宮古島のゆったり生活

愛知県から引っ越してきました。
家のこと,周りの様子をゆったりと紹介していきます。

アギイス

2012年10月28日 | 史跡・文化財

昔も今も力自慢大会は各地(集落)で存在する。

現在も,祭事や伝統行事として力自慢が力石(さし石,

神石など)を担いだり,あるいは米俵を担いだりする

所も見られる。

検索すると,石が現存している所も結構あるようだ。

 

宮古でも毎夜,島内各地で力石(挙げ石,アギイス)を

担ぐ力試しが行われていたようで,現在その石の

存在が(公的に)3か所で確認されている。

 

そのうちの2個が近くの2公民館(旧村番所,ブンミャー)

敷地に残されている。

1つは七又公民館にある直径約50cmの球体--説明文

でいう大きな石--,もう1つは新城公民館にある直径

約35cmの球体--説明文でいう小さな石--である。

 

大きな石などはどうやって抱え挙げたのだろうか。

力士のような力自慢が集落対抗戦の代表でというなら

何となくわかるが,村の青年たちが毎夜の娯楽で

チャレンジしていたというなら,これはすごい。

泡盛がドリンク剤だったか。

 

不明の各地のアギイスも今後意外なところから見つかる

なんてことになったら楽しいではないか。

 

   

     七又のアイギス(力石)

       上:標柱と説明文(クリックで拡大)

       下:アイギス

 

     新城のアイギス(力石)

        上:標柱は2本とも倒れていた

        下:アイギス

 

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