エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」

人気アニメ「エウレカセブン」を愛し、ツッこみ、ゲスの勘ぐりでエピソードを読み解くブログです(ひでぇ)。リンクフリー。

第17話「スカイ・ロック・ゲート」Skyrock Gate

2006-04-15 06:55:46 | 各話ガイド(第2クール)


エウレカとの間がもとに戻らず、鬱屈するレントン。月光号も、修繕がはかどらず、空を飛べないままでいた。
そこで、ゲッコーステイトは、リフレクション・フィルムを注文するため、フィルム職人のもとを訪れる。
そして、フィルムを作るために必要な、スカイフィッシュを捕らえることに協力する。
一方、軍内部において昇進を果たしたデューイは、自らの計画の目標を明らかにするのだった。【公式あらすじ】





→近日追加予定です。


ファースト・インプレッション
ハップやケンゴウといった、サブキャラの性格が事細かく描かれていて、興味深い回です。
また、作品の世界設定に関わる重要な手がかりとなる描写が頻出する回でもあります。
それらをからめて、見せる面白い話としてちゃんと仕上げているところが、地味ながら完成度の高い回といえる所以です。
惜しむらくは、エウレカの顔が・・・。なぜかエウレカだけ顔が・・・(笑)。



【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●「ないしょでやってくれそうか?」というホランドが、中の人の演技も相まって、少し可愛かったです。
●「さればとて、ハップはいい顔をせず」・・・みんなもこの成句を覚えて、どんどん使おう!
 (用例)「ユルゲンスもキャラが立ってきて、やおいネタに好んで使われだした・・・さればとて、ハップは(ry」
●「食い扶持は減らない」とハップが言った時にタルホとヒルダがばつの悪そうな表情を見せる。結構大食いなのか?
●「第五種戦闘配備」=「金欠モード」・・・みんなもこのイカス表現を覚えて、どんどん使おう!
 (用例)「あれ、お前コーヒーしか頼まねぇの?」「ここんとこ俺、『第5種戦闘配備』中だからさぁ・・・」 
●カネに細かいハップ。ゲイの人はおしなべてカネに細かい(らしい)ので、そういう意味ではハップにもウホッな可能性が。
●「頭いたいの」とほざいて、ホランドの胸に顔をうずめるエウレカ。どこでそんな「媚び」を覚えたんだか!


●プチハップ祭り。鼻クソ攻撃に、少年のような笑顔。 ・・・いるんだ、こういう子供がそのまま大人になった奴って。巻末で特集!
●「秋」という言葉の意味も、すでに忘れ去られてしまった遠い未来の世界! ・・・とってつけたようなエピソードですね。
●ターミナスでコンテナを牽引している、珍しいカット。
●すごく崩れたデッサン。原画か作画のせいか分かりませんが、悪い方向に癖が出ると、途端に違和感が生じますね。


●コミックスのおまけ元ネタシーン。レギュラー陣、年中おなじ格好だから、誰のシャツか分かんなーい!
●ヒルダの「靴下畳みかた教室」。こちらも巻末のおまけでとりあげます。
●地味に鋭い指摘のヒルダ。「ニルヴァーシュを女友達と考える」・・・作品世界を理解する、重要なキーワードです!
●今回のエピソードは、サブキャラの性格描写がとても多い回です。ケンゴウの性格も、味がありますね!





【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●ニィルの持っている杖が、パイルバンカーと同じ形なのは理由があるのでしょうか? ただのツルハシかな? 帽子も要チェック!
●また出た、このラジオ!
●ウーロン茶で酩酊状態になる人が実在するのなら、誰か紹介してください! マンガにはありがちな設定。
●テレビ的に未成年だからウーロン茶を飲ませたが、マシューかハップがこっそりアルコールを入れて、ウーロンハイに仕立てた・・・ということにしましょう(笑)。


●戦慄の耳ギョウザ。一瞬にしてスカイフィッシュが退散することから、その破壊力がうかがい知れる。
●「PAREDE」が「PARADISE」に早変わりしている件。
●今日はエウレカ、M字すわりが多いね。相変わらず鼻でかすぎ。ギジェットは美人に描かれている。
●スカイフィッシュの大物をつかまえるときは、レントンにエウレカのことを想像させろ! 想いの強さがよくわかる、いいシーンです。
●結構な衝撃の、スカイフィッシュによるジェットストリームアタック。鋼鉄なみの硬度のようだ。


●スカイフィッシュを現場で切り刻んで積んでいる件。どうやったのかは不明(笑)。
●花見の後片付けは忘れずに! 大胆な啓蒙シーンですね。
●夜通しニィルがしていた仕事は、三角形に加工しただけのように見えるが、いろいろ化学処理したに違いない・・・。フレームもついてるしな。
●また「PAREDE」に戻ってる! もうこの店は「PARIDISE-PAREDE」という名前にしとこう(笑)!
●「このとき、エウレカの作画の美しさが、ちょっとだけ戻ったような気がした」





【初登場人物】
●エドモンド(フィルム職人、死亡していて名前のみの登場)
●ニィル(フィルム職人、エドモンドの息子)

●デューイの元に再び集った、元情報部特務隊のメンバー14名。
 ※ユルゲンスの部隊に似たようなパーマ頭の通信士がいますが、真ん中の人とは別人です。
 ※3枚目の画像中心の、このパーマ頭の男は、実はタルホの後輩。





【伏線・考察とか】
●エウレカが前回の異様な空間でのできごとを具体的に認識していたという事実が、今回はセリフだけではなく、記憶としてちゃんと描かれている。
●スカイフィッシュが陽気な気分の人のところに寄ってくる・・・という設定。
●その直後に、対比させるかのように、エウレカに子供たちが寄ってこないことをギジェットに説明させるシーンが用意されている。
●トラパーとスカイフィッシュを媒介して、エウレカが離れたレントンの危機を感知する描写。
●危機に陥ったレントンの感情がエウレカに伝わったのと同じく、エウレカの感情がレントンの意識を喚起するべく伝わった、前回に続く感情の共有描写。





