DrKの株日記

現役医師が仕事の合間をぬって株と格闘するブログ

ちょっと下げすぎ

2006年07月22日 | Weblog
米国株がダウで約60ドルの下げ。
これはちょっと下げすぎかな・・・
せめて十字線で終わることを期待していたのだが
月曜はまたまた日経下げでの始まりになりそう。
どこまで弱いのか
まだまだ我慢が必要みたいだ。

昨日はテレビで対照的な番組を見た。
ひとつは野球のオールスターゲーム。
もうひとつはサッカーの
久米宏がやっていたジーコジャパンの検証番組。

もともと野球もあまり見ないが
オールスターゲーム最低。
プロたるもの普通の人ではできないようなプレーを見せてこそ
お金をもらう権利があるというもの。
ふざけたり、直球だけで勝負したり
全く打てない三振清原が出てきたり
自分たちだけで楽しんでる
昔はそれなりに真剣勝負の場だったと思うが
新庄が出てきたあたりからおかしくなってしまった。

オールスターの方がWBCのメンバーより
明らかにいいメンバーが揃っていた。
それだけにふざけた態度は残念である。

対照的に素晴らしかったのはジーコ。
ワールドカップの検証に全く興味は無かったが
弱小住金サッカー部を
今のアントラーズのレベルに引き上げたのは
紛れも無くジーコのプロとしての情熱だった。

今大会の結果にいろいろ言う人もいるが
これまでは強豪国とは勝負以前に
親善試合さえしてもらえなかったのである。
それがジーコの4年間を通じて
極東の小さな島国が真剣にサッカーに取り組んでいることを
世界に広めることができたのである。
・・・そう、日本はサッカーという社交界にデビューできたのだ。

日本に来て初めて住金の部員と練習をした時
部員の多くはそのレベルの違いに
笑いながら練習をしていた。
ところがジーコはそんな雰囲気の中で
常に真摯な態度で100%のパフォーマンスを見せていた。

私はそれほどサッカーに入れ込んでもいないが
10年前のJリーグの開幕でのジーコの活躍は
今でも覚えているしそのゴールは芸術的でもあった。
見るものに夢と感動を与える・・・
それこそ本物のプロの姿だ。