経済記者山田くん

愛媛の経済に関する『話題のネタ』。時々『愛媛の企業検定』から出題。

『水の都』を新たな観光資源に ㊦

2021-05-26 | 話題のネタ

 「『水が綺麗』は観光のリピーターになります。他の街から来た人は水の近くに住みたくなります。移住の促進になります。水が綺麗と病原菌の繁殖が少ない。さらに水が綺麗な場所は食事がおいしいのです」

 「具体的には重信川や石手川の河川敷を整備するのです。クライストチャーチのエイボン川は一つの参考になるでしょう。そのエイボン川の川沿いはとても綺麗です。観光客向けには『パンティング』という観光メニューがあり、小舟に乗って楽しむというものです」

 「松山空港と道後はとても近いですから、松山に着きホテルまでの移動やホテルから空港まで僅かな時間に楽しむことができます」

 「国内でいうと静岡市や熊本市などは河川を整備していて街が綺麗です。さらにもう一つ、『空気が綺麗』を加えれば、他の都市に負けない大きな観光資源になることでしょう。そうすれば税収も増えます」

 


『水の都』を新たな観光資源に ㊤

2021-05-24 | 話題のネタ

 

 先日、理系大学で教師を務めていた化学研究者と話す機会があった。雑談のなかでは新型コロナの特長などについても文系人間に分かりやすく説明をしてもらっている。

 そんなある日、アフターコロナの観光について「文化水準が高い松山はもう一つ、水の都という観光の要素を持つべきではないか」というユニークな発想を聞いた。現役の教師時代には世界各国の大学などでの講演とともに、それぞれの都市の景観も楽しみの一つだったそうだ。

 北欧など欧州の街並みは好みだそうだが、水の都としてはベトナムのフエ市、さらにニュージランド南島最大の都市、クライストチャーチが「水の環境整備が最も進んでいて、観光資源となっている」ということだ。


そこまで来ている『空飛ぶクルマ』 ㊦

2021-05-20 | 話題のネタ

 その講師は、続けて、空飛ぶクルマが実装されるのは、都心では無理で、地方になるという。

  「空飛ぶクルマが実際に利用されるのは、先ず地方です。たとえば国道11号線沿いなど郊外の幹線道路沿いに一定の間隔で離着陸スポット整備します。我々は離着陸スポットまで地上を走り、離着陸スポットからは空を飛び、目的地の近くのスポットで着陸。そこから目的地まで道路を走るのです」

 「免許は自動車の四輪免許だけで大丈夫です。飛行をクルマにセットすれば、あとは全自動で、次の着陸スポットまで飛行中は操作しませんから免許は不要です」

 


そこまで来ている『空飛ぶクルマ』 ㊤

2021-05-19 | 話題のネタ

 ある講座の講師は、昨年8月にスカイドライブ(東京)が公開した空飛ぶクルマの有人飛行試験を見学したそうだ。そこで試験に参加しているトヨタ自動車やNECなどのスタッフと話した。そこでの会話とともに講師が説明した内容は、あと1年余りで確かに実現しそうだと感じるものだった。

 「現在の自動車が完全な自動運転になるより、空飛ぶクルマのほうが早く実現できます。陸上には建物だけでなく人や車など様々な障害物があり、しかもそれらは動いています。これらを回避しながらの自動運転はかなりのセンサー技術が必要です。一方、空中にはそうした障害物がありません。ですから、飛行中の速度や航路などルールを決めれば空の自動運転のほうが実現しやすいのです」

 あと1年余りで、その光景が現実になるのかと思うと、身震いした。是非、グーグルで「空飛ぶクルマ ソニー」を検索して自身の目で確かめてほしい。

 


防犯カメラの活用は既に始まっている ㊦

2021-05-17 | 話題のネタ

 防犯カメラ映像の活用は、データ容量の重い映像ファイルを如何に軽くするか。ここに掛かっていた。これを解決したの東京のスタートアップIT企業。

 「この防犯カメラの映像をビックデータとして活用すれば、いろんな課題の解決につながります」

 「ただ、動画はデータの容量が大きく、これらの動画を保存し活用するには課題が残されていたのです。こうしたなかでベンチャー企業が、重い動画ファイルを軽くする特殊技術を開発し事業化しているのです」

 この部分の報告を聞いて、画像処理技術は、もうそこまで来ているのだと知った。そして今では防犯カメラは、個々の住宅や街角など気付かないところにまで設置される場所が増えている。ドライブレコーダーもネットにつなげればビッグデータとして活用できるだろう。

 中国政府はすでに、国民一人ひとりを管理している。日本が中国のようになることはないだろうが、国内でも個人の行動は徐々に把握されるようになるのだろう。