスの逆流を防ぐ技術だ。
その技術によって中身が外気に触れないため衛生的で最後まで使えるという。

同社は、安全器具で国内シェア6割のトップメーカーだが、最近の原料高に危機感を高め、新たな業態開発を進めた。

ホルダー、フック、ポンプのセットで1000円前後になる見込みだ。




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WBS 6月24日放送のメモ (タスポ導入で広がる波紋)

2008-06-25 12:26:44 | WBS

     タバコは自販機から店内販売へ

タバコ自動販売機で成人かどうか識別する“タスポ”の導入、7月完全実施となる前に、思わぬ波紋が広がっている。

未成年者の喫煙をさせないために導入されたタスポは、全国で順次スタート、7月1日から始まる首都圏を最後に完全実施される。

しかし、このカード、利用者にとって不便なことから普及がかなり遅れていて喫煙人口の約22%(日本たばこ協会)と伸び悩んでいる。
タスポ導入を機にタバコを止める人や、顔写真が必要なことなどからカードを作る人が少ないようだ。

このことから、自販機での販売は確実に減る傾向にあり、店内の展示販売に力を入れざるを得なくなったタバコ専門店もある。対面販売なら成人識別が可能とされ、タスポはいらないからだ。

同様の理由でタスポ導入特需となっているのがコンビニエンスストアーだ。

タスポのいらない店頭販売の便利さで自販機から客が流れ、タスポを先行導入した地域ではコンビニでのタバコの売上が2倍にもなっている。
5月のコンビニ売り上げが3ヶ月ぶりに前年を上回ることになった要因となったようだ。

一方、自販機メーカーも自販機離れを食い止める対抗策を考えた。

京都にある自販機メーカー「フジタカ」は、顔認証技術を導入、目や口の位置で購入者が成人かどうか見分ける自販機を開発した。
価格は既存の機械より3割高いが、これなら対面販売同様タスポはいらないため、既に4000台を納品している。

ただ、財務省は成人認証にタスポと免許証以外は認めていないので、顔認証については今のところグレーゾーンといえる。


しかし、対面販売なら認証カードがいらないというのも変な制度です。
成人=20歳という区切りに対して、自販機はこれを機械的に決める厳密さと、対面販売では、販売員の判断に任せるという曖昧さはどうしても矛盾するのではないでしょうか。




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