言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

調査ということ

2018年11月24日 | 歴史探偵
 私たち世代は(仁徳天皇陵)という名称で習った日本最大の前方後円墳が発掘されたというニュースがありました。いまは「大仙古墳(仁徳天皇陵)」と教科書には記されている古墳です。陵墓は宮内庁が管理しているので発掘調査はできません。今回も保全のための調査とか、むろん古墳本体ではなく壕の外(内堤)だったようです。それでも‘石敷き’や‘円筒埴輪’が見つかったそうです。
 管理者に権限があるとはいえ、わが国の歴史をもっと知るためためにも本体部分の調査も必要だと思います。

     
 
 山江でも文化財の調査をできうる限りに進めているつもりです。専門家の人に調査してもらわなければならないこともありますが、私にもできることは自分でやっています。いま、山江村内に残されている神社仏閣の‘棟札’を読んでいます。家などを建てるときに記録(記念)に書かれたものが棟札です。写真の棟札は山田大王神社の‘石鳥居’を造られたときのものです。鳥居は延享2年(1745年)に建てられました。棟札に寄進した人の名が書かれています。365人の名前が見られます。私の先祖の名前もどこかにあるのかなと思って読んでいます。
 ところが読めないのです・・・達者に書かれすぎていて私には読めない、また270年ほど前に書かれたものです、字が薄れて読めない・・・そこで、読めるだけ読もうと思っています。この他にも多くの棟札が見れるのですべて読んで記録に残しておきたいと思っています。
 神社の神像の調査や仏像調査には所有者の方のご理解が必要です。山江では理解してもらっている方が多いので助かっています。バチかぶらないようには調査をしていますがなかなか難しいこともあります。でも、今しかできないことがたくさんあります。だから‘いま’なのです。ちょっとずつ頑張ります。

 今日の天気( 今朝はー0.4℃だったそうです)
 
 
 
 

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