昔も今も力自慢大会は各地(集落)で存在する。
現在も,祭事や伝統行事として力自慢が力石(さし石,
神石など)を担いだり,あるいは米俵を担いだりする
所も見られる。
検索すると,石が現存している所も結構あるようだ。
宮古でも毎夜,島内各地で力石(挙げ石,アギイス)を
担ぐ力試しが行われていたようで,現在その石の
存在が(公的に)3か所で確認されている。
そのうちの2個が近くの2公民館(旧村番所,ブンミャー)
敷地に残されている。
1つは七又公民館にある直径約50cmの球体--説明文
でいう大きな石--,もう1つは新城公民館にある直径
約35cmの球体--説明文でいう小さな石--である。
大きな石などはどうやって抱え挙げたのだろうか。
力士のような力自慢が集落対抗戦の代表でというなら
何となくわかるが,村の青年たちが毎夜の娯楽で
チャレンジしていたというなら,これはすごい。
泡盛がドリンク剤だったか。
不明の各地のアギイスも今後意外なところから見つかる
なんてことになったら楽しいではないか。
七又のアイギス(力石)
上:標柱と説明文(クリックで拡大)
下:アイギス
新城のアイギス(力石)
上:標柱は2本とも倒れていた
下:アイギス