朝まで雨。以後は明るい曇り空で風はやや強い。
今日は異なる2株でミズレモンの開花があったので受粉の
お手伝い。
時にはしつこく2株の開花ずれが1日の時は閉じた花から
花粉を集めて受粉作業をすることも。
ただ,この花粉が活性を維持しているかどうかについては
半信半疑。
すべての種類に当てはまるのかどうかはわからないが,
パッションフルーツやミズレモンの花はほぼ同形。
・花弁5枚+萼片5枚 が円状に
・細い副花冠 が何十本も
・雄しべ5本(先端に葯)
・雌しべ1本(子房1個+柱頭3裂した棍棒状)
なのだか,時に変異が見られる。
今回ミズレモンの花で見かけたのは,
・雄しべ5本+未完成(?)
・柱頭5裂
受粉は可能だろうとは思うが。
ついでに,いわゆるパッションフルーツの花は時計っぽい
ので紫皮種の標準和名はクダモノトケイソウ(果物時計草)で,
黄皮種はキミノクダモノトケイソウ。
一方,ミズレモンはキミノトケイソウ。
黄皮種の別名にキミノケイソウもあったのでややこしい。
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[ミズレモンの雌しべ]
<パッションフルーツの花は多方向>
基本形
<ミズレモンの花は下向き>
基本形
雌しべの変異
<追加>
コシロモンドクガ 出現数が増えてきた
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