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「体と脳の健康」について:講演会報告

2010-09-30 18:03:29 | 40年卒 同窓会のお知らせ
三木君が主催する講演会の案内をもらって聴きに行ってきました。平成22年9月28日(火)に湊川神社の西側にある神戸市立総合福祉センターで、第1部は講演会、第2部は成年後見制度についての無料相談会がありました。講演会には新堀さんも出席、相談会には高田(良)君が出席しました。



講演会で有意義な話を聴くことができました。メモを取ってきましたので情報を共有したいと思います。我々の年代にとっては思い当たることがいっぱいありますので参考にしてください。

(c)宮前
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「体と脳の健康」について

講師:上質の健康をサポートする「いぶき」
   代表 松山順三



1. 老化とボケは自然現象
誰でもボケるのが自然現象であり、3つの原因がある。
(1) 年をとること、老化、(2)高血圧、血管性の痴呆、(3)神経性の痴呆、アルツハイマー病。
沖縄は長寿で有名であるが必ずしも健康であるとは限らない。長野県が一番の健康長寿県である。気候風土がその原因と考えられる。

2. 要注意な人
職業によって引退後にボケる人が多いことがある。例えば公務員、銀行員、学校の先生、警察官。
左脳人間すなわち決まりきった仕事をてきぱきとこなせる人、計算が早い、子供のころから学習塾へ行っていたというような人がボケやすい。テレビ人間、ぐうたら人間、わし族(ぬれ落ち葉族)も要注意。逆に、ある奥さんはやさしい旦那さんが定年退職する前は活発でPTA役員やバレーボールもしていたのに、旦那さんの定年退職後にボケたという例もある。旦那さんが面倒見がよく奥さんをどこにでも連れて行くというのが原因らしい。

3. 脳を長持ちさせる秘訣
80歳がボケの転機で誰でもある程度ボケが始まる。頭を使う習慣をつけることが重要である。脳を長持ちさせるには下記の4つの秘訣がある。
(1) 健康であること、足腰がしっかりしていること。誤嚥で食物が肺に入って肺炎を起こし入院して1週間でボケ始めた80代の男性がいる。退院して自宅で生活するようになるとボケが治ったという。
(2) 生活に変化をもたせること。決まりきった生活パターンがボケの原因になる。カラオケで同じ歌しか歌わない人、新聞を読まない人は危険信号。
(3) 生きがい、友達、趣味をもつこと。囲碁を趣味にしている人に長寿の人が多い。頭を使うのが良い。
(4) 人を愛することができること。初恋の人の名前を覚えているか? 人に見られていることを意識することにより自分を磨く糧になる。人間にだけ発達している脳の前頭前野を活発に働かせるためには、人を愛する、人のために何かする、高度な頭の使い方をすることが必要。

4. 真の健康生活
人は医学の進歩により平均年齢の90歳ぐらいまでは生かされるが、80歳でボケが始まる。健康であるためには動くこと、動ける体と脳を持っておくこと。そのためには下記の5点が重要である。
(1)栄養、食べること、(2)休養、(3)良質な睡眠。レム‐ノンレム睡眠の1.5時間を1セットとして、6時間寝ること。(4)前向きな考え方をもつこと、(5)正常に機能する神経を維持する。姿勢正しくして体の曲りを防ぐ。腰が痛いと腰が曲がってきて膝も痛くなる。
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