「あーちゃんかわいそう、かわいそうねえ。
こんな痛いこと嫌なことされて本当にかわいそう」
最後のリハビリの日にも、母(実母)はそう言ってた。
ことのはじまりは4月の入院時。ロタウィルスで下痢が続き、発作が頻発してた頃。
あーの調子が絶不調で、普段ならグズりながらこなすリハメニューを大泣きして全然できなかった日に、たまたまうちの両親が面会に来てあーと同じくらいの勢いで母が泣いてた。PTさんの笑顔がめっちゃひきつってた。そりゃそうだ、嫌がらせでしてるわけじゃないし発達段階を無視して無茶なことをさせてるわけじゃない。痛いこともしていない。
母には「嫌なことをさせてるわけじゃないし、逆に得手不得手が見えてこちらの関わりの参考になる。泣かれたらPTさんがやりにくくなる」と厳重注意したんだが。。。
祖母としての気持ちもわからんではない。
うちの弟はボバース法もドーマン法も経験してるんだし、母も弟のリハビリに奔走していたはずなのに、立場が違えば「かわいそう」になっちゃうのかな。
あの頃の母のほうがよっぽど”鬼気迫るもの”があったような気がするが。
授産施設で働いてるときもご近所の高齢者が「障がい者を働かせて可哀想」と言いに来てひきつったことがある。世代によって考え方の違いがあるんだろうな。
障がいがある人にとって「かわいそう」なことがあるとすれば、誤解や偏見の目で見られることと社会参加の機会が奪われること、それと哀れみの目で見られることだと思う。
こういうことはこれからずーっと繰り返し起こりうることなんだろうな。
こんな痛いこと嫌なことされて本当にかわいそう」
最後のリハビリの日にも、母(実母)はそう言ってた。
ことのはじまりは4月の入院時。ロタウィルスで下痢が続き、発作が頻発してた頃。
あーの調子が絶不調で、普段ならグズりながらこなすリハメニューを大泣きして全然できなかった日に、たまたまうちの両親が面会に来てあーと同じくらいの勢いで母が泣いてた。PTさんの笑顔がめっちゃひきつってた。そりゃそうだ、嫌がらせでしてるわけじゃないし発達段階を無視して無茶なことをさせてるわけじゃない。痛いこともしていない。
母には「嫌なことをさせてるわけじゃないし、逆に得手不得手が見えてこちらの関わりの参考になる。泣かれたらPTさんがやりにくくなる」と厳重注意したんだが。。。
祖母としての気持ちもわからんではない。
うちの弟はボバース法もドーマン法も経験してるんだし、母も弟のリハビリに奔走していたはずなのに、立場が違えば「かわいそう」になっちゃうのかな。
あの頃の母のほうがよっぽど”鬼気迫るもの”があったような気がするが。
授産施設で働いてるときもご近所の高齢者が「障がい者を働かせて可哀想」と言いに来てひきつったことがある。世代によって考え方の違いがあるんだろうな。
障がいがある人にとって「かわいそう」なことがあるとすれば、誤解や偏見の目で見られることと社会参加の機会が奪われること、それと哀れみの目で見られることだと思う。
こういうことはこれからずーっと繰り返し起こりうることなんだろうな。