建人 建築事務所 徒然的な”独り言”

日々のことを書いています。仕事のこと、出掛けた先のこと、映画の感想、日々の楽しみなど。建築以外のことも書き込んでいます。

本日 「紀州材の家」のコンペ提出

2008-12-10 14:15:39 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、コンペ作品を郵送しました。

「紀州材の家」という、「紀州木材緑友会」の主催のコンペで、

一次審査は12月下旬、二次審査は1月下旬だそうです。

入選できればいいのですが。。。

いやぁ~作品を作っている間、楽しかったです。

  

実は、先月にネットコンペの「ハウスコ」が主催する、

「横浜市戸塚区S邸」という住宅コンペを先月末に提出し、

続けて今回の「紀州材の家」のコンペをやっていました。

 

コンペは、どの作品も四苦八苦しながら造り、

無心に使い勝手や住む人のことを想像しながら、

間取りや細かなところをまとめていく作業が、

とても楽しいですね。

 

基本的に、間取りや外観、その他のアイデアはとりあえず、

手書きで書くことにしています。

また、図面やパースは一度、CADソフトで線画を描いてから、

別のソフトで色を塗っています。作業は、手書きの感覚に近いですね。

レンダリングのCADソフトで仕上げた方が時間も短縮できるのですが、

個人的に、なんとなく手作り感があって好きで、

昔からその技法でやっています。

3d01 01

 

私が独立して、仕事をしている姿を見て妻が、

「設計ってなんか、思っていたより地味な仕事なんだね。

PCで少し書けば、自動的に色んな図面が出来ると思ってたわ。

CADってそうゆうソフトだと、素人の人たちは思っているよ。」と、

最近、言われたことがあります。

そうなんですね。このような印象を持っている人が

結構いるらしく、実家の父にも言われたことがあります。

図面を描く設計って地道な作業なんですよ。

 

製図板がPCに変っただけの作業も未だ多いのが現状です。

ただ、PCで描くようになって変わったことは、

誰が描いた図面か分からなくなったことですかね。

線の描き方が“うまい人”、文字が“きれいな人”が、

図面を見て分からなくなったこと。

言い換えれば、誰が図面を描いても一緒のように見えてしますことですね。

それと、図面を破棄することが増えたことですかね。

手書きのころ、図面を“汚したり”“破いたり”したら、

相当、怒られましたが、今は図面を平気で破いたり、捨てたりしています。

一枚の図面の重さが薄れたような気がしますが、

それも時代の流れですかね。。。

 

なるべく手書きでも図面やスケッチ、パースを描けるようにしています。

また、3Dではなく模型も自分で作っています。

少し前に、ある事務所の人が、手書きの図面もパースも

描いたことがなく、ましてや、模型も作ったこともない人がいました。

そんな人が設計事務所を開設しているなんて。。。

 

『改正建築士法』も施行され、

今後、建築関係者にとっては難しい時期ですが、

今年もあと少し、精進していこうと思います。

良い仕事ができるように日々努力です。

 

まぁ~そんなことは、さておき、

「紀州材の家」提出です。ホームページにて近日公開予定!!

「横浜市戸塚区S邸」は、ホームページにて公開中!!

 

追伸

セブンイレブンでご当地プリンが売ってました。

思わず、私は「塩キャラメルのプリン」、

妻は「こだわり珈琲店のこだわりプリン」を購入。

お味の方は、後日報告。

 

ではまた。

ただいま”建人(ケント)ゥ”中です!!  

 

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