【判明した事柄・世界観】
●月光号の外装などに使用されているリフレクションフィルムは、トラパーがあれば自然治
癒するらしい!
●とはいえ、トラパーが薄いと修復には時間がかかるらしい。今回は被害も大きいので、1年以上かかるとの見積もり。
●今回、月光号の修理に必要なリフレクションフィルムは、276ヘキサ(六角形なので1枚=1ヘキサ)とのこと。
●この世界には、「秋」という言葉はないらしい。地域によっては四季はありそうだが、それを区分する表現が失われてしまったものと思われる。単純に、温暖期・寒冷期の2つしか区分していないのかもしれない。
●ハップがトラパー検知器として、コンパクドライブをひらひらさせている描写が。
●衝撃の事実! スカイフィッシュは陽気な気分の人のところに寄ってくるそうな!
●コンパクドライブは、その周囲にいる人間の気持ちの変化を感知し、それに反応する。トラパーが人の感情に深く関係していることの表れ。
●ドミニク+14人+地方転属組の7人=22人。もと情報部特務部隊のメンバー数。
●デューイは中佐から大佐になって軍務復帰した。





【2周目~】今後のストーリー展開が分かってしまうので、全話見ていない人は注意!
●デューイの目的が最終的に「セカンド・サマー・オブ・ラブ」を引き起こす事であることを、月光号の首脳メンバーは知っているはずなのだが、この時点では全体的にのんびりムードが漂っている。
●ゲッコーステイトは、ニルヴァーシュとエウレカという、2つの鍵が塔州軍の手に落ちない限りは、デューイの目的は達せられないとふんでいた・・・と思われる描写が登場する。
●残念ながら、今回の14人は二度と出てきません。銀河号は全員美形ですし(笑)。


第26話「モーニング・グローリー」Morning Glory 前編

2006-02-11 01:42:56 | 各話ガイド(第2クール)


月光号に戻ってきたホランドを責め、エウレカはレントンを探しに、一人、月光号から飛び出してしまう。
その頃、レントンもエウレカを求めて、月光号を目指していた。
七色に輝く雲の中で、エウレカは州軍が攻めてきたことを知る。
月光号に知らせようとするが、時すでに遅く、彼らの攻撃に晒されてしまうのだった。【公式あらすじ】





空域ア557に、夥しい数の、軍の空中戦艦が続々と集結していた。
「州軍と連邦軍が連携して、月光号を襲撃地点に追い込んでいる。座標はジャクソンのマップページ286、日時は七日後。襲撃座標、日時は絶対に変更しない」
・・・ビームス夫妻がレントンに予告したとおり、軍の包囲網が形成されつつあった。



エウレカはレントンのことを思い出していた。いろんな事を知っているレントン。子供たちを喜ばせていたレントン。
コップにさしたストローに指をあて、オレンジジュースを吸い出し、ストローの袋にその雫を落とす。
ストローの袋は水分を含んで、生き物のように身をよじらせた。

「ねえ、ギジェット・・・『恋』ってなんだろう?」エウレカはテーブルの向かい側でボードにワックスをかけていたギジェットに尋ねた。
唐突なエウレカの問いに戸惑いつつも、ギジェットは答えた。「そ、それはそう・・・アレよ・・・アレ、『好き』ってことでしょ?」
「『好き』? 『好き』・・・」言葉の意味を実感できず、口に出してただ繰り返すエウレカ。グラスの氷が、カランと音を立てた。



格納庫で、エウレカは無理矢理ニルヴァーシュを動かそうとしていた。
しかし、ニルヴァーシュは彼女を拒絶するように、身をよじって暴れるだけで、前に進もうともしない。
「どうして? 私たち、ずっと一緒だったじゃない! お願い・・・ニルヴァーシュだって、レントンに乗ってほしいんでしょ!?」
「だったら!」叫んでエウレカは、なおもニルヴァーシュを発進させようとするが、ニルヴァーシュはこれを激しく拒絶して、踏ん張るかのように人型に変形しかけ、そのまま崩れ落ちた。



「おい、大丈夫か!?」メンテナンス用のアームが崩壊した轟音を聞きつけて、ムーンドギーが格納庫の入り口に現れた。
「あんまり無茶すんな、おとなしく待っていたほうがいい。ホランドが連れ戻すって言ってたんだろ?」
悲しげな表情を見せるエウレカに、ムーンドギーはフォローを入れた。「一番近いギアナスシティまでいったとしても、もうちょっと時間がかかる」
「ギアナス・・・?」「ああ、まともな町つったら、あそこぐらいだ。働くにしても、暮らすにしても──」



ムーンドギーの言葉に、格納庫を後にしたエウレカ。通路で子供たちに呼び止められた。
レントンに作ってもらった、うごかなくなったオモチャを修理してほしいという。
いつまで経っても戻らないレントンを気にして、エウレカにレントンのことについて尋ねるメーテルとリンク。
「え・・・と、それはね・・・」視線をそらし、口ごもるエウレカ。それを見て、「戻ってこないんじゃないの」とモーリスが呟いた。
「うそー」「戻ってくるよ!」残る二人が反発する。
「どうなの、ママ・・・」モーリスはエウレカに直接問いただした。
「大丈夫・・・ホランドが『連れてかえる』、って言ってたもの」エウレカがそう答えるが、ホランドは約束を守らないと子供たちは不満を顕わにする。
「ホランドは、ママとの約束は破ったことないよ。きっと・・・大丈夫だから・・・」自分の心を説得させるように、エウレカは子供たちに言ってきかせた。



