相良神社のこと

　３１日に行った相良神社のことです。宇城市豊野町、豊野小学校の近くでした。この神社のことを知ったのは、人吉新聞の６月２日号に「相良神社　地震で全壊」という記事を読んだからです。masudaくんが紹介説明していました。
　簡単にそのいきさつを述べると。天正９年(1581年)、神社近くの響ヶ原で、御船城主の甲斐宗運と相良義陽(18代相良家当主)の戦いがあったそうです。この戦いで相良軍は数百人が討ち死にし、義陽も戦死しました。たぶんにその時、豊野の人たちは多くの敗残兵をこの地に弔われたと思います。戦いから１５０年忌の享保１５年(1730年)に石廟が建てられたそうです。その間、150年、豊野の人たちは弔っておられたのでしょう。そして、その後もずっと―です。
　このような記事を読んで、ぜひ、私も現地に行って現状とお参りをしたい思ったのです。

　　　　　　　　　

　無惨にも壊れていました。石塔も倒れたままになっていました。県内各地で熊本城を含めて文化財被害があっています。熊本城は時間はかかるでしょうが復旧すると思われます。
　問題は地域にある文化財をどうするか❗です。たいへん難しい課題です。

　今年は台風は来ないのか、と思っていたら、12号が九州に向かっています。秋の収穫前に困ったことです。

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