第27話~第39話まで使用された3rdオープニング。
OPの詳細を追うことで、作品の世界観、散りばめられた伏線の数々を読み解いていこう。
◆オープニング曲:太陽の真ん中へ
◆アーティスト:ビバッチェ
夜の帳が訪れようとしている薄暗い空。この夕闇の中で、ゲッコーステイトはイズモ艦と再び交戦を行っていた。
カメラが下方へ移動する。ここから時間を遡ること少し、夕焼けの頃。
ニルヴァーシュ(spec2)がモンスーノから攻撃を受け、パイロットシート側のキャノピーが破壊される。
その衝撃に、エウレカが外へ吸い出されてしまう。
コパイシートのキャノピーを開け、すぐさまエウレカの手をつかみ、引き戻そうとするレントン。
しかし、二人の手は離れ、エウレカは空中へ放り出されてしまう。ここでタイトルカット。
はらんだ風に翻弄されるかのように空中を漂うエウレカ。
モンスーノ小隊の残り2機がそばを通過していく。
レントンはエウレカを受け止めるべく、ニルヴァーシュを降下させる。
下にはユルゲンスのイズモ艦が待ち受けていた。
ニルヴァーシュに向け、AAM(空対空誘導ミサイル)を一斉発射するイズモ艦。
ミサイルの噴射煙の軌跡が、菊の花のように広がる。
レントンはエウレカを救うため、コックピットから身を乗り出し、虚空へ向かって飛び出した。
しっかりとエウレカをつかまえるレントン。空中で、お互いの身を寄せる。
2機のモンスーノが通り過ぎ、ホランドの909が、ニルヴァーシュと二人を守ろうと接近する。
囮となって、誘導ミサイルの群れを引き連れて空高く上昇する909。
誘導ミサイルの煙の軌跡が、踊る筆致となって空のキャンバスに広がる。
ホランドはミサイルをぎりぎりまで引き付け、宙返りをして、ミサイルを誤爆させる。
宙返り後の困難な姿勢のまま間髪いれずに、もう一度ターンを加え、さらにミサイルを回避する。
肩に装備したロングレンジレーザー砲で、残りのミサイルを砲撃する909。
ミサイルの火球が次々と開いていく。
落下を続けている二人。ホランドに救われ、表情に明るさが戻っている。
再び手を取り合おうとする二人。
しかし、接近する脅威を感じて、レントンは厳しい表情を見せる。
飛来する金属片からエウレカをかばうレントン。
THE-ENDの襲来。
コックピットのアネモネは二人の姿を視認する。
固く抱き合うエウレカとレントンの姿を見て、動揺するアネモネ。
自分にはないものをエウレカに見てしまったためだろうか。
ニルヴァーシュが二人を受け止めるかのように真下に移動し、コックピットの中へと回収する。
ボードで着水するとともに、エウレカとレントンがニルヴァーシュの力を解放させる。
セブンスウェルに似た、激しいトラパー波の噴出が、大きな水柱を立てる。
それに巻き込まれ、墜落していくモンスーノ。
イズモ艦のブリッジからその光景を目の当たりにして驚くドミニク。
双眸を輝かせ、自律行動するニルヴァーシュ。
その力をアピールするかのごとく、大きく腕を振り払うニルヴァーシュ。
そのシルエットに主要人物が重なって止め絵となり、オープニングは終了する。
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3期OP確かにレントンがコパイシートですね、
spec2になってからはレントンがパイロットシートだと思いこんでました。