思いつくままに・・・

写真が趣味の女性がお気に入りの写真と一緒に感じたことを綴ります。

茂木健一郎「脳を活かす仕事術 わかるをできるに変える」(PHP)

2009年08月10日 | 
本書では、脳科学者として、脳の特徴を活かして仕事の成果を最大限に引き出す方法を自らの経験も交えて説明している。
脳には感覚系の学習と運動系の学習機能があり、感覚系で様々な情報を入力し、運動系で実際に行動して出力することができる。
現代人は、感覚系が発達しているケースが多く、少しずつでもいいから出力を増やす必要があると述べている。
出力することで、自分の問題点を客観的に見つめることができ、2度目の出力はより優れたものになりやすいそうだ。具体的に出力するとは、人に話したり、文章にすることだ。
仕事においての出力は、何かアイデアが浮かんだら、うまくいくだろうかと考える前に企画書を出すなど、行動に移すことが大切だといっている。出力してみたら、自分の理想とのギャップを埋めるために努力して入力し、また出力するという入出力のサイクルがよりよい仕事に結びつくそうだ。
一方で、入力の質を高めるために、英語など他の外国語を習得することが必要だと述べている。
ブログを書くことも、自分の経験を見つめなおすよい機会だと述べている。
入出力を効率的に行うために、脳には余計な情報を詰め込まないほうがいいそうだ。
そのために、必要な情報はネットやパソコンを利用して、いつでも取り出せるようにしておくことを勧めている。
情報整理はGoogleなど、プロといえるシステムに任せてしまう方がいいそうだ。
その上で、人がすべきことは、付加価値を生み出すなどの創造的な仕事だと述べている。
ビジネスにおいて、仕事の出来る人は行動派が多く、うまくいくかどうか考えるより、まずやってみて軌道修正していく人が多いそうだ。
イチロー選手は自分がベストコンディションになれる環境を毎回再現して、仕事に臨むそうだ。
パフォーマンスを高めるために、自分のパターンを知っておくことも必要だ。
経験の中から、仕事に役立つインスピレーションを得るには、普段から勉強して行動することが必要で、インスピレーションに気づく能力も必要だといっている。
何かをする前に、まず世間が自分に求めている期待に答えた上で、自分のやりたいことを実現するのがいいといっている。
歩きながら考えることもいいと言っている。
笑って仕事をすることで、職場の雰囲気を良くするだけでなく、物事を客観的に見ることができるそうだ。
「どんな困難に見舞われてもリーダーは太陽のように明るい存在でなければならない」
何かのスペシャリストであっても、専門以外の分野にも興味を広げ行動することで、総合的な人間力を高めることができるそうだ。そのことをアウェー戦を増やせと表現している。
真のプロフェッショナルはダイナミックレンジが広いともいっている。
核となる部分はしっかりともち、それ以外の部分は柔軟に、かつ、自分の価値観はしっかりと反映させるということがダイナミックレンジが広いという意味だそうだ。
それは、自分のルールを作って行動できるようになることにもつながっている。
実際に経験することで、脳は「本気」になり、映像や音声のみでは脳は「本気」にならない。
それは、外国語学習においても当てはまる。通信教育はライブに比べて効果が上がらないということだ。
この本を通じて、情報を受け取るだけでなく、自分で行動し、出力していくことの重要性を認識した。
入力することに比べて、出力は難しいと感じるが、まずは体を動かす習慣をつけようと思う。
形にすることで、自分の偏った考えを修正し、より理想に近づける努力をしようと思う。
少しづつでも、そのような習慣を毎日続けることが大切だと感じた。

金魚すくい

2009年08月10日 | その他
2009/8/8「Latin JAZZ Night in 河内長野」の帰りに盆踊りをやっていたので、立ち寄った。
何年かぶりに金魚すくいをした。
釣れた金魚は3匹のみ。
100円で別の5匹の金魚を買って帰った。

Latin JAZZ Night in 河内長野

2009年08月10日 | 芸術
2009/8/8「Latin JAZZ Night in 河内長野」に行った。
クツノユキヒデラテンセッションという、パーカッションを中心とするラテン音楽のコンサートだった。
Pianoの宮川真由美さんとDrumのチーチョ西野さんのパフォーマンスが素晴らしく、コンサートを盛り上げていた。
夏だなぁと感じた夜だった。

フランス音楽の香り ピアノ&フルートコンサート

2009年08月10日 | 芸術
2009/8/2河内長野ラブリーホールで行われた「フランス音楽の香り ピアノ&フルートコンサート」に行った。
カフェ・コンチェルト主催のコンサートで、ケーキセット付きで1500円という超目玉コンサート
あまりにお買い得なので、コンサートの内容はいまいちかも?と思っていたら、本格クラシックコンサートで、こんなに安くていいのかしらん?と思ってしまった
ピアノソロとフルート&ピアノの演奏があり、どちらかというとフルート&ピアノの演奏が素晴らしかった。
ピアノソロでは、ドビュッシーの月の光の演奏が良かった。
演奏家2人はあまり話が得意な方ではないらしく、声が小さく、聞き取りにくかった。
笑顔が少なかったのも残念に思う。
人前で何かを発表するときに、発表する内容が素晴らしいのはもちろんだが、発表する人の明るい表情や人を引き付ける話術も必要だと感じた。