密閉養生トンネルから順化へ

今日は前線や湿った空気の影響で、10時過ぎからは雨がパラツキ始め、15時頃からは本降りとなりました。更には静岡気象台では16時45分頃に、11日には大気が不安定のために大雨になる予報となっています。

こんな中で、5月24日に台木カボチャ。5月29日に穂木の四葉胡瓜の播種を行い、6月3日に接ぎ木。4日から10日の今朝まで密閉トンネル養生として管理してきました。密閉トンネル養生期間は一日は曇ったものの、概ね晴れ間が続き、育苗管理ハウスの管理室温最高平均（密閉トンネル養生期間）は、35℃となっていて、平均気温も27.4℃とかなり高目になりました。

密閉トンネル養生期間については、トンネル内の湿度は100％となっていますから、密閉トンネル内の温度が上がっても、ほぼ順調な生育となっていました。Pot挿しから3日目には確実に軸そのものは立ち上がり、今朝のビニールトンネル外し後の状態では、確実に活着しています。

今朝の解除時点の6時半頃の天候は晴れたものの、その後については曇っていて、10時頃からは雨がパラツキ始めました。

おかげで育苗管理ハウス内の室温も予想よりも下がり、今日からほぼ3日間の順化から硬化までは、梅雨入り後の天候で、3日間は雨になるようですから、若干管理は難しさもありますが、生育そのもは順調に推移するものと思います。

2020年露地夏秋栽培5月24日播き　育苗カルテ