第1話~第13話まで使用された1stオープニング。
OPの詳細を追うことで、作品の世界観、散りばめられた伏線の数々を読み解いていこう。
オープニング曲:DAYS
アーティスト:FLOW
雲海のなかをリフボードで勇ましく飛ぶレントン。反対方向からエウレカの操るニルヴァーシュ。
二つは絡み合うかのようにベルフォレストの上空へ飛翔していく。カメラはそれを追い、その頂点で太陽が輝く。
レンズフレアを追うように、カメラはそのまま地上に向けられる。
握り締めたコンパクドライブを見つめるレントン。胸に浮かぶはダイアンへの思いか。
気配を感じて振り返るレントン。
そこには優しい笑みを浮かべたエウレカの姿があった。
ゲッコーステイトのメンバーたち。
レントンの肩に手をおいたタルホは、ホランドを責めるように見やる。
気まずそうな表情を見せて顔をそらすホランド。
3人のこどもと立つエウレカ。
その瞳にはダイアンの影が。エウレカとダイアンの繋がりとは一体・・・?
サビの直前に重要なシーンの数々が瞬間的に挿入されている。
なお、この部分は話数が進行するにつれ、若干の差し替えが行われている。詳細は以下のとおり。
アクセルが手にするアミタドライブ(~第3話)
アネモネの登場(第4話~)
ゾーンの中にみた、記憶の風景に立つダイアン(第6話~)
スカブの中から発見されたエウレカ(第7話~)
(ここからOP続きに戻る)
レントンの気合に発動する、アミタドライブで拡張したコンパクドライブ。
EUREKAの文字が輝いて浮かぶ。
呼応してニルヴァーシュの双眸が輝く。
これにシンクロするような、操縦席のレントンとエウレカのカット。
月光号から発進するニルヴァーシュ。
空中でビークルモードから人型に変形し、ウイングをリフボードにして空を滑空する。
606、808、909がそれに続く。
KLF小隊が出現し戦闘が始まるが、巧みにこれをかわして撃破する。
記憶の風景の中で、しっかりと手をにぎって立つレントンとエウレカ。
そしてタイトル。
最後にニルヴァーシュとゲッコーステートのメンバーを映して、OPは終了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/26/6a3d140795376e5fa405dab6eca9b20e.jpg)
子供たちを乗せて州軍基地に壮大なイタズラを仕掛けたがピンチに陥るレントン。
606で駆けつけたエウレカが飛び降りて乗り移り、反撃に転じた際に見せたCBDT。
メーテルの掛け声が印象に残る、見ていて胸のすくようなシーン。
【目指せ最強&最狂エウレカブログ! 重箱の隅をつつかせたらトップクラス!】
メインコンテンツは濃度が売りの各話の詳細ガイドですが、伏線の多いエウレカセブンという作品をより理解しやすいよう、
多くのカテゴリを設けて、気になった箇所を手軽に調べやすくしています。
基本的に放送直後にその回のファースト・インプレッション(ツッコミ中心で、見た人と共感しようという話題提供の場)を追加、その後ストーリー詳細を追記していく流れでブログ更新を行っていく予定です。
すでに放映された過去のエピソードについても、同等の濃密度で順次追加して本編に追いついていこうと思います。
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【カテゴリ紹介】
はじめに(1)・・・この記事グループです。 |
更新状況(1)・・・途中参加組なので、ストーリーガイドが全話そろっていません。追加された箇所の速報と思ってください。 |
各話ガイド(8)・・・各話の詳細です。放送を見逃した人は詳しい解説を、放送を見た人はツッコミ箇所や伏線の整理などがキャプチャで便利かと。 |
登場人物(2)・・・よくある登場人物紹介だと面白くないので、ちょいキャラも網羅しています。いちいち放送を見直して調べなくても済むようにしたいです。 |
メカニック(1)・・・作品中に登場するロボットだの戦闘機などを紹介。 |
食べ物(0)・・・ときどき作品中に登場する、おいしそうな食べ物をとりあげています。 |
地名(0)・・・作品世界を理解する手助けとして、登場してきた地名を紹介、簡単なガイドをつけています。 |
背景世界(2)・・・作品の基幹部分である、世界設定を中心に考察していくカテゴリです。各話ガイドの「世界観・設定」「伏線」がそろい次第追加。 |
元ネタ解説(1)・・・作品の随所に散りばめられているモチーフの元ネタを、分かる範囲でまとめています。 |
ray=out(2)・・・バックナンバーを中心に、「ray=out」以外の出版物も細かくとりあげていく予定です。男の水平線とか、別冊ナイニューとか。 |
略語・用語集(0)・・・たびたび唐突に登場するカッコつけの無機質な略語を説明することで、作品への愛着・理解度が深まるようにしていければと。 |
ビフォー&アフター(2)・・・メインキャラ級がばっさりイメチェンするこの作品。波に乗り遅れないためにも(笑)! ※実際は冷やかしコーナー |
カットバック・ドロップターン(4)・・・作品内で披露された伝説のリフトリックを特集してみました。 |
コミック版の差異(1)・・・全然読む気がない人にも、コミックスの設定を知ってもらって、作品を違う方向から見直すきっかけになるかと。 |
セリフ改変(2)・・・遊びコーナーです。1シーンを切り出し、全然関係ないセリフをあてることでお笑いネタにしています。 |
この作品では、サブタイトル名といった分かりやすいものから、一瞬だけ写る背景まで、音楽用語などが多く登場します。傾向として、80年代中盤に端を発するエレクトロニカ、具体的にはテクノミュージック系からの引用が多いようです。
出自を知ると作品も2度楽しめます。皆さんも一緒にぜひ解き明かしていきましょう。
【登場人物編】
「レントン」・・・テクノが流れまくる映画トレインスポッティングの主人公名マーク・レントンから。映画にはダイアンも出てくるよ。
「アドロック」・・・BEASTIE BOYSのメンバー、アダム・アドロック・ホロヴィッツから。
「サーストン」・・・SONIC YOUTHのメンバー、サーストン・ムーアから。
「タルホ・ユーキ」…キャプテン・ハーロックの有紀蛍(ユーキ・ホタル)から。情報THX!
