エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」

人気アニメ「エウレカセブン」を愛し、ツッこみ、ゲスの勘ぐりでエピソードを読み解くブログです(ひでぇ)。リンクフリー。

コミック版第4巻に関して

2006-05-31 05:48:20 | コミック版の差異


12.Flowers of Isolated Helpless
13.Flourish
14.Easy to Smile
15.The Heretic Anthem


ダンナが大阪に散髪しにいくというので、ついていきました。私は私で、ヨドバにデジカメの修理を依頼しにいく用事があったので。
・・・てなわけで、「泉の広場」の近くにあるブックファースト系コミック専門店で購入。

あいかわらず絵にクセがあり、いまいち好きになれないのですが、それは個人の嗜好ですから参考にしないでください。
私の場合、アニメが好きなので、それを好みの基準にしてしまうと、

●小説はちょっと違うあらすじだが、想像の余地が残されており、数々の名シーンの描写が詳細で感情移入がしやすい、良質の世界設定解説本レベル。
●コミックは展開が早いがどうしても急ぎ足の印象が否めないため、編集者が再構築したファンブックレベル・・・。
●グラビティ~はそのこじんまりとしたストーリー枠ゆえに老舗サークル同人レベル(作者およびファンの人ごめんなさい)。

※上記の表現は全て例えであり、各作品の実際の制作背景とは一切合致しません。


・・・という少々厳しめの評価となってしまいます。
同様の理由で、私の場合、キンゲコミック版が非常に高い評価となります。

アニメを無条件に愛し、見え見えの販売戦略にも期待と感謝を込め「お布施」を投じる真のファンなら、決して悪い出来ではないので、必携のアイテムといえるでしょう。
アニメを見たことのない人には文句なしにおすすめです(しかし小説版のほうを強くすすめたい)。
月刊誌に連載中で、次が気になる・・・というストーリーですから、リアルタイムに読んでいる人なら、もう1~2段階、評価が上がることと思います。

それでは、コミック版独自の展開(アニメ版との差異)に関してとりあげてみましょう。
以下、ネタバレですのでご注意ください。



【コミック版の差異】
●アニメ版に出てこない地名がいくつか。イル、オートマ、プリスクなど。
●雌雄同体のコーラリアンが生殖活動を行うために、雄型・雌型に分化しはじめた。エウレカの変化がそのトリガー。
●ハップが侵入者を射殺するシーン。
●コミック版のカタストロフは、思考生物総量の飽和による物理宇宙の崩壊ではなく、星に根付いた先住民(コーラリアン)の死滅による、星自体の崩壊を指す。
●それにともない、デューイの最終目的も「人類の殲滅」となっている。
●「王の光」と表現される、「セブンスウェルなんかじゃねえ」現象が発動。
●コミック版での塔州連邦の首都は、ソリオ・デル・ティエラ。地下にはコーラリアンの中枢が。
●コミック版でのゴンジイはコーラリアンではなく、元賢人のゴン・カルマパ。
●コミック版ではコーダ様は生き残れない。三賢人全員がデューイに射殺される。
●エウレカとニルヴァーシュを発見した三人の博士、アドロック以外の2人が登場する。おまけ4コマでも活躍。
●ヤウチはダークプリースト系、ダイアモンドは普通にマッドサイエンティスト系のキャラ。どちらもオッサン。
●ルリにしか見えない人が登場する。ゴンジイにこっそり会いにきたりする。ホランドもよく知っているようす。
●アネモネはエウレカのノイズをダウンロードされ、ヘンなキャラ設定になってしまう。合掌。
●星の意志を具現化したかのようなアーキタイプの意識体に操られ、レントンと「合体」すべく首都へ彼を拉致ろうとするエウレカ。



強いていうなら、アニメ版ではこいつ(タツノコアニメに出てきそうな右の人)がダイアモンドに該当するキャラだろうか。



そういえば、昨日の「夢使い」に三瓶嬢が出てらっしゃいました。
12歳の少年役で、歯切れのいい活発なキャラでした。エウレカのOVA作ってください。頼むから。


コミックスを買ったのですが・・・

2005-11-14 18:17:32 | コミック版の差異

ぐは、何この同人誌・・・という印象しかありませんでした。

ですが、せっかくなのでコミックス版にもツッコミをいれてみます・・・。


【アニメとコミックス第1巻の差異】
●アニメ第1話で登場するray=outは17号、コミックスでレントンが授業中に読んでいたのは10号。バックナンバーを見ていた・・・という可能性もあるが。
●アニメではニルヴァーシュは「調子が悪い」、コミックスでは「ねぼけたまま」
●アニメではアミタドライブは「アドロックが作った」、コミックスでは「アドロックが発見した」
●コミックスではストナーが普通にリフってる。公式では「リフの腕がない」とされている。公式にはいくつかウソがあるらしいそうですから、なんともいえませんが。

【コミックスで判明する事柄など】
●アミタドライブはニルヴァーシュの最後のパーツだとホランド。
●LFO駆動の際、アーキタイプに電気信号を伝えているケーブルには靱帯ケーブルという名称が。
●セブンスウェルは「セブン・スウェル」で区切るらしい。seventhではないようだ。
●ホランドのコーヒーの好みはブラックに砂糖4つ。デューイも同じ。ドミニクも憧れてマネしている。
●KLFは「クラフト・ライト・ファイター」の略らしい。さすがにこじつけか?
●人がいっぱい集まるところでは、トラパーが薄くなるらしい。
●エウレカのスカートの下は、水色と白のツートーンの・・・あれ、スパッツ?