私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

ホールのピアノに慣れるつもりで。

2018-06-10 17:06:59 | ピアノ
先日、調律師さんに来ていただきました。
調律の後、舞台の練習にベートーヴェンを聴いていただきました。
弾き始めてすぐに、調律師さんの椅子の位置を間違えたと思いました。
至近距離の真横…、後ろにしとけば良かった~。緊張感が倍増?顔が真っ赤になった。
これもまた、良い練習だったです。

演奏後に感想をお聞きすると…。
防音装置を取り付けた響きを抑えたピアノでいつも練習しているので、ダイナミックレンジというのが足りないと指摘を受けました。
ようするに音の強弱の幅が足りないのだそうです。
ということで、ピアノの手前の蓋を開けて弾いてみました。
冒頭のPの第一音…いつも通りに弾いたら、音の大きさに「うわっ!」って思わず声が出た。
まず、力の加減が分からない、耳が慣れていないことに気付く(゚д゚)!
変な音、音量に聴こえてしまう。「大丈夫なんですか?」
調律師さんにとっては普通の音らしく「全然、問題ないです。」

このアドバイスを受けて、時々、前の蓋を開けて練習をすることにしました。
といっても、苦情が出ないように1曲通す程度の短時間で…。(これが一番の問題なのだ。)
少し慣れてきたように思いますが、fはさすがに周りが気になって控えめになる…。
ppやpはあまり気を遣わずに弾けるので、良い練習になっていると思います。

調律師さんに聴いていただいて本当に良かった!感謝です。