建人 建築事務所 徒然的な”独り言”

日々のことを書いています。仕事のこと、出掛けた先のこと、映画の感想、日々の楽しみなど。建築以外のことも書き込んでいます。

『名探偵の掟』を読んで。。。

2009-05-02 13:59:55 | 本と雑誌

最近、東野圭吾さんの『名探偵の掟』を読みました。

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東野圭吾さんのファンなので

読む前から期待してましたが

読みだすと。。。。

茶化し過ぎな部分が多く

少し不愉快になる個所がただあり。。。

最後まで読むにはつらい“作品”でした。

 

いやぁ~作品として推理小説のトリックの

“ネタばらし”的なものなので

批判的な表現とか良いのですが。。。

うぅ~ん。。。これ以上はやめておきます。

 

ところでこの小説がTVドラマ化されてますが

一度も観てません。というか。。。

観る気になれません。

“キム兄”と”松田翔太さん”が主演なので。。。

(個人的には“キム兄”が苦手です。

特に、独りよがりなで押し付けな部分と

先輩と後輩の前では態度が違いすぎる点が。。。)

“キム兄”役がイメージと合ってないので。。。

どうしてこのキャスティングにしたのか。。。

 

まぁ~あくまでも個人的な感想として

この『名探偵の掟』は30点ぐらいです。

 

 

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『廃墟建築士』を読んで

2009-03-13 22:39:13 | 本と雑誌

『廃墟建築士』という本を読了。

著者は『三崎亜記』さんの作品です。 

書店でこの『廃墟建築士』のタイトルと

装丁に惹かれ気になっていてのですが

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なぜか、はじめは躊躇していましたが

結局、購入した単行本です。 

 

『廃墟建築士』の単行本ではなく短編が

4編入った単行本です。

この『廃墟建築士』に入っている短編すべて

ファンタジーの作品でした。

その中で『廃墟建築士』はタイトルなのにも

関わらず約30ページしかなく

購入後、少し残念な感じを受けましたが。。。

 

ところで『廃墟建築士』の感想ですが

題材は面白かったのですが。。。

とりあえず感想としては、やはりボリュームがなかった分

内容的に物足りなかったですね。

もっと題材が「廃墟建築物」という面白いものなのに

建物を造る過程が“浅い”というか“軽い”

また“建築士”の表現も“浅い”というか“軽い”

少しリサーチ不足のような印象が。。。

 

“建築士”が建物を建築する過程で色々試行錯誤し

施主や色々な外部要因、内部要因など

色々な思いを詰め込んでデザインと設計を行い

そして、建物を築き上げるという行為が抜けているので

残念な印象か。。。もっと、ちゃんと

“建築士”が建てるという行為を書いて欲しかった。

私が「廃墟建築物」を設計するならば

違うプロセスで「廃墟建築物」を計画すると思いますね。

 

最後に作品の中に「年老いた“廃墟建築士”が柱を建て、壁を塗る

連携のとれた作業」という描写があるのですが

これって“建築士”??「職人」じゃねぇの?

私が持つ“建築士”のイメージとかけ離れている

“表現”と“描写”が引っかかって。。。

TVの影響でしょうか? 

 

フォームを題材にしている「劇的ビフォーアフター」という

TV番組の中でよく“建築士”または“建築家”の方々が

現場で作業をしたり、工場で器具を使って

作業している場面がありますが

あんなことは普通しませんよ!

「劇的!ビフォーアフター」の“ウソ”演出ですよ!

特別な場合を除き普通しません!というよりか出来ません。

職人さんたちに怒られてますよ!

プロの職場を荒らしているようなもの!

または、簡単に素人が出来ると感じさせてしまう

ダメダメな行為です!

これこそ、過剰なTVの演出ですよ。

のってやっている“建築士”もいかがなものかと思いますが。。

勘違いを生むような演出はやめて欲しい。

 

 

あとの3編の作品はファンタジー作品でしたので

不思議な世界観の作品でした。

建物にまつわる作品でしたが

私的には想像力がなかったせいか。。。

あまり評価が出来ない作品でしたね。

題材が面白いのですが

設定が難しすぎるというか。。。

なんというか。。。

何かを比喩しているのでしょうか??

人間関係??恋愛??不倫の関係??

まぁ~多分、精神世界の話だと思いのですが。。。

どうも中途半端な“表現”と“描写”に思えて

まぁ~私の個人的な感想なので“ご愛嬌”で。

 

 

気分を悪くした人には申し訳ないのですが

個人的には“ダメな作品”でしたね。。。

読んでいて苦痛ではなかったのですが。。。

そんな感じの作品でした。

 

 

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『住まいのことのは手帖』を読んで

2009-02-16 23:05:14 | 本と雑誌

『住まいのことのは手帖』という本を読みました。

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この本は昨年ギャラリー間で『安藤忠雄 建築展』

観にいった時に買った本です。

一緒に行った後輩は「大江さん、前に買った本。

あまり面白くなかったです。」

言われたので読むのに少し躊躇しましたが

読みだすと、先人たちが産み出した「ことば」というものの

奥深さを知るいい機会になりました。

 

