ラテン系hard ripper

波を愛するラテン男の日記です。

keep surf

2008-03-25 10:55:15 | Weblog
波乗りと出会ってもう十ウン年。

今更ながら、これがオレの生涯付き合っていくスポーツなんだって
最近はっきりと意識してきている。

若い頃は、なんだってできるしなんにだってチャレンジしたいって
思ってて、案外ひとつのことにあまり集中できないでいた気がする。
特に大学生の頃なんて、スキー(当時はスノボがブレイクする前
だったのです)やらテニス(柄にもなく。笑)やら、サッカーやら
野球やらって、いろいろやってた。
サーフィンはあくまでその中のひとつって感じだったなあ・・・。

社会人になると、時間も限られてくるからあれもこれもってワケに
行かなくなり、ひとつまたひとつと消えていって、最終的にサーフィン
が残ったって感じかな?

でもオレの中で、サーフィンは大得意の方じゃなかった気がする。
何か、いつも誰かに先を越されてて、それに追いつくのが精一杯で、
自分に超納得できるような感覚をなかなか持てなかった。

じゃあなんで続けてたかって言うと、なんとなくカッコイイし日焼け
するし、筋肉もつくし・・。
サーフィンやってるってこと自体に満足してたと言うか。

思えば世の中のサーファーには、多かれ少なかれこういうオレのような
カッコつけたがり精神があるように思う。

知り合ったばっかの女の子に「波乗りが趣味です」って言って「ええ~、
カッコイイ。波ってこわくないのぉ?」とか言われて「怖いけど乗れた
時の感動がさ~」とかって言ってる自分に酔ってますみたいな(笑)。

でも、そんなノリだけでやってるのは20代までが主で、30過ぎて結婚
してまでやってるヤツは、やっぱりそれなりに好きじゃなけりゃ続いて
ないハズで・・。

オレの場合、今ではもうサーフィン以外のスポーツにはほとんど興味が
沸かないってぐらいサーフィンにのめりこんでる。


今では、自分が他人と比べてどうだとか、自分の波乗りセンスがどうだとか、
女の子にモテるだろうとかそんなことはあんまし問題じゃなくなってきた。

シンプルに、「波」に乗ってる時が至福の時。
この幸福を、少なくとも週に一回は味あわないと息苦しくなる。
もっと長く長く波に乗っていたい。
もっとうまい技を決めまくりたい。

若い頃は、海に継続的に行ってることがある種ステイタスって感じだった。
ハードな波にのまれてヘコむとか、真冬は寒くてくじけるとか、昨夜クラブで
飲みすぎて起きれなかったとか、いろんな理由で海から遠ざかるヤツもいて、
オレもそうならないように気を張って波乗りを続けてた時期もあった。

でも、今はあきらかにその頃とは違っていて、ただ純粋に行きたくて行きた
くて堪らないから、寒くても眠くても忙しくても、とにかく毎週海に行ってる。



この期(年齢)に及んで最近思うこと。
ここまでサーフィンのことが好きなら、一生涯の楽しみにしよう。
ってことは、オレの一生ってまだまだこれからみたいなモンだから、サーフィン
も、今からはじめたんだって気になってより真剣に取り組もう。
サーフィンがうまくなる為の、陸上でできるいろんなトレーニングもしよう。
太ると体重が重くて波に乗りづらくなるから、太らないようにしよう。

消極的に考えると、もう30半ばだから体力も落ちていくからしょうがないや
って人も多いかも知れない。
でも、オレがみんなと同じでこれから衰える一方だとは限らない。
今からまた体を鍛えて、技を磨いたら50歳くらいにピークを迎えられるかも
知れない。
60歳の白髪のオッサンでも、芸術的な技を決めまくるレジェンドになって
るかも知れない。

65歳になっても、若いサーファーギャルとラブラブしてるかも知れない。
(あ、コレは余計だった。笑)

折角こんなすばらしいスポーツに出会えたんだ。
これからも、「波」に感謝して「サーフィン」というものをリスペクトして、
もっともっと極めて行きたいゼ。