小柄なピリスさんは手も小さいといいます。
「私のピアノの指使いは、手の小さい私専用で、楽譜に書いてある指使いとは違うの。」
keroが使っているグリーグ「ホルベアの時代から」の楽譜は、2008年の某テレビ”スーパーレッスン”ピリスさんのワークショップ時のもの。
確かに小さい手に優しい指使いになっているようです。手の大きい人なら片手で弾けるアルペジオを両手にするなど、細かい工夫が見られます。
それでも私の手ではうまく届かない所があって、ピリスさんはこれが届くのか~と彼女の手を体感しているようで面白い。
「結構な努力をして(腕、指の横の移動、ペダルの使い方など)ここに至っているのよ。」
「私はラフマニノフの曲が大好きで、本当に心から弾きたいと思っているのだけど無理なのよね。」
そんな彼女の小さな手があれだけの大曲を弾きこなすとは…驚愕です!
学ぶところ沢山ありそう。希望の星ですね(*^。^*)
いや、やっぱり天才なんだわ…。
Beethoven: Piano sonata no. 17 in D minor - The tempest | Maria João Pires
確かに手が小さいんだけど、特に第三楽章のオクターブ連打と移動の嵐…。
凄いな…。
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