昨日紹介した‘人吉伊勢神宮’の仏神像です。
まずは、青面金剛像(しょうめんこんごう、と読みます)・・右に随身がおられたのでしょうが(たぶん)欠損しています。いちばん手前の三猿は(見ざる言わざる聞かざる)で愛らしいです。庚申信仰と関りがあって、この場所に‘庚申堂’があったことが記録されていて、そこに安置されていた仏像と思われます。人吉球磨ではあんまり見かけない仏像です、庚申塔はめちゃくちゃある土地柄ですが仏像は珍しいと思います。どのくらい青面金剛像があるのかも調べてみたいものです。
小さな像です。台座に「大円自作」とあります。ここにも大円さん登場です。恵比寿堂に安置されていました。よくわかりませんし、地元の人がその訳等を知っておられたらいいのですが、という期待です。今度尋ねてみます。
あとは石造のえびす像と陶器の近世像が祀られていました。人吉市内でも町の夏祭りとして賑わうところです。今年は中止になりましたが、近いうちに社、お堂等も整備されてこのお像も帰って行かれることを願っています。それまでの間、山江資料館でお預かり中です。
台風10号の襲来準備で大わらわです、ガムテープ(養生テープ)を買いに行きましたが、とっくに手遅れでした。困ったことです。
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