経済記者山田くん

愛媛の経済に関する『話題のネタ』。時々『愛媛の企業検定』から出題。

取材メモ。タイヤの答。

2010-07-27 | 愛媛の企業
 タイヤは何角形か、という問題でした。
 その答えは、88角形です。

 最近、エコ性能・省エネタイヤとか、ノイズ削減タイヤなどの商品が登場しています。

 丸いタイヤをどうやれば、燃費が向上したり、タイヤの走行ノイズが削減できたりするのか、以前は理解できませんでした。

 しかし、タイヤが真円でなく、88角形と考えれば理解できます。
 例えば、88角形を112角形にしたり、さらに136角形にすれば、タイヤはより真円に近づき、転がりが良くなり燃費が良くなる。ノイズが少なくなる、ということになります。 


取材メモ。タイヤは真円ではない。

2010-07-24 | 愛媛の企業
 取材に行くと、その業界の人でないと知らない雑学を教えてくれることがある。
 先日も、ヘェー、とうなった。

 タイヤは、真円ではないのだ。
 だからこそ、タイヤの燃費性能が生まれ、高めることが出来るそうだ。

 前回に続いて、問題です。

 では、標準的なタイヤは、何角形でしょうか。


自動販売機の儲かりの仕掛け

2010-07-20 | 愛媛の企業
前回の答です。

うっかり、回答を出すのを忘れてました。

それは、定価販売であるということです。

現在、小売業で定価販売しているところを探すのは、難しい。
スーパーはもちろんのことコンビニも値引きして販売しています。
デフレが続く中で、大手量販手など値引き合戦ですよね。

そんな中で、定価販売している自動販売機はすごく儲かっているはずです。
そうそう、定価販売しているところは、ありました。
今なら、ipadですかね。
アップルはすごいですね。

ココだけの話。儲かる商売は。

2010-07-14 | 愛媛の企業
 地方経済の回復が感じられないなかで、取材先でよく聞かれる。
 「どんな業種がイイのか。どこが儲かっているのか」。

 そんな時は、ヤマキが20数年間増収を続けている話をする。(残念ながら平成22年3月期は、故意的に減収増益)。理由は、景気に影響されない調味料を製造しているから、と説明している。

 そして、意外と知られていないこととして、
以前、取材先で聞いた「自動販売機」を挙げる。

 その理由が、意外と気がつかないし、なるほどと思った。
 二十四時間営業であること、人件費がかからないこと、などがあります。
 それもそうなのですが、もっと、儲かる仕掛けがあります。
 それは、何でしょう。

 今回は、皆さんへの問題で終えます。
 回答は、次回。

ココだけの話。儲ける中堅スーパーの秘策

2010-07-05 | 愛媛の企業
儲かっている中堅スーパーの秘密


 県外に様々な機会を捉えて出掛けている人はやはり、愛媛だけで仕事をしている人と比べて見識が広い。

 先日、小売業に関係している取材先の経営者が、「郊外の中堅スーパーで凄く集客している業者があった。その立地は五百㍍圏内に大・中型スーパーが数店舗乱立している。しかし、そのスーパーは、周辺の顧客をがっちりと掴んでいる」と切り出した。 

 一般的に中堅スーパーは大型スーパーに客を取られ、追々細りで倒産に追い込まれるのだろう、という常識を覆し、さらに物はやりようなのだ、ということを改めて思い知らされた。

 ある小売業界に関係する経営者の話。

 ある東京の中堅スーパーでは例えば、賞味期限が近くなった商品を『○○日の賞味期限が近いので、価格を半額にします』と表示して販売している。そんな商品があちこちにある。そこに主婦達がごった返している。

 ここで考えて欲しい。何故、主婦は集まるのか。

 今日食べるものなら、別に賞味期限が近くても問題ないからと考えるのが普通だろう。それはそうだと思う。それだけではない。こうした半額の表示によって顧客はこの店について、どう考えるか。そこが、大切なところ。主婦は、この店を『正直な店』と感じるだろう。特売の商品だけでなく、全ての商品について安心できると思うだろう。そこが重要なんだ。

 この店のやり方は、それだけではない。単に店で置いていた賞味期限の近づいた商品を半額で売るだけなら儲からない。ここからが、凄いところ。卸業者と交渉することで利益を生み出している。卸業者と、どう交渉するのか。業者の倉庫に残っている賞味期限の近い商品を安く買う。そして店ですばやく売る。
 
 このスーパーは、店で素早く売る仕組みを作ったことが、儲かりの第一歩となった。