ケンゴウはレーダーで606の接近に気づいて、驚きの声をあげた。連絡もしないで、いきなり帰艦してきたことに異常を感じたのだ。
交信できない理由があるのだと悟り、タルホにハッチを開けさせるハップ。
格納庫で606から降りてくるなり、ホランドは出迎えたクルーに針路変更を告げた。「軍の奴らか?」ハップが尋ねた。
「いや、チャールズとレイが来る。州軍と連携しているようだ。幸い、まだ包囲網は完成しきっていない。今なら『ジャクソンの286』からギリギリ抜けられるはずだ」急いでブリッジに向かおうとするホランド。
「待って」タルホがホランドを呼び止めた。「レントンはどうしたの?」
「・・・家出少年と月光号、どっちを優先するかなんて、ガキでも分かる」目を合わせずにホランドは答えた。
「・・・じゃあ、あんたはガキ以下ね」



言葉を返さず、格納庫を去ろうとしたホランドが目にしたのは、異様な姿勢のまま動かないニルヴァーシュだった。
「マシュー・・・エウレカは?」「た、たぶん部屋だと思う」
そのままエウレカと子供たちの部屋へ直行するホランド。エウレカの姿はなかった。
ベッドに、こどもたちの描いたヘタクソなレントンの絵がある。穏やかな表情になるホランド。
反対側のベッドには、きちんと畳まれた赤いジャージが置いてあった。
なんとなくジャージを手に取り、眺めてみるホランド。そこへエウレカが現れた。



ホランドがジャージを手にしているのを見て、エウレカは抱えていたぬいぐるみを取り落として彼に駆け寄り、その手からジャージを引ったくった。
大事そうに力を込めて、ジャージを胸に抱きかかえるエウレカ。沈黙が流れる。
「レントンのか?・・・それ」
「見つかった?」

「悪いが航路を変更する。イ・709だ」ホランドは答えない。
「・・・ギアナスシティは?」

「補給ならカルザスで十分。相手はチャールズだ。アイツら──」ホランドは答えをはぐらかした。
「どうして・・・?」

「どうやら州軍と連携しているみたいなんだ──」ホランドは話をそらし続けた。
「そうじゃないよ!! ギアナスシティに行くって!! レントンを連れ戻してくるって言ったじゃない!! どうして!!」



「しょうがねェだろう! 月光号が危ないんだよ!!」追求をかわし切れず、ホランドは怒鳴り返した。
「軍隊なんて、今までいっぱい相手にしてきたじゃない!!」エウレカはホランドに詰め寄った。
「相手はあのチャールズだぞ! お前だって知ってるはずだ!」

「・・・ホランドはレントンが嫌いなの?」
「ちげぇよ、あいつがガキ臭せぇから」
「だから置いてきたの?」エウレカの言葉に、ホランドは目を見開いた。
「だから殴るの?」「だから蹴っ飛ばすの?」エウレカは畳み掛ける。

「──違う。ただ俺は、俺は・・・レントンよりお前が大事なだけだ」ホランドには、それだけ言うのが精一杯だった。
エウレカの瞳が険しくなった。それは、強い決心が彼女の中に生まれたことを表していた。
「あたしは・・・あたしはそうじゃないよ」そう言い捨てると、レントンのジャージを抱きしめたまま、エウレカは部屋から走り出ていった。

ためいきをついてベッドに座り込むホランド。
出て行く際にエウレカがけとばしたぬいぐるみが自動ドアにはさまって、何回も開閉を繰り返していた。



「数は力か──フン、頼もしいな」「でも指揮官がアイツじゃねぇ・・・」
白鳥号のコックピットでは、チャールズとレイが言葉を交わしていた。
ディスプレイには、白鳥号の周りに続々と集結する空中戦艦が表示され、途切れる間もなくコンピューターによる認証が実行されていた。

そこへ通信が入った。ディスプレイに表示されたのは、この作戦を指揮する、チャールズとも面識のある州軍指令だった。
「本艦隊指令、ムアルド・ダールである」当人はレイが悪態をついていたことなど、知る由もない。
「お久しぶりです。連邦軍遊撃部隊所属、チャールズ・ビームスです」画面に向かって敬礼するチャールズ。

「全く災難なことだ。あと20キロ南なら、カルザスシティの管轄だったものを・・・本当に現れるのか? その──」
事なかれ主義の無能な高官には興味がない。ただ利用するだけだ。チャールズは指令の愚痴を遮り、作戦の骨子を説明した。
「お願いした包囲網には、わずかに隙があります。ジャクソンのマップページ、286」
「その隙をつかれたらどうする?」
「つかせるんですよ、アイツならこの隙を見逃すはずはない。必ず、必ず──現れる」
白鳥号のメインスクリーンには、前方に広がる、七色に輝く雲が映し出されていた。



誰もいない食堂で、エウレカはコートで身を包み、帽子とゴーグルをつけ、バッグにレントンのジャージを入れて肩からかけると、そばに置いてあったギジェットのボードをつかんで通路へ走り出した。

「イ・709だ。この空域から離脱する」ブリッジではホランドが命令を出していた。
「本当にいいの?」タルホはホランドに聞き返した。
「一旦脱出するだけだ、心配するな」
「もう一度聞くわ。本当にいいのね?」変化してしまったエウレカ、レントンなしでは運用できないニルヴァーシュ・・・今の状況でレントンを欠くことの意味をホランドに再認識させ、ホランドの最終意志を確認する。
「・・・ああ、本当だ」ホランドは力なく答えた。

ボードを手に、通路を駆けていくエウレカ。
「ニルヴァーシュは動いてくれない。ホランドも頼れない・・・あたしが・・・あたしが行くしかないじゃない!」
月光号の下部、ドッキングベイにたどり着いたエウレカ。迷わずエアロックのパネルを操作して、扉を開放する。



