公契約条例の制定を求める請願が本会議で不採択となりました

2010-10-07 23:55:31 | 東村山市の政治、議会
建築にかかわる労働組合
大工さんの親方やそこに働く人などが個人でも加盟できる
東京土建東村山市支部が提出していた
『公契約条例の制定を求める請願』『国の法律制定や東京都の条例制定を求める意見書採択を求める請願』が
9月30日の議会最終日の本会議で 賛成少数で不採択となりました。

ところで 公契約条例ってなんでしょう
実は 東村山市が発注する 全ての事業
土木事業などの公共事業の発注や
事業の民間委託など

元請けから下請けに仕事が回ったときでも
その働く人員の賃金の低落に歯止めをかけ
正当な給与 賃金を保障するための条例制定を求めるものです。

ごみ収集委託で民間事業者に雇われている労働者の賃金を、少なくとも最低賃金を守らせ、不当にダンピングをさせないためのものでもあります。
学校給食の調理業務委託で
パートで働いている給食調理員の皆さんの時給の水準を守るためのものです。

東村山市の公共事業や、民間に委託している事業で、そこに働く人々の賃金の最低限度額を保証する事や処遇の改善につながる公契約条例の制定に
日本共産党東村山市議団は賛成しました。

政策総務委員会では採択すべきと決まっていましたが、
本会議で賛成したのは共産党 民主党、変えよう議会・東村山の会派で、10人の議員。
反対は、公明、自民、自民・自治の会、草の根市民クラブの13人の議員でした。
その結果残念ながら 不採択に・・・

請願を提出していた東京土建東村山支部の皆さんは、
委員会での採択が決まり、本会議でも採択をと願って大勢で傍聴していらっしゃいました。
不採択になったことのショックは大きかったのではないでしょうか
これまでも、同様の請願を提出しておられ、今度こそはと期待を込めておられただけに私も残念です。

しかし、日本共産党の団長田中富造議員に
まだまだ頑張ると言って帰られたそうですから
もっと多くの職場の方々とも共に、運動に取り組んでいただきたいな~
そのために、私どもも一緒に取り組めればと思います。

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