芦原やすえの気まぐれ便り

原発のない町つくりなど、芦原やすえの日々の活動をご紹介します。

島根県議会、『エネルギー条例』否決

2014-03-11 20:31:02 | 日記
本日の島根県議会で、私たちが提出した「島根県エネルギー自立地域推進基本条例」は、賛成7人、反対多数で否決となりました。
 予想していたこととはいえ、知事も議員も「脱原発」には一言も触れず、省エネと再生可能エネルギーを進めていくという条例の内容には賛成しながら、「エネルギー政策は国が決めること」「自立はムリ」などという理解に苦しむ理由で、この条例に反対しました。
 また、県が「再生可能エネルギは現在の40倍にしなければならず、自立はムリ」とする根拠に挙げた再生可能エネルギーに関するデータには、省エネルギー効果を入れず、熱エネルギーや水力の内、既存の中、大規模水力が除外されているなど、過小評価に基づく評価であることについて質問されると、「請求者の説明も聞いた上で評価した」などと、答えにならない答弁をしていました。
 
 全くやる気ゼロの知事たちには、情けない限りでしたが、83000人の有権者の意思を重く受け止め、省エネと再生可能エネルギーを進めていくと述べたことは、頑なに抵抗する知事たちの歩を一歩前へ進めさせたのではないでしょうか。私たちの取り組みはこれからです。

 議会終了後は、県庁前広場にて集会を開きました。
本会議には、80人程度の人々が傍聴しました。

しまね原発から風船を上げよう

2014-03-11 00:13:42 | 日記
3年目の3.11を迎えます。
今も事故は収束できず、過酷な環境下で多くの作業員は働き、福島の人々は故郷に帰ることができません。その被害の実態から、全ての国民は学ばなければなりませんが、国も電力会社も自治体させも、経済優先のために止まった原発を再稼働させようと必死です。
 私たち住民も、子どもたちの命を脅かしたくないし、日々の暮らしを壊され、街を追い出されるなんてごめんだと思っています。何としても原発の廃炉を決めたいですね。
 3月16日は島根原発3号炉が見下ろせる道路上から、はがき付きの風船を上げます。島根原発が事故を起こした時、漏れ出す放射能がどこまで届くのか調査を行うためです。興味のある方は、ぜひご参加ください。

3月16日(日)14:00~
島根原発3号機が見下ろせる道路上
13:30にJR松江駅南口に集合