「ハップ」…サーフボードのブランド、「ハップ・ジェイコブス」から。
「ギジェット」…アメリカのサーフィン映画「ギジェット」に登場する、主人公のあだ名から。
「ムーンドギー」…同じく、映画「ギジェット」に出てくる主人公の彼氏のあだなから。
「ジョブズ」…アップル・コンピュータの創業メンバーである、スティーブ・ジョブスから。
「ウォズ」…同じく、アップル・コンピュータの創業者である、スティーブ・ウォズニアクから。
「ティプトリー」・・・女流SF作家ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアから。
「チャールズ・ビームス」「レイ・ビームス」・・・チャールズ、レイのイームズ夫妻。インダストリアルデザインだけでなく、映像作家としても有名。
「ロイド・ライト」・・・フランク・ロイド・ライト。アメリカの世界的建築家。
【サブタイトル編】
「ブルー・マンデー」・・・NEW ORDERの名曲。メンバーのバーナード・サムナーはゲーム主人公の元ネタに。
「ウォーターメロン」…ハービー・ハンコックのナンバー「ウォーターメロン・マン」からか。
「ハイアー・ザン・ザ・サン」・・・プライマル・スクリームの名曲。
「メモリー・バンド」・・・ロータリーコネクションのアルバムから。情報THX!
「ヒューマン・ビヘイヴィアー」・・・ビョークのナンバーから。
「オポジット・ヴュウ」・・・UKポップロックのデル・アミトリの曲名が出典か。
「アクペリエンス」・・・ドイツのテクノユニット、ハードフロアの代表曲。1~5まである。
「ザ・ビギニング」…Rhythim Is Rhythim(デリック・メイの別名義)のナンバーから。
「イル・コミュニケーション」・・・BEASTIE BOYSのアルバム名から。
「ヘルター・スケルター」・・・ビートルズのナンバー。オアシスもカバーしている。
「チェンジ・オブ・ライフ」・・・ジェフ・ミルズのナンバーから。
【その他編】
「リフ」・・・まあ、これも音楽用語だよね。
「BBE」・・・(レントンのバイクのマーキング)クラブ系レーベルの1つ。
「LFO」・・・マーク・ベルによるテクノユニットの名称から。ロー・フリクエンシー・オシレーターという説も。
「サマー・オブ・ラブ」・・・1967年にアメリカで起こった音楽のムーブメントを指す。
「セカンド・サマー・オブ・ラブ」・・・音楽のムーブメント。こっちは1989年。
「typeR606/808/909」・・・誉れ高いローランドのリズムマシン「TR-606/808/909」から。
「男の水平線」・・・北方謙三がHotdogPressで連載していた連載Q&Aコーナー、「試みの水平線」から。
「KLF」・・・イギリスのハウスユニット「Kopyright Liberation Front」から。
「ヘンリ」・・・バッグ、装飾品のFENDIからか。
「FAC51-ハッシェンダ」・・・イギリスのマンチェスターにあった老舗クラブの名称。黄と黒の縞模様が強烈。
「トレゾア」・・・テクノシーンで最重要視されるベルリンにあった老舗クラブの名称。レーベル名でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/8b/d8cc3125884e3006c67002dfc08b97d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b0/8a2c691dfd3992b5427ffaaedc7d6cf3.jpg)
・・・変わりすぎ! 戦闘時の修羅場では男気キャラのままでいることを切に願う。
※次回は「ミーシャ編(予定)」です(笑)
ぐは、何この同人誌・・・という印象しかありませんでした。
ですが、せっかくなのでコミックス版にもツッコミをいれてみます・・・。
【アニメとコミックス第1巻の差異】
●アニメ第1話で登場するray=outは17号、コミックスでレントンが授業中に読んでいたのは10号。バックナンバーを見ていた・・・という可能性もあるが。
●アニメではニルヴァーシュは「調子が悪い」、コミックスでは「ねぼけたまま」
●アニメではアミタドライブは「アドロックが作った」、コミックスでは「アドロックが発見した」
●コミックスではストナーが普通にリフってる。公式では「リフの腕がない」とされている。公式にはいくつかウソがあるらしいそうですから、なんともいえませんが。
【コミックスで判明する事柄など】
●アミタドライブはニルヴァーシュの最後のパーツだとホランド。
●LFO駆動の際、アーキタイプに電気信号を伝えているケーブルには靱帯ケーブルという名称が。
●セブンスウェルは「セブン・スウェル」で区切るらしい。seventhではないようだ。
●ホランドのコーヒーの好みはブラックに砂糖4つ。デューイも同じ。ドミニクも憧れてマネしている。
●KLFは「クラフト・ライト・ファイター」の略らしい。さすがにこじつけか?
●人がいっぱい集まるところでは、トラパーが薄くなるらしい。
●エウレカのスカートの下は、水色と白のツートーンの・・・あれ、スパッツ?