今日、弊社取引先の(株)ブルーウィングさんの展示会があり、
見に行って来ました。多くの農業関係者(行政他)の方々が来てました。
明日6日もあります。
『自然エネルギーと農業』と言う事で太陽光発電でビニールハウス内を全自動
管理してました。
私はポイントは2つだと思います。
1つは太陽光から100V,200V、三相200V(動力)を作っている点。
写真のようなコンパクトな設備で、電源を作っている事に驚きです。
三相200で4KWの出力が可能だそうです。
もう1つは ナノレベルという細かな霧を噴霧出来ると言う点です。
霧状なので葉っぱの上表面だでなく、裏側まで予防薬が散布できるのだそうです。
これって画期的だと思います。よくもノズルが詰まらずに・・・と思います。
写真右の方が森山社長さん、そのお隣がこのハウスの所有者の田中さんです。
このシステムを説明しているのが副社長の森山さん(社長の弟さん)です。
所有者の田中さんの説明では、ビニールハウスは建物と見なされず、電気を
引く場合は自前で電柱などを建て、配電線を持ってくるのに膨大な費用かかる
そうです。それがこのシステムで解決です。
全く電気の引けない土地での活用が期待できます。そういう喜びの声が出て
いました。
冬など、重油を焚かなくても、電気を使った暖房を考えれば通常の1/5くらい
の暖房費用で済むそうです。
延岡から こういう地場に密着した発明が出た事に拍手です。
地元の農業に大きく貢献する事でしょうね。