昨年夏に竣工した『J-houseの1年点検』を実施。
現場監督と私、そして施主様と3者で行いました。
今回は施工会社「SeedHome」の1年点検の確認項目を元に進めていくこと。
この1年点検の確認項目は“住宅金融公庫が作成している
『住宅維持管理履歴簿』の1年点検で
挙げられている項目”とほぼ同様のもの。
ちなみに、この『J-house』は財団法人 住宅保証機構の
住宅保証制度による保証を付けています。
まずはじめに、施主様からは
1.食器棚の扉の隙間。
2.洗面台付近から悪臭。
3.リビング集成材の壁の割れ。
以上の3項目のみでした。
とりあえず、その場で対応できるものは
1.食器棚の扉の隙間。=扉の釣り金具のネジを調整で対応。
2.洗面台付近から悪臭。=洗面器の配管と排水管の間の
防臭パッキンが外れていたので補修で対応。
3.リビング集成材の壁の割れ。=リビング集成材の壁の割れは
液晶テレビの裏側に6箇所あり、液晶テレビからの“熱”で
集成材が収縮し割れが発生した考えられるので
メーカーに連絡し対応を確認する。
割れの補修はメーカーで出来るか確認し、後日対応を連絡する。
施主様からの項目のほかに何かないか確認してから
3者で『J-house』の各部屋を廻ることに。
きれいに使って頂いているので
生活に中で付く“キズ”や“汚れ”などが全くなく
そんな『J-house』の“家づくり”に参加した一人としては感無量です。
実は施主様は、マメな掃除と機器のメンテナンスをしているそうで
そのおかげで1年たっても『J-house』がきれいな状態でいるようです。
今回、天井や壁のクロスの割れは見つからなかったです。
1年点検で天井や壁のクロスの割れがないのは初めてでした。
構造設計を1.5倍し構造壁をバランス良く
配置し設計したのが良かったのでしょうか?
思っていた通り良い結果が出て安心しました。
最後に、施主様から1年『J-house』に住んで
「風通しも良く、エアコンや暖房機器は殆ど使わないです。
外壁面の断熱材の効果が上手くいっている。
いい家に住んで良かった」と、お褒めの言葉を頂きました。
とりあえず『J-house』の1年点検が終了し一安心です。
来年は財団法人 住宅保証機構の住宅保証制度による
主要構造部の点検を行います。
これからも長く『J-house』に関わっていきます。
↓『踊る設計事務所』のトラコミュを作っていますので
よかったらメンバーに参加してください。
みなさんの今まで自身が体験した“設計事務所”での
エピソードや笑い話などなど。
そんな皆さんの体験談などを募集しています。
踊る設計事務所 |
↓メインのHPも よかったら見て下さい。
「建人 建築事務所」:http://www4.ocn.ne.jp/~ken_to/
何時もご閲覧ありがとうございます。
↓ こちらに一票頂けると嬉しい限りです。よろしくお願い申し上げます。