「いつもはレントンからだったね・・・でも、今度は──」ゴーグルを下ろしてエウレカは強く念じた。
そのとき、彼女は気配を感じ、ゴンジイの姿に気づいた。「お茶・・・飲むかね?」
差し伸べられたゴンジイの手には湯飲みが握られていた。淹れたてのお茶が、柔らかい湯気を放っていた。
笑ってそれを断るエウレカ。エアロックが完全に開き、外の光と強い風が吹き込んできた。
エウレカはボードを抱え、足元に広がる空へ飛び降りた。
かつてレントンが月光号を飛び出していったときと同じように、ゴンジイはエウレカが出て行くのをただ見守っていた。



飛び出すなりボードに乗って、すぐさまトラパーの波をつかんで高空を滑り出すエウレカ。
巨大な月光号の船体が後方へと流れていく。
「待っててね、レントン・・・待ってて!」エウレカは、目の前に広がる七色雲海へ向けてボードを走らせた。

同様にボードで高空を飛び、月光号を探していたレントンは、眼下の雲海にその機体を見つけた。
「ジャクソンの286・・・チャールズさんの言っていた通りだ!」ならば、戦いも確実に避けられないものとなる。
「待ってて、エウレカ・・・今行くから!」彼女がレントンを求めてすでに飛び出した後だったとは、知る由も無い。
レントンは月光号に接近し、並行飛行に入り、相対速度を調整した。

「ねえ、ちびっ子たち・・・ここに置いておいたアタシのボード知らない?」
食堂で子供たちに尋ねるギジェット。彼らはまたレントンの絵を描いていた。
ギジェットの問いに、三人とも知らないよと答えを返す。そのとき、モーリスは窓の外に、輝きを放って飛行する、何かの姿を見つけた。
「あ~~~、ゲロンチョだ!」「レントンだーーー!!」
ボードに乗って飛ぶレントンの姿を確認すると、子供たちは歓声をあげた。




→後編につづきます。




【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●くねるストロー袋を見て驚くモーリスのリアクションが、トトロそのまんま! 静止画像では伝えられないのが残念!
●レントンの作ったネズミのオモチャが、ガンバに出てくるキャラっぽかったです。
●レントンに会いに行くエウレカがジャージを一緒に持っていった件。再会して、真っ先に着せたいのか(笑)。すみません、お守り代わりですね。


第26話「モーニング・グローリー」Morning Glory おまけ

2006-02-11 01:10:33 | 各話ガイド(第2クール)

おまけ・【感動のシンクロ・届けあなたにリフレイン】

※これでもかというくらいに描かれる構図の対比。ちゃんと見続けてきたあなたへのご褒美です(笑)!
※このコーナーでは、26話の感動をかみしめるべく、今回のシーンと、呼応する過去のシーンを並べてご紹介いたします。

まずはA-partから・・・。

今週のキーとなるシーン
呼応する過去のシーン
 通路を急ぐエウレカ。  とぼとぼと歩くレントン。
(21話)
   エアロックを開けるエウレカ。    エアロックを開けるレントン。
(21話)
   開くのを見つめるエウレカ。    開くのを見つめるレントン。
(21話)
   ゴンジイに気づくエウレカ。   ゴンジイに気づくレントン。
(21話) 
   お茶を断るエウレカ。    お茶を断るレントン。
(21話)
  飛び出すエウレカ。
見送るゴンジイ。
  飛び出すレントン。
見送るゴンジイ。
(21話)

第25話「ワールズ・エンド・ガーデン」World's End Garden

2006-02-10 10:32:21 | 各話ガイド(第2クール)


レントンを探すため、町へやってきたホランド。だが、そこで州軍の動きを察知する。
その頃、エウレカのもとへと急いでいたレントンは、行き倒れていたところをウィリアムという青年に救われる。
彼は、パイルバンカーを抜いた土地で、マーサという絶望病の女性とともに、自給自足の生活をしていた。
彼らとの出会いを通して、絶望病と大地の関係、そして自分にとって一番大切なものは何か、レントンは改めて知るのだった。【公式あらすじ】






→近日追加予定です。



【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●ウィルのミドルネーム「B」は、酔っ払った父親につけられた、恥ずかしい名前らしい。間違いなくボンズの「B」だな。
●レントン少年がマーサの胸を見たときの目つき。超真剣。
●なんで、この土地だけこんなに膨大な数のパイルバンカーが打ち込まれているのか。刺さりすぎ。近くに塔もないのに。





【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●若い頃からギャランドゥ(死語)だった、チャールズ。
●コミックとは異なったアプローチの少年ホランド写真。隣はデューイ(髪の色のせいで)と思えるが、ホランドが優勝してるので、そうじゃないみたい。

●キツネみたいな美人と、タヌキみたいな親父・・・うはは、みんな考えることは同じだったのか! ホランドもそれでピンときてるし(笑)。
●ホランドが浮浪者からレントンのDバッグを取り返した場面で、少し好感度回復。しかし、よく分かったな。ドギーのオキニだったから知ってたのか?


