ムーチーの日

今日は二十四節気「小寒」。寒の入り。

 

さて本日，旧暦12月8日は沖縄の伝統行事「ムーチー

(餅，鬼餅)の日」。

ムーチーは餅粉と砂糖を練って，ゲットウの葉で包んで

蒸したもの。他に小麦粉，紅芋，カボチャ，ヨモギ，

黒糖などもレシピ材料になるようだ。

これを邪気払い，健康・長寿祈願などでお供えしてから

食する縁起物。宮古のスーパーでも売っている。

 

由来(民話)は，鬼(兄)と妹とムーチーの物語でネットで

確認できるが，大本の由来としては漢文体だけれど，

琉球歴史書『球陽　(写本)巻1』の『舜天王　附』の項にある。

　http://archive.library.pref.okinawa.jp/?type=book&articleId=50343

この日にち(旧暦)は琉球王朝が決めたもの。

 

ところでWikipediaには宮古や八重山にはムーチー文化は

無かったとある。

要するに首里の「暦」を扱える階級の文化であり，主に

本島に広まったようだ。

面白いのでいろいろ検索してみたら，ある投稿者の

「宮古島出身のお母さんはムーチーの習慣がなかった

と言っていた」との記述があった。

やはりそうなのかなあ。

地元の人にも聞いた方がよさそうだ。

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　＜本日，写真がないので＞ 

　　折込チラシより

　

　　またもバナナ　　　　　　この一角(2 x 1.5 m)の大株5本すべてにバナナ房あり

 

　　日没時　　空が燃えているよう