自分はおもふ。

これは筆者がその日に書きたいことを書いています。
1更新ごとにまったく逆なことも書くので要注意!!

「携帯が鳴らなくて・・・。冬 第3話」214回目の更新 ★

2006-02-01 23:55:59 | 趣味
「ガラガラガラ」

入り口に目をやる2人。そうすると女性が一人たっていた。そしたら、岩田が、

「おう!圭子。こっち、こっち!!」

と、立っていた女性がこちらを向いた。どうも、岩田の紹介したい彼女が来たみたいだ。

しかし、そこに北沢は「ハッ」としたのだ。それは、1度大学時代に合コンで知り合った「井川圭子」であった。

彼女とは合コン終了後、メールアドレスと携帯電話の番号を交換をした仲で、2度ほどご飯を食べに行った事もある。だからだろうか、彼女を見て驚いた部分もあるが、「世間は狭いな・・・。」というわけのわからない納得をしていた。

そして、岩田の隣に圭子が座り3人で飲むことになった。

二人は3年前に友人の紹介で付き合ったのがなれそめだそうだ。しかし、こっちは、5・6回は二人だけでご飯を食べに行ってその間もメールをかなりやっていた仲、東京に行ってからはたまにメールをする程度だった。

圭子も驚いていたに違いない。しかし、そこは女性、かなり強い。いろいろな修羅場をくぐりぬけたのだろうか、それとも、ただ単に覚えていないだけだろうか・・・。そしらぬふりをして、岩田とふたりで幸せそうにメニューを見ていた。

「あの、圭子が岩田と!?」北沢は驚いていたが、ジョッキを空けて飲めないビールを飲んでいた。

そして、岩田が店員に注文をしている際、圭子がこっちを見て「どうも・・・」ともとれる、会釈のような素振りをしていた。

そして、岩田が圭子を北沢に紹介をした。

「この人が北沢仁志。中学からの友人だ。前からずっと話をしていた人だよ。」と紹介。

北沢は心の中では「久しぶり!」と言おうとしたが「どうも、始めまして、北沢と言います。」と始めて会うフリをしていた。

岩田が彼女をさして「俺の彼女。圭子。」と紹介。

「井川圭子と申します。中学からの友人と言うからどんな人かと思ったけどなんか、すごく話しやすい人でホッとした。」と、言う。

もちろんそれはそうだ、何回も2人だけでご飯を食べに言っていた仲だ、半分彼女のような付き合いをしていたからな。と心の中で北沢は思っていた・・・。

そして、3人で居酒屋で飲んで、カラオケにもついて来た。気がついたら夜中の3時過ぎ。普通の女性なら門限というものがあるのだが、それを心配した北沢は「大丈夫?こんな夜遅くまで遊んでいて・・・。」と聞くと、「大丈夫。今、一人暮らししてるし・・・。」「そう、まぁ、それならいいか」と納得をしてしまう。

ここで事件が起きた。カラオケで熱唱していた岩田が急に飛び出してトイレへ直行した。

そしたら、井川が「久しぶり。北沢君」と言ってきた。どうやら、覚えていたようだ。それに驚いたがその後に「アドレスとか変わってないから・・・。」どういう意味で言ったことなのかは察しは着いたが、他人それも中学からの友人の結婚までも考えている相手だ。

「どうすればいいんだ!俺!」と彼らと別れた後、北沢はアドレスから彼女のメールアドレス、携帯番号を表示させていた・・・。

つづく

追伸

小説を書くことは非常に難しいです。本来なら短編でも1万字ぐらいは書かないといけないらしいですが、その半分ぐらいしか行きません。もちろん、これはあくまでフィクションですし、「スジナシ」なので、私の頭の中だけでの妄想に過ぎませんから・・・。それでも楽しみにしている方のためにがんばりたいと思います。

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1 コメント

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おやおや (あちこ)
2006-02-02 07:12:33
発展性のある展開になってきましたね。

自分が3人のどの立場であっても、超イヤです!

3人はどんなルックスなのかな。

それぞれにハッピーになれますように。
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