妻がキッチンのシンク下を大掃除している。
忘れたわけではないが,まあ放っておいたとも
いえる自家製カリン酒4Lビンと2Lビンが食卓の
上に置かれている。
作成したのは去年の12月25日。
愛知にいた時に収穫したカリンの果実を宮古滞在に
合わせて郵送し,この日に漬けたようだ。
氷砂糖ではなく黒砂糖を使っているはず。
ところで今,こちらでカリンの木を植えようか
迷っている。
花は愛らしいし,果実の香りもとてもよいのだ。
ただ,木の成長,実ができるかどうか,できても
収穫までの長丁場果たして持つかどうか思案する。
植えなければこれがカリン酒としては最後になる
わけだ。そんなことを感じながらビンから果実と
種を取り出した。
とにかく,一口は格好つけてグラスで試飲してみた。
甘味はちょうど。
でも,カリン特有の渋みが少し出ていたかな。
もっと寝かせばまろやかさも出てくるだろう。
私の晩酌は,基本的にはビールと日本酒が多いので
これを時折飲むのもよし。
カリン酒
上:果実入り状態
下:最初の一口はグラスで