●週刊「日本の名車」シリーズ。第2号はサニトラ、特別定価で発売中!(第1回は発掘屋のバモスね)
●話の展開上、仕方がなかったのかもしれんが、故郷に帰るのに、わざわざ危険な道のりを何ヶ月もかけて通った件。
●久々に旧エウレカ(笑)が登場しました! 瞬間的に。





【初登場人物】
●ウィリアム・B・バクスター(元軍人)
●マーサ(ウィリアムの妻)





【伏線とか】
●ウィルがパイルバンカーを模した杖(フィルム職人のニールも同じものを持っていた)で、パイルバンカーをコンコンと叩いただけで、巨大なパイルバンカーが自ら倒壊した。
●1本のパイルバンカーが抜けたことで、その影響が地脈を伝わり、少し離れた場所で地殻変動が起きた。
●ウィルは本来不必要であるパイルバンカーを感じ取って、大地(この場合スカブ・コーラル)がもともと持つ異物を排出しようとする自然治癒の力を利用して、この離れ業を行ったのだろうか。
●パイルバンカーを叩く行為が、それが突き刺さっている直下のスカブコーラルに刺激を与え、パイルバンカーを排出させたというのなら、人間でいうところの鍼灸医療に例えられるかもしれない。
●絶望病になる瞬間。周囲に乱立していたパイルバンカーが天に向かって途方も無く伸びるという描写は、逆にマーサの精神が地にひかれて落ち込んでいく様子を相対的に表現しているのかもしれない。精神(魂)が星の奥深くに引きずり込まれ、個人の人格を失ってしまう。全にして一、一にして全・・・つまり、惑星の意志に取り込まれてしまったのではなかろうか。





【判明した事柄・世界観】
●都市の中心・基盤となる塔は、あくまでもトラパー発電のために後から建造されたものであり、人類がこの惑星に移民してきた際に用いた宇宙船(箱舟)がベースになっているものではないということが、ウィルの言葉から分かる。


第24話「パラダイス・ロスト」Paradise Lost

2006-01-28 16:10:53 | 各話ガイド(第2クール)


レントンがいなくなったことで、途方もない空虚感を感じるエウレカ。
その頃、レントンは、ビームス夫妻から意外なことを言われる。自分たちを、本当の両親のように思ってくれと。
両親のいないレントンは、彼らの優しさと温かさに、感極まる。
だが、レントンが英雄アドロックの息子だと知ると、夫妻の顔色が変わるのだった。
そして、レントンは、彼らの真実を告げられる。【公式あらすじ】





→近日追加予定です。



【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●うっかり考えごとホランド。腕をケガして伏線につながるのかなーと、邪推。
●ギプスをはめながらもレントンの代わりにジャージを着て補充係をするエウレカ。ギジェット同様、「けなげ・・・」と思いますか? 私は「ひいぃぃ」と引いてしまいました。だって、怖いんだもん。
●おーっと、ノルブ師、ここで初登場です!


●親父のニオイ。放映時はリアルに想像してウエッとむせてしまいました。もともと体臭きつそうだし。ジムで一汗・・・って、シャワーもあびないでレントンのところへきたんでしょうか。か、確信犯だ・・・!






【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●レイさんのお菓子クッキング。いそいそとオーブンに近づく仕草がたまりません。
●あっちょんぷりけレイさん。そんな、ご無体な・・・。



●プチ・グレートウォール(仮称)。いや、なんか意味ありげだったから。
●NONNOならぬNOONO。「夏の着まわし大特集」だって。いや、全員が一年中、同じ服着まわしてるし(笑)。
●親子カップ・・・パスポートのときも、ジンときたけど。これも来るなあ。28話を心して待て!





【初登場人物】
●ノルブ(写真のみ)
●ミルトン






【伏線とか】
●ゲッコーステイトが追い求めているヴォダラクの幹部、ノルブ師がいよいよストーリーの核にからんでくるか。




【判明した事柄・世界観】
●アミタドライブは一旦コンパクドライブに結合させると、二度と離れない。その理由は不明。レントンの持っていたコンパクドライブだったから意味がある(ニルヴァーシュが覚醒した)と思われるが・・・。


第23話「Differencia」ディファレンシア

2006-01-27 20:15:19 | 各話ガイド(第2クール)


ビームス夫妻に付き添い、とある町へ赴くレントン。そこは、ヴォダラク過激派によるテロで甚大な被害を受けた町だった。
ビームス夫妻は、その町の病院に収容されたヴォダラクの少女を、彼らの聖地へ送り届けるという仕事を引き受けていたのだ。
だが、瀕死の少女を見たレントンは、彼女の命を救おうと、奔走する。
その頃、レントンが月光号から降りたことを知ったエウレカは、動揺を隠せないでいた。【公式あらすじ】






→近日追加予定です。




【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●洗濯機の中身が映し出された瞬間、光の速さで一時停止&キャプチャ!!
●レントンの10年パスポート。 ・・・もちろん偽造旅券だけどな! 胸にジンとくる演出ではある。
●ちょ、「ボードショップUNO」って! 空港に大々的に広告が。ウーノのおっちゃん、この町にいたのね。レントンも気づけよ。
●「井荻グリーンホテル」PONTEグループ傘下だそうです。PontePess・・・懐かしいなぁ(3話参照)。どういうグループだよ。





【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●ホランドのウソのせいで、メタルギアソリッドな生活を強いられるヒルダ。
●ああっ、広告だけじゃなくて、ショップまで映った!
●「つづくっ」・・・今週は、「レントン・・・会いたいよ・・・」でした!






【初登場人物】
●入国管理官
●ヴォダラク父
●ヴォダラク母
●ヴォダラク娘


●医師1
●医師2
●医師3


●テロ被害者の女性
●サム(黒人)
●取調係官1
●取調係官2





【伏線とか】
●ヴォダラクの教徒は死後、大いなる一つの魂と同化すると信じているようだ。一にして全、全にして一・・・それは生きている惑星、星の魂をさすのだろうか。





【判明した事柄・世界観】
●ドミニクはああ見えて、肩書きどおり、かなり偉い立場らしい(笑)。何かあっても「不問に付せ」で済んじゃう。


第22話「クラックポット」Krakpot

2006-01-26 19:56:49 | 各話ガイド(第2クール)


レントンが月光号を降りたことで、静かに動揺が広がるゲッコーステイト。
体調が回復しつつあるエウレカは、自分が変化した理由が、レントンへの恋心にあるのだとギジェットに指摘される。
その頃、無一文になっていたレントンは、ビームス夫妻と出会い、彼らの空船に招かれる。
運送業を生業としているビームス夫妻のLFOに搭乗することになったレントン。
だが、そこに賊のLFOが攻撃を仕掛けてくるのだった。【公式あらすじ】





→近日追加予定です。




【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●うろこ雲を知らないギジェット。
●ヒルダの年齢が公式HPと食い違う件。サバを読んでいるのは、タルホかヒルダ・・・どっちだ(笑)?
●メーテルファンのあなたに、この花をささげます。
●(株)盆図薬品。レントゲン機材の領収書にその名前を確認できる。
●ていうか、見過ごせないのは作品中の日付がババーンと出現したこと。17年9月18日・・・平成かよ!


