数日前に届いた手紙。
いつもやわらかな猫の絵付けをしたガラス皿を納品してくださっていた山田さんが死去したことにより
工房が終了したことのお知らせ、すべてが終わったら出すようにと用意された手紙でした。
工房と自宅は処分し、高齢の両親には施設に入ってもらいましたので
ご弔問やご弔電はどうぞご遠慮下さいませ。
もしお手元に本人の作品の1つでもお持ちでしたなら、
時々に思い出していただけましたら幸甚に存じます。
楽しい時間を長い間ありがとうございました、
皆様のご活躍とご健康をお祈りしつつ、最期のご挨拶とさせていただきます。
さようなら。
そう締めくくられた手紙でした。
最初はうちの通販のお客様で、
ガラスで猫のお皿を作っているのです、見せてください、売らせてくださいと続いた間柄です。
お会いしたことは一度もなく、今思えば
個展の案内をいただいた時に行けばよかった、奈良なんてすぐなのに。。。
最期にいただいた注文は去年の10月でした。
私も毎年使っている猫の日めくりカレンダー。
それから半年も経たずに。。。
これは納品が始まった頃にうちのぐりこをモデルに描いてプレゼントしてくださったお皿です。
早咲きの桜をお供えさせていただきますね。
うちでもたくさん販売して、たくさんの方にご購入いただきました。
お持ちの方はどうぞ末長くお手元に。。。
KILIさん、回復中です。
ご心配いただき、ありがとうございます。
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