少し紹介すると『家をなぜ“住まい”というのか?』

『天井って“天にある井戸”と書くのか?』

間」に隠された叡智』『土を食らうから「杭」とか

今まで何気なしに使っていた建築や生活での“言葉”“その読み”

たまに「何で漢字変換できない“読み”なんだろ」

疑問に持つことがありました。

深くその“言葉”“漢字読み”が持つ意味を知り得なかった。

この本は、色々と仮説を立ててやさしく先人たちの思いに

敬意を表しながら解説し一つの答えを導き出しています。

しかし、強引な解釈で片付けている部分もありましたが。。。

大変、建築に携わる者としてためになる「ウンチク本」だと思います。

 

ちなみに、今流れている某携帯のCMで

「沼と池の違いは?」というのがありますが

この本では『一説に丸いものを「池」、

曲がった形状のものを「沼」という。』

<決して、カッパがいる、いないではないと思います。> 

さらに、本の中で詳しく解説しています。

 

「難しい言葉を使って人に話すのではなく

誰もが分かる言葉で話す。」ということが

なかなか出来ないことで、私も自分だけわかったような勘違いで

相手に理解できない“言葉”で会話や

説明をしてしまうことがしばしばあります。

たまに“元〇〇選手”“元〇〇で有名だった人”

TVに出て覚えたての難しい言葉などを並べて話しているのを見て

本で読んだ“言葉”なのか、誰からか聞いた“言葉”なのか分かりませんが

難しいそうな“言葉”を話している姿が鼻につくことがあります。

「使い慣れていない“言葉”」または

「自分のものではない“言葉”」にかかわらず

“言葉”を発し、さも“自分が賢くなったような錯覚”に気づかず

そうゆう“〇〇崩れな人たち”の姿を見て

自分もあんなふうな感じで“言葉”を発してないか

人と会話をしていないかなどと、

たまに、気になることがあります。

 

「難しい言葉を使って人に話すのではなく、

誰もが分かる“言葉”で話す。」

簡単に出来る人は「心がやさしい人」だと思います。

設計にも通じるところがあると最近思うことがあります。

「建物の設計やデザインは、その人の心の内面が

造形や色彩になどに出てくる。」と言われたこともあります。

 

著者: 木山悳世

出版社: TOTO

出版サイズ: 単行本

定価:950円

 

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『機動戦士ガンダムUC第7巻~黒いユニコーン ~』を読了

2009-01-22 22:28:29 | 本と雑誌

年初めに、夜間高速バスで『機動戦士ガンダムUC第7巻』を読了しました。

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感想としては、以前より富野由悠季さんが描く

『機動戦士ガンダム』シリーズっぽくなっているような気がします

<編集会議などがあって、議論した上変わったのでしょうか??>

少し、読みやすくなったような印象が受けました。

 

しかし、気になった点が数か所。

今回の『機動戦士ガンダムUC第7巻』『機動戦士ガンダム』シリーズ

オマージュを込めてセリフ回しや、MS戦の描写など

シリーズを彷彿させる場面が多くありましたが、

鼻につく箇所も多く見受けられ、少し残念な感じが。。。。

「ガンダムは伊達じゃない!」ってセリフ 入りますかね。。。>

 

まぁ~物語も後半戦の序章に入りました。(多分。。。)

今後の展開に期待して、次巻を待つことに。

次の舞台は”宇宙(そら)”に!

決着はやはり”宇宙(そら)”か。

 

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『聖女の救済』を読了

2008-12-21 02:28:08 | 本と雑誌

やっと、東野圭吾さんの長編小説『聖女の救済』を読み終えました。

最近、自宅で仕事をしているため出かけることがなく、

読む機会が少なかったため、

いつもより、すこし時間がかかりました。

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感想は『聖女の救済』ってね。。。

最後のシーン、個人的には“ちょっと、ちょっと“でしたね。

強引過ぎるトリックや動機。。。突っ込みどころ満載で。。。

小説としては面白いですよ!ですが。。。

やはり『容疑者Xの献身』ほど、感動や感銘を得られなかったですね。

まぁ~全体の印象としては、『聖女』の『救済』とは思えないでしたね。

期待してたので、少し残念な気がしていますが。

 

この作品を映像化したら、違った意味で洗礼された

作品の物語になるかもしれません。

そんな期待を込めて、映像化した場合のキャスティングを妄想する。

「真柴義孝 役」は「大沢たかおさん、ミッチーこと及川光博さん

(あの“みっちー”じゃないですよ!)(笑)、藤木直人さん」かな?

「真柴綾音 役」は「松嶋菜々子さん、鈴木京香さん、小西真奈美さん、

米倉涼子さん、小雪さん、松下由紀さん」かな?

「若山宏美 役」は「竹内結子さん、星野真里さん、貫地谷しほりさん」かな?

どうでしょう?こんなキャスティングの妄想は?

 

『ガリレオ』また”ドラマ”か”映画”で映像化してくれないですかね?

フジテレビさん、お願いします。

 

 

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