●全裸ハップ祭り!!! もう徹底的にキャプる! ここぞとばかりにキャプる! 巻末の特集で一挙お届け!!
●おなかがへったらスミッカーズ! おなかのすみっこにスミッカーズ! ・・・とりあえず、口に運ぶシーンがヤラしかったので保管!
●家出レントン。いきなり浮浪者に荷物やサイフを盗まれるわと、一人で生きることのつらさを実感させられるのでした(すぐ救いの手が差し伸べられるけど)。
●踊り狂う異形の人々。誰だよ、こんな「コレジャナイ未来人」デザインしたのは!?


●チャールズの迸るウンチク「クラブシーン編」。
●久々の地殻変動描写。今回は登場人物のエピソードにからんでくるので、その危険性などが分かるよう、丁寧に描写されています。そりゃ怖いわな、授業も休講になるわけだ。
●地殻変動のときに、レコードの針が飛んで音が歪んでいる。芸が細かい。




【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●見返して気づいたんだけど、この時点ではまだ高いクオリティのケロレカを確認できる。あと数週で作画崩壊するので、心して見よう!

●あからさまな恋愛フラグ。まあ、このアニメ、直球なところは直球ですから(ただしデッドボール気味が多数)。
●ビームス夫妻のお宅訪問。ほんとに、どこぞの船と違ってキレイでオサレですこと! 格言:「冷蔵庫の中身で船の程度が知れる」
●レイさんったら、手料理もお手の物。か、完璧だ・・・(今のところ)。アルバム作らなくては!
●チャールズの迸るウンチク「グラヴィティボーイの心構え編」。Aパートの「クラブシーン編」と合わせて、巻末特集で槍玉に上げましょう(笑)。
●ビームス夫妻にロイドライト。新登場人物の名前は当分デザイナー系にシフトしそう。こりゃ、本当にオリヴィエ(ジン・チェア)も出てくるかも。
●ライフルでとどめをさしたチャールズ。(1)中の人を殺した (2)駆動系中枢を破壊した (3)LFO停止にタイミングを合わせたカッコつけ ・・・さて、どれだ?
●売地になっていた「ガレエジ・サーストン」跡地。荒れ果てており、じっちゃんの姿はない。
●イヤ~~~!! ドミニクがスポーツ新聞と、トンデモ科学ムック「ムウ(笑)」読んでるなんて~~! アンタ、軍の情報部将校でしょうに!




【初登場人物】
●ホームレス
●DJ(実はマシューの友人)
●その他の未来人(笑)
●ロイドライト(声のみ)






【伏線とか】
●レントンの名前に少し反応を見せるチャールズ。ゲッコーカラーのホイールにも何か感じるものがあったようだが・・・・?
●14話の総集編で前フリしていた、ドミニクのベルフォレスト紀行。ようやくスタートです。しかし、29話までおあずけになるのだった(笑)。




【判明した事柄・世界観】
●エウレカの医療費の領収書がミーシャから経理のヒルダに渡ってきたときに、作品内の日付が判明した。ほぼ、放映時の日付に会わせて設定されているようだ。
●地殻変動の危険性・・・打ち込まれているパイルバンカーが吹き飛んで、空から降り注ぐ恐ろしい現象も起こる。





-------------------------------------
おまけ【ハップ全裸祭り!】

全国のウホッなみなさま、ハップファンの奇特なみなさま・・・お待たせしました!
ついにこの日がやってまいりました! 残さずお届けいたします!!!


・・・まずは前座から(笑)。テキトーにストーリーをつけてみるのもいいでしょう。



・・・いよいよ、本命の登場です!!




・・・ハップパイパン説が浮上しました。あと、かなり下付きのようですね(男にも上付き下付きがあるんか!?)。


第21話「ランナウェイ」Runaway

2006-01-25 14:26:31 | 各話ガイド(第2クール)


LFOで、人を殺してしまったという事実は、レントンの心に重たくのしかかる。
だいぶ具合の良くなったエウレカに、レントンは救いを求めるが、彼女の口から励ましの言葉はなかった。
拒絶されたと思ったレントンは、自分の存在意義を見失い、月光号を飛び出していく。
その頃、とある人物のもとへ赴くデューイ大佐。ホランドとの対決をほのめかすのだった。【公式あらすじ】





→近日追加予定です。



【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●超アヤしい儀式。例の黄金色の聖水を、女体にブッカケしてました。PTAから苦情が来ませんように・・・。
●オンマニダラム・・・オンマニダラム・・・。聖水プレイ時に高僧が唱えていた呪文(地デジ字幕)。
●しょっぱなからグロ・アゲイン。ああ、もう、欝欝欝・・・。その代わり、今週は背景に小ネタ満載です。
●スカイフィッシュ・ソルト味のポテチ! これは見過ごせない、由々しき事実(笑)! アレ、食用にもなるんか?
●スパイシー・スカブ味・・・こっちは岩塩ぽくって美味しそうだ。


●「カロリー・マッテ」・・・テキトーなネーミングだが、ダイエット補助食のような代物なのでちょうどいいかもしれん。
●レントンの過食症。画像の空き袋と、レントンが今食べてるやつを合わせればちょうど30袋だ!
●気遣いマシュー。しかし、シルクのパンツって。自分用だそうだが、普段ランニングパンツだから、その下はブーメランパンツだな、きっと。
●ハップのパンツ。古き良き、男おいどんパンツ(サルマタ)でした。しかし、デカイな。
●ボンジュース。それはそれは平凡なry
●ゼンマイネズミ・・・信じられないクマー、モーリスまでもそんな餌に釣られるだなんてクマー!!





