経済記者山田くん

愛媛の経済に関する『話題のネタ』。時々『愛媛の企業検定』から出題。

五常の徳

2012-11-13 | 話題のネタ
 五常の徳という話を聞きました。紹介します。
 中国の思想家で儒学の祖、孔子の教えを徳目として説明したものだそうだ。
 中国を何度も訪れている経営者の話。

 「五常の徳」は「仁・義・礼・智・信」の五つの徳のことです。「仁」とは、思いやりの心もつこと。「義」とは、正しいおこないをすること。「礼」とは、豊かな心を示すこと。「智」とは、正しい判断をすること。「信」とは、周りの人から信頼されること。
 日本人が忘れてしまっているものの一つが「五常の徳」であると思う。もう一度、この徳について考えていかねばならない時期に来ているのではないだろうか。

俳句が上手くなる方法

2012-11-11 | 話題のネタ
 俳句を作り始めて一年に満たない。初心者でありながらも常に、俳句作りを心掛けている。すると、不思議にも、俳句をやっている人にちょくちょく出会うようになった。「この人も俳句をやっていたのだ」。そう感じる日が続いている。
 そうしたなかで指導している俳人にも出会う。俳句作りは初期の段階ではあるが、自分なりに納得のいく俳句を作れるようになる方法は、と尋ねてみ他。すると、あっけなく即答された。
 その指導者の話。
 俳句作りは「三多」といわれています。それは、たくさん詠む、たくさん捨てる、たくさん読む、ということです。
 「たくさん詠む」とは、とにかく俳句を作ることです。あまり考えず、とにかく作る。そして「捨てる」とは、忘れるということでしょうか。「読む」とは他の人が作った俳句を読んで、触れること。
 そして、付け加えるとするならば、いろんな人の俳句を読んで、いいな、と思った句なり、一言をメモする。それをためていく。その後、自分が作ろうと思った時に、メモした人ことを使って句を作る。意外といい句が出来るかもしれません。私もメモは、よく残しています。
 何よりも、それなりに上手になるには、俳句を続けることですよ。
 こんな話だった。
 スポーツを習う際、ベテランの人が初心者に対してアドバイスする際にもよく言われる。テニスや野球、ゴルフなど球技なら一球でも多く打つこと。そして継続すること。なにごとも、そうなのである。
 

話題のネタ 「ヒットの脇に商機あり」

2012-11-09 | 話題のネタ
 どんな商品がヒットするかわからない産業界。芸能界も、どんな女優をテレビに送りだせば人気が出るか分からない。現在、何を作れば儲かるか、分からない時代と言われている。
 そんな中で、有名企業の社長が登場するテレビ番組を見ていると、その日、出演していた社長が「ヒットの脇に商機あり」と言っていた。
 なるほどと、うなずいた。
 テレビ番組で説明していた有名社長の話。
 例えば、携帯電話が、すごい勢いで普及していた頃。それじゃー、その携帯電話に関連した商品を作るのです。ストラップでもいいですよね。通信機としての携帯電話でなく、携帯電話をメディアとしてとらえると、様々なアプリケーションソフトが考えられます。携帯電話にカメラがついたり、テレビもついたりしました。
 このように、ヒット商品が登場すると、その脇には必ず、それに関連した商品が生まれ、ヒットする。ヒットした商品があれば、その脇に何があるのかを考えるのです。

辛坊治郎の講演メモ 最終回

2012-11-08 | 話題のネタ
 辛坊治郎の講演メモは、もう少しありますが、とりあえず、今回を最終回にします。当日の講演内容のうち以下のテーマが最後に来ました。最後の言葉が、最も言いたかった事のでしょうか。

≪日本は大変な債務国≫
 日本の財政は、本当に破たんしています。今の日本を救うのは、世論しかない。という話をします。
 現在、行政の財政状況をバランスシートで分かりやすくしようという話が出てます。それで、日本の財政も債務がどれくらいあるか、出した方が良い、という政治家がいます。
 で、皆さん、言っておきます。日本の財政は破たんしてます。年金債務が今、どれだけあるかというと、年金をかけ終わって支払いが確定している分だけで950兆円あるのです。現在、厚生年金をかけている途中の人を除いてです。このうち国が保有している年金は125兆円しかないのです。残りの825兆円が債務超過になっています。政治家は、これを「借金が多い、資産が多い」とかいうてますが、要は財政が破たんしているのです。政治家の責任です。日本の政治を変えるのは世論しかありません。

辛坊治郎の講演メモ 第4回 

2012-11-06 | 話題のネタ
フリーライター、辛坊治郎の講演メモ その4

≪自民党と石原慎太郎都知事の密約≫
 自民党総裁選(9月26日)に至るまで、永田町を取材していた時、自民党が一番警戒していたのは、石原慎太郎と平沼さんによる新党立ち上げだったのです。結局、石原さんは新党を作らない、ということになったのですが、その理由が、取材のなかで分かったのです。
 その理由は、石原慎太郎が自分の息子を首相にしたかった、ということです。石原家から首相を出したかったのです。
 三党合意で消費税が衆参両議院を通過し、今度は野田内閣が何時解散するか、そして自民党総裁選に世間の注目が集まり始めた時、政局は自民党総裁が内閣総理大臣になるというなかで、総裁の最有力候補は石原伸晃でした。それで、自民党の幹部が石原慎太郎都知事に接触。その時、自民党の幹部が石原都知事に言ったそうです。今、自民党内は、次期総裁に石原伸晃で固まっていて、すると石原伸晃首相が誕生するのは、ほぼ間違いないです。しかし、ここで都知事が平沼さんと新党結成などということになると、自民党党内で反発が起き、せっかくの石原総裁、石原首相ということに水を差すことになりかねない。どうか、ここで平沼さんとの新党結成ということを思いとどまって欲しい、といったそうです。それで石原慎太郎は新党結成を断念した。
 で、話は、ここでとどまらない。
 9月26日は、丁度都議会があった日です。石原都知事の近くにいた人から聞いたのですが、近くにいた人といえば、すぐに分かると思いますが、Iさんです。よくテレビに出る人。都知事の近くというと副知事ですよネ。で、議会途中、総裁選の結果が出る頃、都知事あてに、メモ書きが届いた。それを読んだ、都知事は「ちっ」と舌打ちした、と言ってました。ですから間違いない。隣にいた人が言ってたのですから。