真珠職人

女性をきれいにするパールの魔法
真珠を身につけると、自ずと背筋が伸びて清々しくなる瞬間が大好きです。

世界一の真珠をめざして~真珠職人~

2008年11月21日 19時29分55秒 | Weblog

白蝶真珠を育てる主人(真珠職人)の目標でもある
「世界一の真珠」

それは、世界で一番大きく、美しい真珠であること。

この世界中のどこかで今も、育てられているかも知れませんが
今日は、16.20mm.の最高品質パールをご紹介させていただきます。(*^_^*)

「これが真珠?!」と思わず叫びたくなる迫力と貫禄の光輝(てり)。

私も、この大きさで、この美しさは初めてでした。



そうです。ご存知の方もお見えでしょうが…。

真珠職人のホームページ ~稀少真珠~にアップされている
真珠科学研究所の最高品質を取得した白蝶真珠「白蝶・ヴィーナス」です。

隣にあるのは、12.0mm.の白蝶「クイーン」

たった4mm.の差ですが、真珠にすればかなり大きな違いになりますね。
指輪にすれば、すごい迫力になりそうです。

これほどのクオリティを保持する真珠は
どれもこれも、見れば見るほど、
吸い込まれそうな魅力が秘められ、実に神秘的です。

まるで、こちらまで魔法をかけられたようです。

テカテカと、ただ照らされた真珠と違い
珠の奥底から湧き上がるような輝きと
包み込むような優しさを秘めた最高級の真珠。

この珠を手にできる方は、世界にただ一人です。


この色…不思議!!

2008年11月16日 20時53分46秒 | Weblog

捕れたてのアオリイカをいただきました。

さっき海からあげてきたばかりのせいか
すごくきれいな色です。



胴体のあちこちがブルーに光っていました。
でも、どうしてこんな色が出るんでしょう。

目には、アイシャドウを入れているみたい。



次男が、不思議な顔でイカをなめるように見ています。
でも、最後には、突き出しましたが…

イカもおしゃれするんですね。





2000年前のイヤリング

2008年11月11日 10時34分25秒 | Weblog

2000年前と聞くと、そんな昔から真珠があったの?!
と、不思議に思う人もあると思いますが、
真珠採取の歴史は、約4000年前まで遡ります。

当時、ペルシャ湾 バーレーン島がその中心で
真珠採取が産業として栄えた時期もありました。

古代のペルシャでは、真珠は海に落ちた雨のしずくを
海の表面に出てきた真珠貝が口を開けて受け止めることによって
作られるのだと信じられていたとか…。

その他にも、女王様の悲しみが人魚の涙となって美しい光を放った。
とも言われています。

雨のしずくや人魚の涙、

海底の闇の静けさや古代の女王の華やかさではかない人生、
あるいは真珠採りの海人たちの過酷な労働…

この真珠は全てを知り、包み込んでいるのでしょう。
そして、この時代まで強く光り輝くいているという事実。



まさに「宝石の女王」です。



 


トロピカル・ブルー

2008年11月10日 16時13分03秒 | Weblog

久しぶりに真珠のお話です。

白蝶真珠には、ホワイト系、ゴールド系、クリーム系、ピンク系と
様々な色味がありますが、
今回、ご紹介するのは、
白蝶真珠の中でも大変、珍しいブルー系の白蝶真珠です。

ゴールド系やクリーム系の色味と違い、
ブルー系の真珠は、挿核手術時の細胞片の影響を受けることなく
真珠層を形成する際、真珠内部に何らかの異物が巻き込まれていくと
その異物が、ブルー系の発色原因物質になり
このような色味を映します。

真珠鑑別において高い専門性を誇る「真珠科学研究所」では、
ブルー系白蝶真珠の最高品質を「トロピカル・ブルー」と呼んでいます。

今回は、その最高品質パール
「トロピカル・ブルー」をリングに仕上げました。



ブルーのボディカラーにピンクの干渉色を艶やかに映し、
光を受けるたびに煌く、高貴な色合いは
まるで、白蝶真珠のプリンス!!

ずっと、眺めていたくなる、そんな神秘的な色味に
うっとりしながら勝手に「プラチナブルー」と
別の呼び名を考えていました。



何だか白蝶真珠の王子様と呼びたくなる
そんな神秘的な色味です。

Yahooオークションにも出品しましたので
ぜひ、ご覧ください。