八国たいけんの里 まもなくオープン

2009-04-08 22:12:50 | 東村山市の政治、議会

写真は、近所の公園でとりました。

さて、八国たいけんの里は
旧民家園の跡地に建てられた施設です。

下宅部遺跡から出土した、歴史的に価値の高い
遺物の収蔵庫が必要となり、
展示館と一体の物として作られました。

費用は、旧民家園の火災の保険金と、
竹下内閣(?)時代に自治体に一律1億円給付された
故郷創生基金を一部使って建設されました。
まもなくオープンします。

先日の、コメントに対する記事に
公園通りさんがさらにコメントを下さいました。
議会を傍聴して下さったようで
的確なコメントを頂きました。

せっかく作った、博物館としての故郷歴史館に付随する施設です。
また、言うまでも無く下宅部遺跡の遺物は
国内でも有数の遺物があります。
これらの展示も含め、市民の学習や
子どもたちの歴史の生きた教材にすることなど
重要な役割を果たすとおもいます。

また、市や議会は
口を開けば 歳入対策を計らなければ・・・
と言っています。
観光開発をするといっていたのです。

この八国たいけんの里
 (本当は下宅部遺跡収蔵展示館とした方が宣伝効果は高いと思うのですが)
は、北山公園、国宝がある正福寺と合せて
観光名所にできる施設のはずです。
また、そうするべき施設です。

なのに、市長初め東村山市中枢は、
人件費を惜しんで、職員配置をしないで
故郷歴史館の人員で、この新しい施設の運営を賄うことに決めたために
ローテーションが組めす、
週2日休館とせざるを得なかったのです。

舞台裏がなんともお粗末で情けないと言うか、
結局、行政のやり口で、集客力を持たせることができない施設にしてしまったと言うことなのです。

もちろん、共産党は
こうしたことを問題にし、週2日休館に反対しました。
オープンして、多くの方々が訪れることを祈るばかりです。

お金が無いと、子どもたちの教育予算を削り
一方では、莫大なお金がかかる大型道路や再開発は優先する
こうした、本末転倒したお金の使い方が、
今の事態を招いていると考えているのです。