【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●シンジ君ネタを作ってみたい人のために、巻末に素材画像を用意しました(笑)。
●エウレカの容態がしっかりとモニタリングされているため、レントンが夜這いにきて心拍数が急上昇した時刻がバレるかも。

●ギジェットのブラがレントン部屋にある理由。冒頭で悪夢から目覚めたときはなかったのに! 謎解き編は下の方を読んでね。
●ゴンジイ出現!! しかもセリフつき!!! ・・・しゃべったの何話ぶりだろう?(※最後にしゃべったのは初登場時の6話)
●「でも、飛び出した空は・・・涙でゆがんで見えた──」きさま、そのセリフが言いたかっただけとちゃうんかと小一時間ry
●お、新メカ?・・・と思ったら、5話でヤンキーが乗ってたスカッドバイク型だった。ゲームに出てきた盗賊団っぽい。機体コードはSA-HF。


●OPの新キャラ、タヌキ男とキツネ女がようやく登場! このときのBGMは・・・もちろん「GET IT BY YOUR HANDS」!!
●月光号に似ているシルエットの、彼らの空船。LFOの発進カタパルトは機体後部にあるようだ。
●初登場の赤青LFO、超イカス~!! ボードも二機のを合体させてロング仕様にしているようで、カラーリングの合わせ方もオサレ!!
●↑のLFOがメチャクチャ強い。息もぴったりで、流れるようなシンクロ回避。ボードなしでも飛行してるし! やっぱ顔見世はこうじゃないと!!


●赤青LFOのスカート後部と胸部に装備されたトンデモビーム。装甲上を滑るように動いて、あらゆる角度にビーム発射。どういう仕組みなんだか・・・。
●両腕にナイフ仕込んでるわ、頭にパイルバンカー装備してるわと、かなり攻撃的なLFOのもよう。
●アネモネと言えばパンチ! アネモネといえばキック! ・・・そんな登場しかさせてもらえないのだから、泣いているのはジ・エンドだけじゃありません(笑)。
●家出レントンが持ち出したあのバッグ、実はドギー兄さんのものだった。しかもオキニ。ベソかくほどのヘコミよう。入ってたブラがオキニだったんだ。
●ゴンジイ、スタンド使い説浮上。タルホが振り返ると、お茶セットごと座ってた。しかも淹れたてのお茶もって。
●「出てったよ・・・」「みんなによろしく、と言っとった」・・・今日はよくしゃべるね、おじいちゃん。





【初登場人物】
●高僧を迎えにきたヴォダラク教徒たち(声なし)
●チャールズ・ビームス(OPタヌキ男)
●レイ・ビームス(OPキツネ女)




【伏線とか】
●観界の概念。

※画像はあくまでもイメージです(笑)



【判明した事柄・世界観】
●エウレカはスカブコーラルに回帰したことで第8観界まで行ったが、レントンによって現実の世界、第3観界へと引きずり戻された。そのため、鉱物と生物の中間のような状態になってしまったという。
●ヴォダラクの高僧がそれを、ホランドがティプトリーから譲り受けた黄金色の液体を用いた「リュージュの儀式」により、肉体だけを第3観界へ属するものへと安定させた。黄金色の液体はクトゥルフ神話に出てくる「金の蜂蜜酒」がモチーフか。
●しかし、その儀式だけではエウレカの精神まで安定させることはできないという。
●チャールズとデューイは旧知の仲。チャールズが軍に所属していたことでつながりがある。ホランドとの間に因縁があることも仄めかされている。
●例の赤青LFOは軍の退職金代わりに受領したそうな。



-------------------------------------------
『おまけ・かんたん!セリフ改変』
※説明書を読めば誰でも簡単に作れます。


●画像パーツ(時刻順)


※7:15のパーツは使用しません。


●キャプションパーツ
A)「うっ・・・!」
B)「・・・」
C)「エウレカ・・・?」
D)「俺って・・・最低だ・・・」
E)「やっぱ本物より下着のほうが燃えるなぁ」
※パーツEは使用しません。


●作り方
1)7:12とCを組み合わせる。→1コマ目
2)7:03とAを組み合わせる。→2コマ目
3)7:06とBを組み合わせる。→3コマ目
4)7:16(もしくは7:14)とDを組み合わせる。→4コマ目 ※画像パーツは好みのものを選んでください。
5)1~4コマ目を縦に並べて、完成!


