春日部不動産日記

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今日も一日きみを見てた

2016-05-08 11:53:32 | 文化系
図書館で出あった、『今日も一日きみを見てた』。
著者は、作家の角田光代氏。
氏の愛猫、トトとの生活が綴られているエッセイです。

最初から数ページ読んだだけで、
「これは、私が持つべき本だ!」
と勝手に決めつけてしまうほど、のめり込んでしまいました。

この本を求めて、いくつかの書店を巡ってさがし回った結果、
やっと手に入れることができました。

なぜ、そんなにこの本が気に入ったのか?
それは、筆者である角田氏のねこに対する考え方や、
ねことのくらしで生ずるさまざまなことに対する姿勢に、
激しく共感したからです。

トトと我が愛猫の性格は、
「本当に同じいきものなのか?」
と、疑いたくなるほどの相違があるのですが…

まことに個人的な点ではございますが、
タイトルに使用されている、ねこに対する二人称が、
「あなた」でも「おまえ」でも、はたまた「君」ですらなく、
「きみ」であるところも私のツボであったことを、
ここに付け加えておきます。


ホリエ

塩まくら

2016-05-03 10:29:44 | 日記
塩枕をご存知ですか?
読んで字の如く、塩が入っている枕です。

塩は熱を取る性質があるそうで、枕として使用することによって、
東洋医学の基本である頭寒足熱状態になるとのこと。
血行が良くなるため、肩こり・不眠症・頭痛の改善や、
血圧の正常化、疲労回復の効果など、いいことずくめのもよう。

塩枕は通常の枕よりも薄く小さいため、
ふだん使っている枕の、ちょうど首のあたりに置いて使います。

肩こりと頭痛が少しでもよくなるといいな、という期待を込めて…

そして、使い始めて一週間ほどが経過した頃、あることに気がつきました。

私は幼少のころから寝つきも寝起きも悪く、
毎晩欠かさず色鮮やかな恐ろしい悪夢を見るため、
お昼寝も含めた、睡眠全般が苦痛でした。

それが、塩枕を使った約一週間のうち、
こわい夢を見てガバッ!と起き上がったのは、
なんと、一回だけ。
一晩に何度も恐怖で目が覚めるときがあったことを考えると、奇跡です!!

肝心の肩こりと頭痛に関してはまだよくわからないのですが、
それ以上の、すばらしい働きをしてくださっているのであります。

なんとも、まことにありがたいことです。
これからも愛用します。
同じようなお悩みをお持ちの方、ぜひお試しあれ。

枕の下に鏡を置く、などのさまざまな悪夢封じの術(?)を試していた日々よ、
さようなら。


ホリエ