経済記者山田くん

愛媛の経済に関する『話題のネタ』。時々『愛媛の企業検定』から出題。

話のネタ 「乙亥大相撲」開催中の野村町は、良き日本の姿を残している

2012-12-05 | 話題のネタ
話のネタ
「乙亥大相撲」開催中の野村町は

 「乙亥大相撲」が開催されている間の野村町は正に、『村あげての』お祭りだそうだ。
 今年の乙亥大相撲は、11月27・28日に開催。今回で161回を数え歴史ある大会というだけでなく、その会場となる「乙亥開館」では日本で唯一、プロアマ対決の取組みがあるなど独特の催しとなっていることは有名だ。
 主催者の関係者に聞くと、乙亥大相撲は、野村町の人達にとって特別で、その町の人々の習慣が面白いそうだ。
 その一番は、町内のいろんな家で家族・親せき関係なく料理やお酒がふるまわれるそうだ。全くの他人でも家に上がって料理を食べ、お酒を飲むことができる。もっといいのは、その家に乙亥大相撲に参加した関取が突然やってきて、一緒に食事をしながら話が出来る。リアルに関取を身近でみることができるのだそうだ。
 今年は町内の15、16軒がそうしてふるまったそうで、数年前なら30数軒もそうした家があり、町内の何処へ行っても飲んで食べて、乙亥の相撲を祝っていたそうだ。
 そんな光景をイメージしてみる。すると一昔前、子供の頃の記憶として残っている「その地区の大人も子供も、みんな知り合いで親しくしていた」時代のようである。それが野村町では今も残っているようだ。
 野村町では大相撲秋巡業「西予市野村場所」も開催され、横綱や大関など主要な関取が来町する。その町民との触れ合いのなかで多くの人が感服するのは横綱・白鵬だそうだ。「自分は未だ二十代、一般社会人でいうなら下のほうです」と大人に、子供に常に謙虚にふるまうそうだ。


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