エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」

人気アニメ「エウレカセブン」を愛し、ツッこみ、ゲスの勘ぐりでエピソードを読み解くブログです(ひでぇ)。リンクフリー。

ニルヴァーシュ・タイプ・ジ・エンド

2006-05-21 06:35:28 | メカニック

NIRVASH typeTHE-END/ニルヴァーシュ・タイプ・ジ・エンド


全高:不明
重量:不明
最大出力:不明
最高巡航速度:不明
武装:有線式ショットクロー(電磁/コンパク誘導)、エルボーナイフ×2、ホーミングレーザー、バスクード・クライシス他
乗員:1名(単座式コックピット)、
ライダー:アネモネ



【機体紹介】
・・・原初のLFO、ニルヴァーシュ・タイプ・ゼロのアーキタイプ、およびアドロックの遺したコンパクドライブに書き込まれたデータをもとにコピーされたLFO(正確には、重火器で武装され軍事運用されるため、KLFに該当する)。


LFO黎明期の伝説の機体、TB-303を開発思想の直系にもち、オーバーテクノロジーを利用した強力なオールレンジ攻撃が可能で、コンパクフィードバックシステム(CFS)を採用しているため、思考とダイレクトリンクした驚異的な反応速度で運用できるが、303同様、ライダーには多大な肉体的・精神的負担が強いられる。


モンスーノに搭載されている簡易CFSとは異なり、この機体のCFSリンケージは非常に強力で、トラパー感知能力の高い、選ばれたライダーしかこの機体を操ることはできない。
その代わり、適合者であれば操縦桿などによる操作は不要で、頭のなかで描いたイメージ通りに操縦することができる。


シンクロ率が高ければ、ライダー自身が機体と融合したかのごとく、まさに自分の手足を動かすのと同様の感覚で操縦することができる。
また、トラパーを通じて他者の精神とリンクする特性が非常に強い。運用時にライダーもそのような錯覚を感じたと報告している。
これはニルヴァーシュのアーキタイプが有する特異性でもある。


オリジナルのタイプゼロ同様、コーラリアンの影響を受けない特性を備えており、ゾーンへの突入が可能であり、それがそもそもの設計の目的である。
アーキタイプ自ら強い意志を持っており、しばしば自律行動を行うのもタイプゼロ同様の特徴である。


コックピット内部にとりつけられた多数の目玉状のものは、バイオナノマシンで構成されたセンサーである。これらは通信機器の機能も果たす。


リフボードは分割式で、スキーボードのような形状をしている。
ビークルモードに変形する機構はないため、発進時はブロックカタパルトにより射出される。




【武装紹介】
●有線式ショットクロー

・・・両手の甲に仕込まれた金属爪。大型のナックルガード自体に推進機構が内蔵されており、射出して、ターゲットをどこまでも追尾することができる。
誘導方式は電磁誘導、およびコンパク誘導(対象のLFOが駆動時にコンパクドライブから放出する特殊なトラパー波を検知)の2種類。
いずれにも任意に切り替えることが可能。

●エルボーナイフ

肘部から展開する、長身のナイフ。クロー射出時の近距離武器として、逆手にもって攻撃を加える。
一瞬しか登場しなかったため、ショットクローと同一のものか、そうでないか、物議をかもした。

●バスクード・クライシス/BAS CORP D'E CRISIS

ライダーの脳波によって指向性を与えられた、特殊電波による熱波放射攻撃。人間の脳内ニューロンを電子レンジのように焼き尽くす、恐ろしい対人兵器である。
熱線攻撃としても使用可能。

●ホーミングレーザー
トラパルザー技術を応用した、高性能の誘導レーザー。
両肩と腰部に配された目玉状の砲台から一斉に発射されたあと、どこまでも標的を追尾し、蜂の巣にする。
最大で18×3=54本のレーザーを斉射することが可能。


●バハルック・スウェル

トラパー放射機構を備えた他のKLF(作中ではモンスーノVC)複数体とフォーメーションを組むことで、膨大な量のトラパーを圧縮・反転変換させ、それを球状のエネルギー体にして放出する、対コーラリアン兵器。

●ドリルランチャー

司令クラスターにオラトリオの砲撃を直撃させるため、ガイドとして打ち込んだ発信器。



【リフアタック一覧】
●ブルタリティ・スラッシュ
●グラインド・デスサイズ



【その他】
●ジエンドのアーキタイプの意志が抑制から解き放たれ、白銀の騎士に身を変えた瞬間。
●タイプゼロに似たカラーリングで、表情も慈愛に満ちたものとなっている。


●アネモネとドミニクを守るため、オラトリオのアルティミット射撃のエネルギーによりアーキタイプ(ナノマシン)が蒸発し、人間がとりつけた外装(一番分厚い胸部)のみが残ってしまった姿。