●ディテールアップガイド
※より完成度を高めたい人は、7:06のパーツに白い液体の飛沫を描き入れましょう。
※キャプションパーツを改造したり、あえて7:15とEのパーツを組み入れるのもアリです。


第20話「サブスタンス・アビューズ」Substance Abuse

2006-01-25 10:08:48 | 各話ガイド(第2クール)


スカブに取り込まれたエウレカ。レントンは心配するが、面会謝絶で近づくことができない。
そんな中、月光号に仕事の依頼が舞い込む。それは、軍に囚われたヴォダラクの高僧の救出依頼だった。
仕事を請けるホランドに、レントンはエウレカより金が大事なのかとぶつかっていく。
一人、出撃したホランドの行く手には、軍の罠が待ち受けていた。
ニルヴァーシュを繰り、ホランドのもとへ向かうレントン。
しかし、そこで心を制御できなくなったレントンは、自分の行動の本質を知ることになる…。【公式あらすじ】






→近日追加予定です。



【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●巧みに隠されたメーテルのパンチラ。パンチラ解禁は夢のまた夢か。
●報酬は5000万ですって! ヴォダラクって、金持ちねぇ。さすが宗教団体。
●ホランドの暴力4連発! ・・・おこさまのみなさまには、「かいけつゾロリ」をおすすめします。
●かつてない真剣な表情のハップ。ホランドを制止するタイミングが遅すぎだが。記念に載せとくか。



●マックスコーヒー。そんなローカルネタを出されても。千葉と茨城でしか売っていないコーヒー(利根コカコーラ)だそうな。
●高僧エックスがものすごく身軽だった件。606の手のひらにジャンプで飛び乗り、高速移動中に後部座席に飛び移りました。





【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●こ、これがウワサの「トンファービーム」ってヤツかぁっ!!!(←違う)
●使おうと思えば、606でもトンファービームやマシンガンを使えるという件。なら使おうよ、楽じゃん。
●オーバーキル・キングレントン。じっちゃんが見ると心臓発作起こすので絶対ナイショ。


●宮崎映画に出てきそうな物の怪。エヴァでも見たような、便利な心理投影の表現方法です。
●初グロ。一瞬ですが、踏み潰される前のパイロットがしっかりと映っていました。

●「つづく!」・・・エウレカキックも後味悪かったですが、今週はレントン嘔吐でさらに欝。





【初登場人物】
●監視員A(看守)
●高僧エックス(女性)
●刑務所の囚人(声はチョーさんだった)
●監視員B
●監視員C
●KLFパイロットA
●KLFパイロットB






【伏線・不明な描写とか】
●タルホがエウレカのことを「世界」と表現したこと。レントンが詳しく尋ねようとしたところ、都合よくホランドの救難信号が・・・(笑)
●ライダーズ・ハイ、そしてそれを通り越した境地。暴走したレントンの精神を受けて、ニルヴァーシュの瞳が赤く輝き、悪魔のような戦い(惨殺)を行った。ニルヴァーシュの前に現れた、レントンの精神状態を投影したような悪意の塊はレントンが見た幻影か。地形から滲み出して現れた描写に意味を求めるのも面白いかもしれない。





【判明した事柄・世界観】
LFOは運用後、バッテリーの放電をきちんと行うらしい。


第19話「アクペリエンス・2」Acperience 2

2005-08-28 10:49:40 | 各話ガイド(第2クール)


ブリタニの行動によって、州軍に発見されてしまった月光号。
トラパーの波もなく、ニルヴァーシュも動かせない月光号は、窮地に陥る。
そんな中、調子が悪いままのエウレカは、自分の変化を恐れ、ニルヴァーシュからアミタドライヴを引き抜いてしまう。
すると、ニルヴァーシュはエウレカを載せて、洞窟の奥へと動いていく。いなくなったエウレカを追い駆けるレントン。
その奥には、無残に変わり果てたエウレカの姿があった…。【公式あらすじ】





→近日追加予定です。



【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●ミーシャが投与した薬。アネモネのと同様の成分か。
●ほんっとうに見せてくれないパンチラ。今週のギリギリを2つ紹介。
●DXエルエフオー再び。ここでレントンの呟いている、勝手な大人たちとは・・・
殴る奴→ホランド(笑)。あきらめる奴→ブリタニ。残していく奴→アドロック。
●レントンの視点を借りて、エウレカのセクシーショットを3つほど。





【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●自律走行するニルヴァーシュに、ナイト2000を思い出しました。勝手に操縦桿動いてるとことか。
●未来ビジョンのエウレカ。貴重な好作画のケロレカです(笑)。スタッフに余裕があればこうなるはずだったんですね。
●ヒロイン(の容姿)が大変なことに!! ゴム製のアダルトグッズみたいになっちゃった(不謹慎)!!
・・・ゲルレカと呼ぶべきか、泥レカと呼ぶべきか(笑)。
●「分かんないっすよ」「分かんないじゃねーだろ!」「俺、何すっか分かんねーぞ!」の流れに思わず突っ込んでしまいました。





【初登場人物】
●追撃部隊隊長
●通信士





【伏線とか】
●レントンによって取り付けられたアミタドライブ。それをエウレカが取り外したことで、
ニルヴァーシュは「終わりの時」が来たと判断し、彼女を彼岸・涅槃(ニルヴァーナ)へと導いたのか。
●スカブに取り込まれたエウレカが見た光景。空の本棚が一面に広がる、異様な光景。これは彼女の心か、
それとも生きている惑星、スカブ・コーラルの意識が投影されたものか。
●「私の本を見つけなきゃ」「急がないとバスが出てしまう」「夜が、私を溶かしてしまう」
・・・このセリフにより、彼女の深層心理に刻まれていた、エウレカが生まれた目的が暗に示される。
●ようやく見つけ、彼女が開いた本には何も記されていなかった。「これが私・・・」「真っ白な私・・・」「何もない私・・・」
何も達成できなかったまま彼女は役割を終え、スカブ・コーラルへと落ちていく(還っていく)。
●・・・しかし、それを望んだのは、自らの変化を恐れたエウレカ自身なのだ。





【判明した事柄・世界観】
●トラパーの濃度が高い坑道深部へとレントンがトロッコで向かったとき、目の前には「ゾーン」突入時と同じ光景が広がっていた。
やはりこの幽玄な景色は、トラパーが人の精神に働きかけて生み出しているものと思われる。
●セブンスウェルはレントン一人でも起こせる。だからホランドがあんなに切羽詰っちゃったんだね。