DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

キター

2006年07月29日 | Weblog
昨晩米国株はGDP減速を受けて
利上げ停止を織り込んでいく展開。
完全にダウ2段底を打って
週明けにダウがさらに上昇するようだと上昇トレンドへ。

やはり天神底が現実のものとなりそうだ。

ただし予想外だったのは新興の戻りが弱いこと。
この局面では普通は新興が大きく上げて反応するはずだが
東証大型株のほうが反応がいい。

チャートでも日経とジャスダック平均の乖離が認められる。
しかし全体の地合がよくなれば
好決算銘柄に素直に買いが入ると思うので
YACはこのレベルでもみ合っていれば8月10日の1Q発表では
大きく反応してくれると思う。

今回の相場ではいつもの自分のルールである
5%ロスカット(絶対に10%以下)ルールを破って耐えているので
精神的に非常につらいものがある。
結局底打ち反転しそうなので正解だったようだが
もし普通にロスカットしていれば
買い戻せずこの上昇を買い逃していたことだろう。
底値圏で買い戻すというのは
損をしていればしているほど恐怖が増すものである。

今後の展開予想としては
8月一杯は上昇トレンド
秋の訪れとともに再度調整して
年末から再上昇というシナリオを考えている。
ただし秋の下落では現在の水準までは下がらないだろう。

来週は日経15700を上抜けできるかどうかにかかっている。
ここを突破すれば16000~7000のボックス相場入りが見えてくる。

久しぶりに総悲観からちょっと楽観のコメントができるようになった。
でも大きな含み損を抱えていることは事実である。
何とかポートフォリオが黒字になることを祈る。