タクシーの運転手さんからピーナツの袋を貰ってお猿さんに餌を上げるとたくさん寄って来ました。日本では餌なんかあげたら怒られちゃいそうですが、ブルネイでは全く問題無いみたいです。と言うか何故ブルネイまで来てお猿さんに餌あげて遊んでるんでしょう私??
このエンパイアホテルはブルネイ7つ星とも言われるホテルで(そんなに星ってあったっけ?)もともと皇族専用だったのをこのホテルでAPEC首脳会議が開催されたのを期に一般でも利用できるようになったらしいです。
最高級とは言え1泊¥2万ちょい払えば泊まれますのでどうやっても手が届かないという訳でもないのですが、宿泊客で無くても見学は出来ますので遠慮なく見学させて貰います。
ただの廊下なんですが、廊下が鏡みたいにピカピカです。すげー!
見学出来るとは言えどこに行ったらいいのかさっぱりわかりません。お店が連なるアーケードです。高級店ばかりで入る気すらおきません…。他にも映画館やボーリング場なんかもあるみたいです。
ロビーの吹き抜けになっている部分です。下にはレストランが見えディナーブッフェが食べられるハズなのですがまだ営業時間には早いようです。窓からはプールが見えました。
疲れたのでアフタヌーンティーを頂く事にしました。ケーキやサンドウィッチが食べ放題です。すごくリッチな気分を味わえました。ちなみにタクシーの運転手さんがエンパイアホテルの食事は、No Good!!と言ってました…。マジ?
ホテルを出るとタクシーの運転手さんはちゃんと待っていてくれました。と言うのもタクシーの運転手さん曰く、「ホテル前にタクシーが1台も居ないから良かっただろ?」確かに最高級ホテルなのにタクシーが1台も居ないとは恐るべしブルネイ!!ちなみに翌日現地ガイドさんに聞いた話ではブルネイのタクシーは10台位だったのが、最近は台数が増えて40台位とか…。たったの40台!?そりゃ街中でタクシーに遭遇しないのも納得…。
宿泊するホテル(パームガーデンホテル)からジャミヤシル・ハサニル・ ボルキア・モスク(通称ニューモスク)まで比較的近いように見えましたので、ブルネイ1発目!と歩いて行って見る事にしました。ホテル前の道は歩道も無く車に轢かれそうでした。
道路の横にある看板はボルキア国王が!まるで広告のイメージキャラクターみたいに見えてしまいますねぇ。(実際は違いますよ!)
歩き始めて約5分…早くも後悔し始めます。暑い!暑過ぎます!!止まらない汗。て言うか歩いている人なんて誰一人として居ません…。
モスクは道路の向こう側。歩いている人は居なくとも車の通りは激しいので、横断歩道で待つものの信号が変わる気配なし…。歩行者用のボタンを押さなければいけないらしいです。ボタンでかっ!
歩いている人が居ない位ですから、歩行者用信号が青になるなんて事もないのでしょう…、車が「えっ横断歩道渡る人居るのっ!!」って感じでびっくりしたように急ブレーキで停止します。「どうもすいませんねー、ブルネイの事には無知な日本人なもので…」と小走りで渡りました。
ニューモスク到着!やたら豪華な金ぴかな門で、ドキドキしながら入ります…。
国王の名前が書いてあります。というか現国王が建てたモスクだから当然と言えば当然なんですが…。
金ぴかで巨大なモスクにただただ圧倒されてしまいました。モスクの中には入れないのかなーとウロウロしているとブルネイの方が気さくに話し掛けてきました。どこから来たんだい?と聞かれたのでJAPAN!と答えると「こんにちは~、ありがとうございます~。」と知っている日本語を話してくれました。ブルネイの人はとてもいい人だなぁ~。モスクはどうやら今日は終日入れないとの事で「ま、ベンチにでも座ってゆっくりしてってよ」と休憩を勧めてくれて、去って行きました。
さて休憩をしようにもとにかく暑くて外に居るだけで体力を消耗してしまいます。脱水症状寸前になって来たので、タクシーでも居ないものかと周辺を探すも1台も通りかからず…、じゃあバスは?と探しますがバス停らしきものはあったものの時刻表なんてないし、通り掛かる気配すら無し…。仕方が無いのでホテルまで戻ってタクシーを呼んで貰う事にしました。帰り道ふと道端を見るとおじぎ草がたくさん生えています!野生に生えているおじぎ草なんて初めて見ました。触りまくって楽しみました…と余計な事をして私の身体は完全脱水瀕死寸前です…。
建物は外装工事中でした。看板のアップも撮って見ました。
1階にもでっかくFitness Zoneの文字が。ぶっちゃけ、店の名前としては凄くシンプルと言うかそのまんまですよね…。階段を昇った2階が入り口になります。
フィットネスゾーンの入り口です。右手側がちょっとした売店のエリアです。会員では無いですし、ホテルの宿泊者は入場出来るのかもしれませんが、身体を動かす趣味は持ち合わせておりませんので、フィットネスは体験しておりません。あしからず…。
フィットネスのお店なんで、当然その手のグッズがたくさん置いてあります。
とは言え、オーナーのサイン入りグッズも多数展示されておりました。
よく見ると日本語版のCDもありますね。
呉尊(ウーズン)デザインのTシャツや帽子が売っているはずなのですが、帽子は売り切れでした…。残金僅かでしたのでクレジットカードが使用出来て助かりました。
このFitness Zoneはブルネイにもう1店舗あるのですが、そちらも最終日に訪問する事が出来ましたので(とは言っても外観だけですが)別記事をご覧下さい。
