エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」

人気アニメ「エウレカセブン」を愛し、ツッこみ、ゲスの勘ぐりでエピソードを読み解くブログです(ひでぇ)。リンクフリー。

第30話「チェンジ・オブ・ライフ」

2005-11-13 08:14:07 | 各話ガイド(第3クール)


戦闘によって受けた傷を癒すため、軍のトレゾア研究施設へ赴くゲッコーステイト。
そこは、エウレカがかつて過ごした場所だった。
そこで、世界で初めて発見されたLFO、ニルヴァーシュの作られた経緯を知るレントン。
エウレカは、自身が変わったことを受け止め、エウレカに促されたかのようにタルホもまた、変化を受け入れていくのだった。






【ファーストインプレッション】
第30話。結構なところまでやってまいりました。順調にいけば、残すことあと20回。
ひとことでいえば、第1話から誰もが疑問に思っていた、LFOとエウレカの起源に関する根本的な伏線と謎の大半(世界観の設定)を、あからさまなドキュメント映画のみで堂々と説明してみせた・・・という、脚本構成に賛否両論の意見が予想される回でした。新キャラ続々登場&レギュラー陣の心情変化の過程が描かれることで、強引な進行にも関わらず、心地よい後味が残るなんとも不思議な回。




【今週のみどころ、ツっこみどころ】
●唐突に出現した解説字幕。「トレゾア技研」って、見れば分かるのになんでまた。マジンガーZで秘密基地を映しながら「光子力研究所」って字幕つきで紹介してるノリ。どんなとこかと思いきや、実態はビークル&ロボット開発のホンダ技研。
●火器携帯の少人数で軍事研究所を制圧できるという楽観主義のみなさん。最新兵器の研究所なのに保安部隊は存在しないらしい。
●偽造はまかせて!というヒルダの爽やかな笑顔。
●シフト8時間延長(えー?)とアナウンスするときの、モリタのオーバーすぎるポーズ。
●あまりにもまんまな、あのキャスティング。 せーの・・・「りっちゃーん!」
●(↑)で、同じ声のニコ・ロビンの外見は今週からタルホっちが担当します・・・(ややこしいな)。
●ドキュメント映画の意図的なダサBGM。デンデケデンデ・・・。
●よーわからん研究員のスーツ。KKKチック。試験起動中に有毒な粒子などが飛散するおそれがあったんかいな。
●ニルバーシュ体操。「・・・こんどは自動車のようになりました」 ・・・おい。
●ロンゲ・エウレカー! 在りし日の美エウレカー!
●「ヘンな映画だったね」「うん」・・・それで済ませようとか思ってる?
●特殊シフトの実態。ノリノリで開発作業を行おうということなんだろうか。22話のビームス夫妻との出会いシーンでも感じましたが、曲が流れてきたときのみんなのノリが、異星人チック。エセ・フューチャー。気持ち悪い。クラブのノリって、こういうもんなの(笑)? 曲はジジくさいらしい。
●モーリス、カツ化(ストーリーに害をおよぼす電波キャラ化)へ一歩前進! ・・・かと思われていたが、ストナーにくっついていることから、単なる親離れフラグ説が有力に。まあ健全ですこと。
●大改造・劇的ビフォー&アフター!! タルホっち、今後あれでいくのん? それで視聴者よろこぶのん? なあ?? ヘンな衣装についても突っ込みが集中。





【初登場人物】
・モリタ所長
・ソニア=ワカバヤシ
・ドクターベア(声なし)





 【伏線とか】
●いなくなってしまったダイアン。
●顔を合わせると何か起こりそうな、ミーシャとベアの関係。元夫婦とか、そんなんー?
●やっぱり地中奥深くにコーラリアンの母体というか、中枢器官が存在するのだろうか。デューイ率いる「アゲハ隊」はこれを葬ることで、この惑星が完全に人類のものになると考えているもよう。




【判明した事柄・世界観】
●裸ニルバーシュ。最初に発見されたのが唯一の複座アーキタイプだなんて。そこに惑星の意図を感じます。きっと何か特殊な信号を発して当時の研究者を呼び寄せたんだ。
●ソリタン。
●光成型でカウルを作って、職人仕上げですって! EDクレジットに「協力:ホンダ技研」とか出てたらどうしよう。
●ニルバーシュ誕生、LFOの歴史。しかしその見せ方に対しては「・・・」というしか(笑)。
●アクセルがニルバーシュを知っていた理由。じっちゃんはボード担当だったのね。じっちゃんは元はトレゾア技研にいたそうな。
●次回予告でチラっと映っているが、アゲハ隊の特殊兵器は複数存在しているみたい。LFOのアーキテクチャを用いているならば星の遺産で星の命を奪うという萌え設定ですが、なんだかどこかでみた量産型EVAみたいですね。有人無人かは不明。