2月14日は朝から『CoCoLo長岡』の食品館で販売活動をさせて頂くので、夜のうちにブログを書かせて頂きました。
題名でもあるように、加勢牧場ではどんなエサを牛に与えてると思いますか?
こんなエサを与えてます。
アメリカやオーストラリア、カナダで作られた100%輸入のエサになります。
ここで「エサはすべて国産のものを与えてます」とか、「自分たちで作ったエサを与えています」と言えればカッコいいのですが・・・
・・・
期待を裏切ってすみません・・・
・・・ただ理由があるんです。
・・・
何年か前・・・
加勢牧場は自分たちで牧草を作って、それを牛さんたちに与えていました。
残念ですが牛の体調が悪くなってしまったんです。
牧草を収穫する時期は夏になります。
牧草を刈り、刈った後は数日乾燥をさせます。
夏に湿度がかなり高くなる新潟では、刈った後の乾燥期間に牧草がカビてしまったのです・・・
当然ですがそんなカビのついたエサを与えれば牛さんの体調は悪くなります・・・
また、新潟の梅雨の時期は天候不順が続くため牧草作りには適していないのです・・・
ここでは書き切れないほどの失敗を多数経験してきました・・・。
そして僕らは学習しました。
「エサは購入した方が牛さんのためになる」と・・・
しかも、
「輸入飼料の方が安定してるし安い」と・・・
結果、加勢牧場の牛さんが食べるエサは、100%輸入飼料になってしまったのです。
複雑な気持になるかもしれませんが、
おかげで、牛さんたちの体調はすこぶる健康です