いじめや体罰の問題を取り上げました

2013-03-18 15:49:57 | 子育て
今議会の一般質問で
学校における いじめや体罰の問題を質問しました。

教育委員会がいじめと認知した件数は
  小学校   
07(H19)年 50件 内解決件数 25   
08(H20)年 33件   〃   23
09(H21)年 37件   〃   27
10(H22)年 47件   〃   33
11(H23)年 45件   〃   43

中学校で
07(H19)年  72件 内解決件数 57
08(H20)年  68件   〃   56
09(H21)年 107件   〃   56
10(H22)年  85件   〃   50
11(H23)年  59件   〃   45

いじめを認知する方法は、
本人からの訴えの他
他の児童生徒、保護者など色々な関係者の通報がなされていました。

いじめ問題解決へ
学校全体のものとして教職員間で共有してとりくんでいるかと
聞いたことに対し、

教育委員会指導室長が
学校の共通認識でとりくみ、職員会議で擬態的な対応を決め
家庭との連携も行い、
児童生徒の指導においては
特別活動や学級活動などで指導している
と答弁。

いじめ問題は、年に数回
全校生徒へのアンケート調査を行うなど
実態把握につとめると同時に
スクールカウンセラーなどが相談に乗っている
との説明もありました。
しかし、こうした努力が報告されたにも拘らず
転校を余儀なくされた児童生徒が4人もいたり
警察や児童相談所など他機関への通報や対応をゆだねた生徒が
回答を求めた5年間で
あわせて10人もいたということを
重大だと受け止めるべきなのではないでしょうか。

今後、さらに聞き取りなどの調査が必要と
これを書いていて痛感しています。

滋賀県大津市の第三者委員会の
調査報告書が 市長に提出され、
質問当時、調査部分は公開されていませんでしたが
『提言』は公表されており
その提言に沿って
当東村山市の学校現場や教育委員会での取り組みの強化を求めました。

また、体罰問題では
保護者からの訴えが2011年に1件あり、
部活の担当を外すなどの対応をしたことが報告されました。
現在調査中とのこと
今後報告があるものと思います。

いじめや体罰は
発見と同時に直ちに解決に向けて動き出すことが重要です。
市内教育関係者、学校、保護者の連携と
児童生徒が主役の学校づくりを進め
一人一人の子どもたちがみんなに大切にされる
教育環境を作るべく
議会も 注視しなければならないと痛感しています。

東村山市議会Hpでこの一般質問の動画配信をしています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。