ブルネイ国際空港からタクシーに乗り「パームガーデンホテル」へやってきました。タクシー代は$25(ブルネイのタクシーは料金固定制)でした。ここはホテルの隣に台湾のアイドルグループ「飛輪海」の呉尊が経営しているフィットネスゾーン(Fitness Zone)がありホテル自体も呉尊(もしくは彼のお父さん?詳しい情報が無くわかりません…)がオーナーをしているようです。
1枚目の写真はホテルの正面から撮ったので絵になりますが、空港からのタクシーは裏からホテルに入って来たので一瞬、「えっここなの!?」とビックリしてしまいました。だって何にも無い所にポツンと建っているんですもの!ちなみにホテルの場所はニューモスクからかなり近い場所にあります。徒歩10分くらいですかね。
ホテルの入り口側からの全景です。隣にフィットネスゾーンの建物があります。想像以上に小さいホテルでした。
ホテルに入るといきなり「Mr.XX?」と言われ、宿泊者の名前がすぐわかるなんてサービスがいいな!と思うわけが無く宿泊人数が余程少ないんだろーなーと勘ぐってしまいます。部屋は102号室で1階と言われ「えっ、どこ?」と迷っていると「エレベーターに乗れ」と言われます。そうです、ここは英国式で(よく考えてみりゃ元イギリス領なんですよね…)1階がグランドフロアーで2階がファーストフロアーとややこしい造りになっております。次の驚きはルームキーです。どうやってもドアが開かない!!仕方なくホテルの従業員に泣き付くと、何も書いてないルームキーのICチップが見える方を上にしてドアに入れる、ELECTRIC CARDと書いてあるキーは部屋の電気を付ける為のキーなのです!!ってわかる訳ないだろっボケー!!もしここに宿泊される方は気を付けて下さいね…。
部屋はなかなか綺麗です。2つ星で1泊¥7100ですので概ね満足です。(ちなみにブルネイに来たら是非泊まっておきたい最上級エンパイアホテルは7つ星で¥2万5千はするらしい…。あー悲しいっス。)
天井に気になる矢印が…。そうです、メッカの方向なんですねぇ。テレビは10チャンネル位あったでしょうか?NHKも映りました。インターネットは無線なのですがパスワードが掛かっていて無料か有料かわかりません。
ここはバスタブなしのシャワールームです。湯量は非常に豊富です。ただ、お湯になるまで約3分…。何故かトイレが水が出っぱなしで夜うるさかったです。
102号室、2階の角部屋からの眺め。うーーん、何もない!
朝食は、隣のフィットネスゾーンの1階に食堂がありそこで食べます。
とても綺麗な店内です。しかし、ホントに宿泊者は自分達だけじゃないのか…という程に誰も居ません。奥にいるお客さんはフィットネスゾーンの人のようでした。
朝食は2択!
こちらはスパゲッティーにトースト&オムレツ。美味しいしこちらを選んだ人は正解!
オートミール、フレンチトースト&ソーセージ。美味しいのはソーセージのみ!ハズレ!!ブルネイとは何の関係も無いシンプルな朝食でした。値段が値段だししょーがないか…。
荷物検査の所に両替の窓口があったのですが、まぁ到着ロビーにもあるだろうとドアを出ると、なんといきなり外に出ちゃいました!ブルネイ国際空港の到着ロビーは外なのですっ!!(屋根は付いてるけどね)正面にタクシー乗場がありますが、両替したいので、階段を上がり出発ロビーに行って見ます。
空港内の案内表示。シンガポールと違い英語とアラビア語(?)のみ。
ブルネイ国際空港の出発ロビーにATMがありました!日本のクレジットカードでもバッチリ、ブルネイ$がキャッシング出来ました。(ちなみにブルネイ国内でシンガポール紙幣だけはそのまま使えます。この時点で私は残金僅かでしたのでお金が必要でした。)
予約している本日の宿泊ホテル「パームガーデンホテル(Palm Garden Hotel)」の場所がわからないので、1階に戻りタクシーにお願いしホテルへ向かいます。写真はブルネイ国際空港の建物です。
3-3のシート配列の機内はとても綺麗です。(小さい航空会社だしボロイのでは?と思っていました)
この便には各座席にモニターは付いておらず、天井からモニターが下りて来るタイプでした。なお、この便はそこそこの搭乗率でしたが、自分の隣に別のお客さんが座る事はありませんでした。
国の宗教がイスラム教という事もあってか女性キャビンアテンダントの服装は頭が隠れるものになっています。また、離陸前にブルネイのモスクの映像をバックにお祈りが流れ始めます。お祈りしなければ落ちるぞー!と言っているようで逆に不安になります…。
これまたイスラム教ならではでしょうか?時々モニターにメッカの方向を示す図が表示されます。要するにお祈り用なのでしょうが、かと言って機内でお祈りをする人は見掛けませんでした…。
しばらくするとブルネイの入出国カードと新型インフルエンザ用の質問票が配られます。ブルネイは今感染者がかなり増えているそうで空港でもサーモグラフィーチェックがありかなり警戒している様子でした。入出国カードは人種を書く欄があったりするのが面白い(?)です。書き方はロイヤルブルネイ航空(日本語)HPを参考にしました。質問票は一生懸命電子辞書で訳しましたが、表面は名前・パスポート番号や座席番号などを記入して、裏面はインフルエンザの症状がなければ全部「NO」にチェックを付ければOKです。あと現在の旅行で滞在した国も書きました。
機内食は、魚(上の写真)か鶏肉(下の写真)の選択が出来ました。結構美味しかったです。飲み物もコーラ・スプライト・ジュース類と普通です。アルコールは宗教上の理由で無いみたいですけどね。
着陸前、機内モニターではブルネイ滞在の案内が流れ、約2時間でお祈りの効果もあってか(?)無事ブルネイ国際空港に到着しました。